連日の暑さのなか、納涼を兼ねて映画館に行きました。
是枝裕和監督の『万引き家族』を見ることに。
先日、DくんとNさんが話していた映画談議に出ていたものです。
正直驚きました。
映画にうとい、というより映画業界にうとい私にとって、ちゃんと見ているんだと思いました。
カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得した。
カンヌ国際映画祭が映画業界でどういう位置にあるか知りませんが、慧眼というのはこういうときに使うものだと思いました。
観客数がどうとか、興行収入がどうとかは周りのマスコミが騒いでいることかもしれないですね。
砂糖だけで出来ている甘いヒューマンドキュメント、言い方は悪いが子どもだましのロマンティックストリーは、足元にも及ばない衝撃です。
いちばん驚いたのはパルム・ドールの目の高さでしょうね。映画業界をみなおした気分です。