「ネットで銀行口座開設」の紹介ページを作成

引きこもりの人の中には「銀行口座を持っていない」「作りたいけど店頭へ行くのに抵抗がある」という話を聞いたことがあります。そこで家に居ながら銀行口座を開設する手段を紹介しました。
今年に入ってから「ヒッキー生活充実展示場」なるページをたちあげました。初めは引きこもり生活をそれなりに充実させるモノ(商品など)を紹介してきました。モノだけではなく、サービスや情報も必要です。
「ネットで銀行口座開設」は「便利情報」の1つです。また 自宅にきてくれる理容師・美容師などの「訪問する個人サービス業」ページも考えています。関連するモノ、サービス、情報を少しずつ集めていきます。関連することでお気づきのことがありましたら教えてください。

〔ネットで銀行口座開設〕
http://www.futoko.info/…/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%…

引きこもり経験者という“当事者”の可能性

ひきこもり大学下町の感想をつづけます。「居場所」分科会でのことです。Skypeの話から、動画サイトのなかで人とつながる話に移りました。
自分で動画サイトに発信している人が、「見ている人数はわかるけれども、感想を書き込まない人がいるのが気になって、動画サイトをやめた」例を紹介しました。引きこもった経験のある人が「わかるような気がする」と答えました。反応する人よりも反応しない人が気になる、というのは引きこもり経験のある人からよく聞くことです。
このような“当事者”ならわかるが、“専門家”にはわかりづらいことは多くあります。“当事者”は“専門家”よりも具体的な知識・感覚があります。これは大事な点で、私はこのような確認をよくします。“当事者”の個人体験に限られ、全体構造をとらえない点が違うのですが、いろんな面に表われます。

講師のちはりさんは、ファシリテーターとして「ひきこもりフューチャーセッション」にかかわり、一般人として引きこもりを話しました。これという予備知識がない中で引きこもりに関わるごく自然なスタンスです。“支援者”と“被支援者”をフラットな関係においた経験を話されました(それだけでも素晴らしいのです)。それは私が“当事者”と“専門家”の関係で見ていることの別表現になっていると理解できます。
一般人がこのように感じる機会は、今の日本にはいっぱいあります。障害者、疾病者、介護受給者、被害者(災害・犯罪)、買い物難民、貧困生活者…などいずれも“当事者”です。そしてこれらの人はそこで問題を実際に体験・遭遇し、事情に通じる専門性もあります。わかっている、ただ多くの人には打開する力がないのです。
“専門家”もこれらの人から教えてもらわなくては打開策がみつかりません。“当事者”と“専門家”、または“支援者”と“被支援者”の関係をこの立場から見直す必要があります。以前からそういう必要性はあったのです。この国でこの機運が高まっているのが現在の歴史的な状況です。
いつから始まったのか。311後の原発反対の行動からと言えます。平和的で粘り強い意思表示は原発反対だけではなく、いろんな形で表われています。これらは“当事者”を含む多くの人ですが、“当事者”にも広がっています。SNSの普及が1つの背景でしょう。

そういうなかで“引きこもり”はどのような当事者なのか。……かなり支援の側に移りやすい経験者というのが私の感想です。これを意外と思う人もいるでしょうが、実感です。
引きこもりを支援する側からの言葉にはその支援の難しさが語られます。受け身であり責任を感じすぎて自分からは何もしないタイプが多いのです。そういう面はあります。例えば、身体障害の人は意思を明確に示しますが、自分ではできないことが多いです。引きこもりは、事態はわかっているけれども自分に降りかかるのを避けようとして押し黙ります。こういう困難さは承知して言いましょう。
引きこもり支援に関心を寄せる引きこもり経験者はかなり多いです。実際の行動に出る人も徐々に増えています。この割合が他のタイプの“当事者”と比べると多いと感じるのです(災害被害者はそれを超えるでしょうが、基本的には一時的です)。引きこもりへの訪問サポートをする登録説明に数人が参加すれば、不登校や引きこもりの経験者がいて、ときには半数以上になります。今回の「居場所」分科会に出席した中にも「居場所をつくりたい」という“当事者”がいました。
抽象的レベルですが、これが今回のひきこもり大学下町のなかで感じた最大の事柄です。企画・主宰したSくんも“支援者”になるのを意識しない、意図しない“当事者”です。

