最寄りの駅であるJR総武線平井駅の改装工事が進んでいます。工事中ですが、設計計画と合わせてみると見えることがあります。
駅構内に商業施設、店舗が多数入ります。増設部分だけに集中するのでなさそうです。既存のスペースも商業施設に変わる部分があります。駅事務所が大幅に小さくなり、乗客の移動スペースがかなり縮小します。このあたりにJR東が何をめざしているのかが表われています。混雑でやりにくくならないように願います。
もうひとつの懸念材料は、地元商店街との競合です。他の駅周辺と比べるなら小さな商店街ですが、平井らしいというか、東京都内の“いなか部分”に似合いの商店街です。駅構内に10店舗ぐらいが入る感じですが、小さな商店街に対しては侮れない規模の店舗増と思います。そのぶん乗客が増える、特にオリンピックに向けて外国人が増えると計算しているかもしれません。しかし、長期的には地元商店街には強敵になるかもしれません。駅構内の出店はほとんどが資本力のあるチェーン店などでしょう。JRと構内商店の圧勝になり、地元商店街がシャッター通りにならないように願います。