松乃屋のカツカレー定食の失敗

夕食を食べに松乃屋平井店に行きました。
2人のご夫婦らしい方が食券を買うために券売機の前に立ったところです。
2人の後ろに並んだのですが、奥さんらしい方が私を見て、先に食券を買うように券売機の前から後ろに下がりました。
たぶん初めてで、券を選ぶのに時間がかかると思って、順番を譲ってくれたのです。
私は会釈をして券を買いました。
先日、カキフライ定食を買おうとしたら、時期が過ぎたらしくてその食券はありませんでした。
そのことを瞬間的に思い出し、カツカレー定食の券を買いました。

定員はその券をもって、食づくりのコーナーに渡します。
なんのこともない流れです。
「カツカレー定食大盛りです」と、しばらくしたら目の前に置かれました。
何ということでしょうか。
並サイズでもてあまして、おかずの半分近くを持ち帰るようにしてきたところです。
なのに大盛りカレーが来ました。
こちらの表情を見て顔見知りの店員さんが、食券の半きれを見せて確認しながら、「大盛りです」とゆるぎなく申されます。
そうか、食券を買うときだ。
譲られて後ろに並んだ2人にあまり時間を取らせないように考えて、食券の種類をよく確認せずにボタンを押していたと気づきました。
千円札を入れたので、つり銭などはろくに見もしないでポケットに入れたのでそこでも、気づかずに素通りしています。
カツカレー定食の大盛りとは言っても、ご飯とルーが多くなるようでカツ自体は変わりなく、持ち帰ったのは5切れのうちの2切れ。
ご飯とルーは残しました。

区が提案していると思う空き施設に行ってみました

28日(金)江戸川区福祉部長宛にメールを送りました(既報)。
「事務所=居場所」になるので、居場所の条件を書いたものです。

夜になって、先日の面会に出席されていた課長さんから電話がありました。
平井地域で候補になる場所があるというのです。
私が書いた居場所の条件を具体的に検討したのではなく、使っていない施設がある趣旨だと思います。
当たり前の対処でしょう。
聞いてもよくわかりませんから、連休明けの5月11日に現地を見させてもらうことにしました。

今日の午前中ですが、詳しい地図をみてたぶんここという場所に行きました。
昨夜ネットで調べたら駅から1.3Kmほどで、歩けば15~20分はかかりそうです。
平井駅前で自転車を借ります(区の運営するレンタサイクル)。

10階ほどの団地の1階にあり、ドアは閉じられていました。
隣は団地の集会室、前は児童公園になっています。
広さはわかりませんが前は学童保育(放課後児童クラブ)として使われていたらしく、狭くはなさそうです。
設備の条件、使い勝手などは中を見、聞いてみないとわかりません。
以前に第一高等学院の教室を借りていたことがあるので、使い勝手は工夫しだいのところがありそうです。

問題は平井駅からのアクセスです。
バスがあり、曜日に関係なく10~15分ごとにあります。
実は隣の墨田区にも近く、東武亀戸線、京成押上線の駅からも1.5Km前後のようです。
そちらの駅とのバス路線は確認できません。
悪くはないのですが、現在来ている人や絹メイクの明尾さん、パステル教室のあべさんが来にくくなるのかどうか。
親の会の参加者、トカネットの学生さんなどはどうか、と考えると微妙でもあります。

とはいえせっかくの条件です。
ここに腰を落ち着けてじっくりと根を張っていく道もあるのかもしれません。
行ってみた場所が課長のいう施設とは違う可能性もあります。

ひきこもり当事者の居場所の様態について=福祉部長への返事

4月24日、江戸川区福祉部長と面会の機会を得ました。
そのご部長より「事務所になる所を探すので条件を聞かせてほしい」という電話連絡がありました。
電話で即座にいくつかのことをお答えしたのですが、心づもりとして区の取り組みに合わせたひきこもり対策をいくつかを分けて具申する予定でした。
事務所=居場所になるのが不登校情報センターです。
そこで先ほど「ひきこもり当事者の居場所の様態について」という文書にまとめ、改めて福祉部長あてに送りました。
またサイト内に「江戸川区との協力」というページをつくり、やり取り等を記録していきます。
先日の区長への手紙なども時機を見て載せていくつもりですが、今回の福祉部長あての手紙を最初に掲載しました。
〔ひきこもり当事者の居場所の様態について〕
http://www.futoko.info/…/%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%93%E3%82%…

