ひきこもりから働くに向かう道筋が現れました

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ひきこもり大学in下町を終えました(5月7日)。
参加者は申し込みを大幅に超え、50名以上です。ひきこもりの経験者が20名以上、おそらくは30名程度はいたと思います。
10年以上も数人いて、記載した中での最長ひきこもり年数は22年でした。
ひきこもり当事者以外ではカウンセラー・支援団体の人が私なども含めて10名ぐらいでしょう。
エンジさんの話は45分ほどでした。
私などはきわめて高い評価をしているのですが、就業支援をしている方でも意味をよくつかめない人がいるかも知れません。
仕事先の中にいて“リクルート”として、ひきこもりから働く方向に引き込む方法はまだ知られていないからです。
嬉しいことに分科会テーブルで横に座った茨城県の人が、相当に似た形でひきこもりから仕事に就ける方法を話されて、この人の取り組みは注目以上です。
実は3月のひきこもり実践交流会(駒澤大学)の場でも活動スタイルが似ていると感じていたのですが、それを改めて知りました。
窓口で相談して紹介をうけた会社に就職面接に行き、そして仕事に就くという形の「ひきこもりから仕事に就く」という方式は、残念ながら多くは空振りになるでしょう。
面接の壁を超える大変さがわかっていないし、それへの対応策がないからです。
それに代わる実のある方式が現われたのはこの1年のことです。
それを言葉にできました。エンジさんの話は録音できました。
さらに文字にもできるし、普及できる条件がうまれました。どう活用するかはこれからです。
「社会(会社)が変われば働ける」と思うひきこもりの人は多くいるでしょう。
これまでは淡い夢物語として全否定されてきました。
これからもその願望がすんなりと通る社会とは言えません。
ただ求人をしても働く人が来ない、と嘆いている中小企業に光明が見えるのではないでしょうか。
ひきこもり経験のある人を受け入れる会社にするにはどうすればいいかの方法が明瞭になったからです。
もちろん業種・職種による工夫・カスタマイズは欠かせませんが…。
働ければ働きたいと思うひきこもりの経験者と何とか働く人を採用したいという事業者の接点に、ひきこもり経験者が働ける社会に向かう可能性が見えています。
ここを広げたいと思います。茨城県の人とも協力して、特に人手不足になっている中小事業者に呼びかけていくつもりです。

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