昨夜(たぶん8時過ぎ?)に、NTTコミュニケーションズの代理店から電話がありました。
昼過ぎに電話があり、取り込んでいたので夜間にしてもらっていたものです。
この事情を忘れていましたが、「あぁ、そうだった」と思い出して聞くことに…。
初めは女性でしたが、話している言葉だけでは何のことか全然見当がつきません。
たぶん料金が安くなる話なので、あとはお任せください的なことを考えていたのではないでしょうか(? これはあくまでも私の想像です)。
電話をしている相手を確認するために、あなたを証明するものがないので、そういうものがありますか、と尋ねてみました。
そうしたら、「OCNのホームページを見てください」とのことです。
この担当者はそこを見ればすぐにでも言わんとするページにたどり着けるとでも思っていたのでしょうか。
しかし膨大なページのどこが該当ページなのかたどり着くのは容易ではないと予想しました。
とりあえずそのホームページを開くことにしました。
担当者も「確かめてくる(聞いてきます)」と言って、いったん電話を切り、かけなおしてもらうことにしました。
しばらくして担当者が代わり今度は男性が出ました。
その人のガイドで「OCNのホームページ」を順に見ていき確認します。
詳しい説明ですが、それだけにすぐにわかるようなものではなく時間もかかります。それを見てようやく納得しました。
要するに同じNTT系ですが、プロバイダーをP社からOCNに変え月額利用料金を下げる、という内容です。
一段落したところで、契約した内容を担当者が代わり確認することになりました。
そしてP社からOCNに変える時に中断しないための方法などを私から確認して、これで終わりました。
契約したことをFAXで送信してもらいます。
それに私がサインしてまたFAXで送り返します。終了は10時になっていました。
このプロバイダーの変更の作業自体は私にはありふれたレベルでしたが、いくつかの社会状況に触れた感じがしました。
第一は、直接面談ではなく電話で行っている、それを代理店が実行していることです。
代理店が連絡する対象は多数であり、電話で処理しなくては時間をとりすぎるのでやむを得ないのでしょう。
通信網が発達している、ホームページで確認できる(小規模の事業単位ではそこまでの信頼性は確保できないかもしれませんが…)などの社会的な背景があるからです。
第2は、担当者の親切さと就業時間です。
電話でこれを確認するのは実際上は困難であり、「信頼して任せてください」的な方法になるのは一面の合理性があります。
しかし巧妙ななりすまし等が付け入る事情も生まれると思わずにはおれません。
今回そのなりすましと考えたのではありませんが、耳で聞くだけではなく、ホームページの画像を目で確認し、説明を確証していきました。
担当者の説明では、土曜日の就業時間は9時までのことですが(FAXの送信をしている9時過ぎにこちらから電話をしたところ就業時間の終了がコールされていた)、契約内容の確認者は10時半ごろまでいると言います。
交替勤務制があるのかはわかりませんが、土曜日のこの時間に通常に仕事が続いているのは、社会背景としては正常ではないと思います。
第3は、私自身のことです。耳で聞いていること、特にふだん関心をもたずイメージできないことついては、何もわからないのです。
目で確認していかないとわかりません。
誰でもある程度は共通する事情だと思いますが、私の場合はイメージできるかどうか、これまで経験したことがあるかどうかは、理解するうえでかなりの違いがあります。
個人差ですが、多数の人を対象とすると無視できない事情ではないかと…。