新しい取り組みをするWhereabouts紹介の場合

カウンセリングルームWhereaboutsさんから、「発達障害トレーニングメニュー」をしているので、紹介の仕方について問い合わせがありました。既に「メンタル相談」ページで、Whereaboutsさんの基本的な情報は紹介しているうえでの問い合わせです。

問い合わせ内容において、「発達障害トレーニングメニュー」が発達障害に関係していることはわかりますが、具体的なことが推測できません。そこで数種類の情報の紹介用紙を送りました。
(1)「定例的なカウンセラー等の養成講座など」用紙。
(2)「発達障害生の教室・施設」の用紙。
(3)「メンタル相談・療法」の説明用紙。
このほかに「支援者プロフィール」も送り、あわせてWhereaboutsさん全体紹介ページの更新も考えていただくように回答しました。

Whereaboutsさんからは、これら全部使い情報紹介をいただきました。
(1)養成講座用紙を使い「発達障害者支援講座」ページをつくりました。
(2)「発達障害生の教室・施設」を使い、「発達障害トレーニング」ページをつくりました。
(3)「メンタル相談・療法」の説明用紙を使い、「回想療法」を説明しました。これは今回の問い合わせとは別の情報になります。
そして、「支援者プロフィール」で「長谷麻美」さんの紹介をし、Whereaboutsさん全体ページに、「発達障害者のための支援講座」と「発達障害トレーニング」へのリンクを含む修正(更新)を行いました。

(1)養成講座用紙を使い「発達障害者支援講座」の上位カテゴリは「支援者養成機関」です。
(2)「発達障害トレーニング」ページの上位カテゴリは「発達障害生の教室・施設」です。
(3)「回想療法」説明の上位カテゴリは、「用語の説明」です。
全体としてはうまく構成できました。
多様な取り組みをしている支援機関を紹介する1つの方法になります。ただ内容量によっては全体を同一ページに収める方がいいと思います。

〔Whereabouts〕http://www.futoko.info/zzmediawiki/Whereabouts

「In 下町」に参加された懐かしい人たち

「ひきこもり大学 in下町」は会場の定数50名を数名越える参加者でした。予想を超えましたね。“フューチャーセッションのおかげ”とは主宰したSくんの弁です。
10年を隔てて会う懐かしい人もいました。
近藤正隆さんは、現在KHJ全国ひきこもり家族会連合会の副理事長という名刺を持ってこられました。イベント後半の分科会のテーマ・フリーの席で急きょファシリテーターをお願いしました。
オンリーワンクルーの鈴木剛さんは本人から紹介をうけるまで気づきませんでした。Facebookの友達になっているのですが記憶ではわからないものですね。分科会のテーマ・居場所のところに同席しましたので、経験したことを話していただきました。
Chiさんも、名前を聞くまでは全然わかりませんでした。彼女には情報センターでセルフサービスカフェ(2人の女子会みたいになっています)に参加するように誘ってみました。
このイベントで得ました書くべき内容は多くありますので、小出しに紹介します。

「仕事づくりのための個人広告」提案に数件の返事

先日、「仕事づくりのための個人広告」をかなり多数の人に案内しました。
さっそく数件の問い合わせがありました。
(1)「手作りアクセサリー 販売しています♪」⇒下段の〔トレフル・ブログ〕
(2)「どなたでも簡単で楽しく描けます」は、パステルアートをしているAさんです。
(3)「自分の作品を”出品”している店」というのもありました。これはちょっと複雑ですが「Sのニット作品を販売中」(仮称)のバナーを作り、別にSさんの個人ページもつくりリンクします。そのページで作品紹介とお店紹介する形を提案しました。
(4)この他にも留学支援相談をしている方などからも活用希望や問い合わせがあります。
手ごたえのある企画になりそうです。

〔トレフル・ブログ〕http://blog.trefles.net/

イベント情報への情報提供のお願い

イベント情報ページ=「不登校・ひきこもり・発達障害のイベント」に情報を載せようとしたとき2015年までしか入力しないという次の指摘がありました。

<「不登校・ひきこもり・発達障害のイベント」の「掲載したい」ページから掲載のお願いをしようとしたのですが、イベント開催日時が2015年までしか選べず、入力できませんでした。2016年以降も選べるよう、更新をお願い致します。>