江戸川区福祉部との意見交換を終えこれからを考える

江戸川区の福祉部長+課長3名と会い、話すことができました。
私を含めてこちらからは出席3名です(4月24日)。
全容を一度に紹介することはできませんが、区の方策を具体的に実行するために私たちのできそうなことを具申する形で、意見交換を続けたいところです。
そしてその1つひとつの具申文を今回の意見交換の内容説明に代えます。
というのは福祉部長から説明を受けた江戸川区のひきこもり対策の全体はたいしたものだと思ったからです。
私たちには想定できないものもあり、参考にでき積極的に推進したいものがあります。
17日の区長宛の手紙に書いた社会状況の認識は近く、22日の「追伸」で書いた提案は対策とは合いません。
しかしこちら側で調整できそうです。
区の対策を実行するカギは、ソフトパワーの深さと規模に関係すると直感しました。
実行するソフトパワーが不十分だと対策の全体が絵に描いた餅に終わる可能性もありえます。
私たちには規模の大きさはありませんが、有効なソフトパワーの蓄積はあります。
区の対策に沿った私たちの経験を上乗せする方策、それが調整して具申するベースになりそうです。
それで、①今回の意見交換での感想、
②訪問活動の方法と個別のフォロー方式、
③居場所の様態または安全&管理のバランス、
④新しい就業支援の形としてのリクルート方式の研究など――
これらを数回に分けて、私たちの取り組みの経験と区の方策を重ね合わせたものを具申しようと考えたところです。
それぞれがかなりの内容になります。
時間もかかり進めていくうちに軌道修正をするかもしれません。
具申文の作成順も上の通りにはいかないかもしれませんが。

不登校の親の会と絹リメイク教室を平行して行いました

23日(日)不登校セミナー(親の会)と絹リメイク教室をほぼ並行して行いました。
参加者は親の会には9名が、リメイク教室には3名でした。
私はほとんで親の会にいました。初めに田中登志道先生が「子どもの肯定」について“条件付き肯定”は本当の自己肯定感は育てられないという実例を話されました。
それを受けて私も「成績が一番だからよかったね」というほめ方は“条件付き肯定”になる話をしました。
順位に関係なくその子なりの認められるものはあるからです。
出席の親から子どもの状況をききながら、5時過ぎまで親の会は続きました。
絹リメイク教室は相変わらず静かです。黙々と着々と手を動かし作品作りをしています。
6時に1人が帰ると聞いてのぞいただけで、この日の内容はわかりません。
次回を5月21日(日)と決めました。

「追伸 江戸川区長への手紙」を送りました

24日、江戸川区福祉部長と会うことになっています。4、5名が参加する予定です。
17日に送った区長宛の手紙に続いて昨日22日「追伸 江戸川区長 多田正見 殿」という手紙を送りました。
17日の手紙の内容を提案の形に要約し、また言葉不足であった「リクルート活動=中小事業者への説明」部分を加えました。
全体でA4版2枚です。
これも時機を見て、公表するつもりです。

閉校予定の都立定時制高校、なお生徒募集中!

メーリングリストに送られてきた都立高校定時制に関する情報です。
以下の夜間定時制4校は募集受け付けています。

都立高校改革推進計画・新実施計画(2016年策定)をみると以下の4校の夜間定時制を閉課程するとあります。
既定の事実ですが、いつ閉鎖するかは不明です。
2017年については、一年生の4月募集をしています。
小山台高校 、雪谷高校 、江北高校 、立川高校
2017年4月17日 17:47 芳賀法子 :

みなさま、
聞きかじりの情報なのですが、是非早急にお伝えしたくてメール致します。
大田区で雪谷高校の夜間部が閉鎖になるそうです。が、もしも入学希望の方が居られた場合に交渉の余地?があるといったことで、至急ご希望の方を募って居られます。
もしもお心当りがありましらたら、出来るだけ早く以下にご連絡を頂けますでしょうか。
尚、夜間高校の募集や願書の扱いが大変おざなりなため、選択肢としてこどもたちが検討することが困難とも伺いました。情報提供や進学相談等を先生方にご協力頂いてもっと出来ないものかと感じました。
この情報が正確ではない可能性がございますが、何等かのご関心やお問合せは、このメールに返信くださいますと、この問題に関わっておられる伊藤先生におつなぎいたします。

江戸川区長宛に手紙を書きました

「拝啓 江戸川区長 多田正見 殿」とする手紙を江戸川区長に送りました。
本文は約5000字(A4版3枚半)です。
宛先とは別にタイトルをつけてはいませんが、「江戸川区をひきこもり対策に取り組む典型的な自治体にする」という文中の提案が骨格になると思います。

