社会的弱者の問題を交流するベースづくりに前進

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ある分野の県単位の取り組をするとき、東京都の場合はとても難しいという話を聞いたことがあります。生協にしても、平和運動にしても、不登校にしてもそうであったと思います。
難しくなる理由は関係する多数のグループ・団体があり、全国的なネットの中心が集まっている…ようなことを聞いたこともあります。地方の県であれば中心的なグループ・団体が動けばおおかたの方向が決まるからなのかもしれません。しかし、本当のところはもっと深い背景があるのでしょう。
そんななかで全国若者・ひきこもり協同実践交流会が都内で全国集会を開くことになりました。第12回という歴史がありますからこの積み重ねの有利な点と、もしかした制約される点もあるかもしれません。
こういうわけで来年3月の本大会に向け準備会を重ねる中心メンバーの苦労をまず評価しないわけにはいきません。日常活動と並行しながらですから…。
「ひきこもり」を中心テーマに、実践者、支援者、研究者、福祉・生活困窮にかかわる行政担当者など教育、福祉、就労などの各分野が同じテーブルに着くベースをつくりつつあります。
KHJというひきこもり家族会があり、不登校関係のフリースクールや親の会の系統があります。サポートステーションに関わるワーカーズコープがあり、当事者中心のフューチャーセッション庵の流れもあります。発達障害のグループなどもかかわり、それぞれ強弱浅深のレベルの違いはありますが、どうやらそれらに共通する土台はできつつあるかもしれません。いわば社会的弱者の問題を交流するプラットフォームです。
ここを前提に、いくつかの不備への批判的な意見や注文を述べようというわけです。また今後の展開についても少し述べようと思います。数回にわけます。

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