9月20日のセシオネット親の会には親の参加がなく、不登校情報センターに通っていた4名と松村さんと松田の6人でした。HOくんとMOくんが数年ぶりに顔を合わせて握手する貴重な場になりました。
ひきこもり経験者による生活事情が話し合われました。就業の形、B型作業所、自治体の福祉相談窓口、ウツなどの心身状況などにも及びました。私は福祉制度の状況がよくわからない部分があります。一人ひとりの具体的な様子を聞いて理解してきたのですが、時期により変わる、自治体(ときには担当者)によって違うのではないかと迷うこともあり、うまく整理して理解できません。
今回の出席者はそれでも「動いている人たち」で、社会的には最低限平穏状態にいると思えます。ひきこもり経験者には「生きづらさ」をもちながら働いている人もいれば、入院生活や自宅からほとんど外出できない人もいます。通常に働いている人や病院生活の人からの連絡がほとんどないのでその状態はよくわかりません。
いわば両者の中間に不安定ながら動いている人たちを参考に「ひきこもりへの必要な社会の対応」を考えています。考えの及ぶ範囲では
① 家族がいない、家族とのつながりがとぎれがちな状態。
② 居住条件が特別(グループホームや一人暮らしなど)。
③ 心身条件とくに精神的状態が不安定。
日常的には心身条件に左右されることが多く、②の居住条件は社会的条件として自治体を窓口とする福祉制度に関わることもあります。①の家族関係はより長いスパンでより大きな社会関係として考える対象で、私の調査研究テーマです。
10月のセシオネット親の会がどうなるのか? 中心の松村さんが休みになり、松田一人なのでかなり不安でありますが、出席するみなさんの協力をお願いします。親の会はなお漂流中といえます。
9月に出席した人により近く食事会が開かれる、私も呼ばれて参加しました。同じようにこれまで通所していた知り合い同士でそれぞれ食事会などを開きませんか。支障なければ私も参加させていただきたいと思います。
☆10月のセシオネット親の会
セシオネット親の会の定例会は毎月第3土曜日、午後2時~4時です。10月18日(土)14:00~16:00
場所は助走の場・雲:新宿区下落合2-2-2 高田馬場住宅220号室
参加等の連絡は、前日までに松田武己(03-5875-3730)にお願いします。
参加費は親の方は500円です。ひきこもり等の経験者は額を決めませんがカンパをお願いします。