ある引きこもりの親の会の方から電話をいただきました。
引きこもっている子どもの年齢が上がるにしたがい、親の方も高齢化しています。親の会はいろいろな課題に取り組まなければならなりません。ところがこれに応えてくれそうな親がそう多くはないというのが現状だそうです。親の方もだんだん動けなくなっているからです。
親の会は支援団体であるというだけではなく、支援を受けたい人たちの集まりでもあるからです。
不登校情報センターの親の会をKHJ家族会の仲間入りを考えている私には、重要な参考情報だと思いました。親の会を家族会にしたのは、単に呼び方を変えるだけの意味ではないようです。
そういえば天皇の生前退位の希望が報じられています(昨日のお言葉は、実情をふまえて国民に向けて丁寧に説明していると思いました)。高年齢化している引きこもり当事者の親もまた、思うようには動けなくなっている点では同じです。そういう状況を考えなくてはならないようです。