手紙の最後はこうしました。
「以上の内容について、区長および相当する部局の担当者と直接にお目にかかりお話しできる機会を設定していただくことをお願い申し上げます。
できれば不登校情報センターにかかわるひきこもりの経験者、ご家族の同席もご了解いただければと思います。ご検討をお願いいたします」。

どのような回答があるのか、あるいは回答はないのか…待つことにします。
先日来の区議会議員への要請は一区切りした後の動きとして考えたことの1つです。
他にも考えていることがありますので準備します。
今回の手紙の全文は適当な時期が来たら発表するつもりです。

〔追記〕
先ほど江戸川区の福祉部長の斎藤さんから連絡がありました。
4月24日・月曜日の4時か5時に区役所に行くことになりました。
区長宛の手紙が届き、それを見ての返事です。
7時に連絡があったので、かなり早く対処していただいたものと思います。

ひきこもりの実数を知る2つの方法を提案

昨年秋、15歳から39歳までのひきこもり数が54万人と内閣府から発表されました。
これは2015年12月に無作為に5000人を調査し、内閣府の基準でひきこもりと判断した回答者1.57%から全体を推計した数値です。
その後、各地でひきこもりの実態調査が行われ、40歳以上のひきこもりの人が全体の30%以上を占めるという報告が続きました。
厚生労働省のひきこもり定義もありますが、個人をひきこもりと確定するものではないので、推測値にとどまります。
実態を調べようがない壁に突き当たり、ひきこもりはどれくらいいるのかの数値がはっきりしません。
行政部門のひきこもり対応が進まないのはこの数値がはっきりしないことが要因の一つと考えられます。
ここで私は2つの提案を考えます。
①、1つは2020年に実施される国勢調査の機会を活用することです。
調査にひきこもりを近似的に把握する項目を設定することです。
職業を書き込む欄があります。
そこに無職、と回答した方に無職の期間がどれくらい続いているのかを書く欄を作ることです。
無職イコールひきこもり(またはニート)とは言えません。
障害で働けない人、高齢による人などもいます。さらに勤務先はなく創作活動をしている人もいますが、その全部が作家とか画家と答えるとも思えません。
それらとの区別は残ると思いますが、厚労省の推測値よりも実態に近くなると考えます。
2020年実施になる国勢調査のための有識者会議が設置され委員も決まっています。
それらを考えて、国勢調査を行う総務省に提案を送るつもりです。
②、提案はもう1つあります。厚生労働省のひきこもり定義はありますが、それを判断する人は決められていません。
医師はひきこもり状態の人を診て「精神障害があるかどうか」を診断しますが、一般にひきこもりの診断はしません。
そのため行政部門の数値はひきこもりの数値がぼやけるのです。
ひきこもりの判断とは、医学的な診断ではなく社会的状態像の判断です。
参考になるのは不登校の判断のしかたです。これは文科省の基準により学校長が行います。
状態像の判断は、基準を設けて判断できる人を決めていくのがいいと思います。
ひきこもりの判断は、厚生労働省のひきこもり定義に基づき、ひきこもりと周辺状態の人に対応をしている、団体機関にしてはどうでしょうか。
その団体機関で一定期間の実務経験をもち、当該対象者と接点・接触が持てる人です。
たとえば保健所の保健師・精神保健福祉士、心理相談室のカウンセラー、福祉機関の職員、民生委員などです。
特に公共機関の実務経験のある職員は、ある程度の期間に数回の接触の機会を持ったあと判断してもらうのがいいと考えます。
相談現場の実感としてひきこもりの人は公共機関との接触や面談的な受け答えをしやすいと考えられるからです(絶対的ではありませんが)。
これにより市区町村単位での該当者の存在がかなり明確になると思います。
行政としてひきこもりへの対応を進める基礎が整うでしょう。

情報センターはこれまで同様の活動を継続します

隣接する地域のひきこもり支援センターから問い合わせがありました(14日)。
「不登校情報センターは活動内容が変わるのですか?」というものでした。
NPO法人をやめた、事務所の縮小を言っている…そういう状態での問い合わせです。

これまでこのひきこもり支援センターからは、そこへの相談者などに不登校情報センターを紹介していただいてきました。
そのあとで相談に来られたり、親の会に参加したり、訪問になった人がいます。
ひきこもりの当事者&家族が継続して居場所にできる固定した場所は少ないので、数少ない紹介先になっているようです。

問い合わせた担当者は、年度の初めにこれまでの紹介が継続できるかどうかを確かめたかったものと思います。
この問い合わせへの私の回答は「特に変わったことはありません…活動の小さな波はありますが基本は変わりません」と答えました。
よろしくです!