最寄りの平井駅の南側に商店街が伸びています。
駅相応の規模でそう大きくはありません。
その中ごろに「林家」さんという和菓子店があります。
特色というか、目立つのはその店の切り盛り役のおばあちゃんです。
クリスチャンのようです。控え目なようでいて愛想よく静かに笑顔を振りまいています。
店先に流れる曲はいつも小学校唱歌(?)でした。
ある意味何の変哲もない和菓子店が閉店しました。
閉店の事情を書いた張り紙があり店主の病気と高齢のためとありました。
店が83年も続いた長さがこの町になじんでいた理由を教えてくれるようです。
林家さんの閉店はこの商店街にとっては大ニュースかもしれません。
閉店は7月末になり既に4日目です。
通りがかりの人が閉じられたシャッターの張り紙に近づいて読んでいます。
私も思わずそれにならってしまいました。