教育講演会や学校説明会などを広報する場としてだれでも利用できるようにしました。ブログでできていますが、必要性から複雑な構造です。
ブログの日付が逆になり、本日が一番古い日(昔)になります。これからの予定なのでこれは避けられません。
イベントの情報はいろいろな日のものが入りますが、それらが日付順に並びます。既に書かれた記事の順ではなく並び替えられるのです。
更新して2016年以降も入力できるようにしたいところです。しかし、このメールフォームの仕組みを壊しては使えません。よく知らないのでうっかり更新できないのです。
情報を歓迎しますので、年を無視して必要項目を入れてください。
このメールフォームを使わずに、メール(open@futoko.info)で「イベント情報の件」として送っていただければ、該当部分をそっくり掲載します。
最近、ここへの情報が届かないと思っていました。こんな事情があったとは、このご指摘で分かりました。

〔追加・5月14日〕更新できました。2016年以降も入力できます。

〔イベント情報〕http://www.futoko.info/zzevents/

「ひきこもり大学 in下町」のレジメと資料作り

5日は夜になってSjさんがきました。
5月8日の「ひきこもり大学 in下町」の話で使う資料作りのためです。
テーマは「ひきこもり・ニート状態の生きづらさの改善と社会資源を活用した立ち直りのステップ」です。レジメは2ページですが追加があるそうです。
資料は多くあり、そこから選択し、A4版で12ページ分になります。それぞれ50部をコピー印刷し、セットします。
相談先、いろいろな居場所など、足を運び、その中に入って実感した場所情報なので説得力があります。ひきこもり経験者だけではなく、一般人にも通用することを聞けると思います。多くの人の参加を待っています。

高卒認定試験にかんする誤解事件に思う

高卒認定試験の受験申し込みの期限が間近かに迫りました。
先日のことです。高校3年になった生徒がこの受験を考えて教師に相談したところ、「これまで在籍中の単位は使えない。高卒認定の全科目受験が必要」と言われました。
それを聞いた親もそういうものかと考え、その気になって親子で用意をしました。
私にこの話が伝わってきてちょっと驚きです。これは事件でしょう。悪意によるとは考えたくないのですが、教師の無知によります。そこで学校長に連絡をするように伝えました。
調べたところ、高卒認定では残りの6単位分をとればいいことがわかりました。
高校の教師といってもこういう事情を知らない人もいます。「昔の大検は難しかったから、高卒認定も同じだよ」と言われた人もいます。これからの人生に長く影響することもあります。そこを考えてほしいですね。

時間の節約と自然流の日常生活の形

「食器の水洗いの効用」のタイトルで、洗剤を使わない食器洗いの方法を書きました。
書いたのは2012年4月19日で4年前のことです。先日それにコメントをいただきました。それはブログのサイドバーからリンクされています。
今回、その記事をあらためて読んで追加すべきことを思いつきました。
洗った食器は、自然乾燥に任せることです。
食器を乾燥した布巾で拭くのは衛生面からしてたぶんマイナスです。
乾燥する時間を待てないときは、拭くしかないですがふだんは自然乾燥を待ちます。
正直に言っておきますが、最大の発想源は、時間の節約です。

私流の日常生活に関係することをいろいろ書いてきました。
この他にもいろいろありますが、“時間の節約”はかなりの動機です。
それを横着と評します。次が自然流であることです。
食べ物の好き嫌いが多いことも関係します。
参考にできる方もいると思います。
「歩いて距離を測る」2016年2月19日
「お茶沈殿法を説明しよう」2015年12月4日
「食生活はミソ汁なしの薄味好み」2015年3月4日
「腹九分目を心がけています」2014年12月11日
「横着者のための放置洗濯法」2012年11月4日
http://www.futoko.info/…/%E6%A8%AA%E7%9D%80%E8%80%85%E3%81…/

活動報告を「かつしかネット」に送る

かつしか子ども・若者応援ネットワークでまとめる活動報告に、原稿を送りました。
3点に分けました。
1、引きこもり当事者に同行する取り組み
2、30代以上の引きこもりへの訪問と居場所ワーク
3、引きこもりの親の会の役割と最近の様子
全体分量は原稿用紙換算で40枚近くになります。
あちこちに部分的に書いてきたことをまとめて整理した感じです。