11月号の会報「寄り添って、話を聞いて、尊重する」の投稿文を読みながら、感じたことを2点書いてみました。
その2:親の変化とは考え方の幅が広がることです。
私が関わった範囲のことですが、親が変わるよりもひきこもり当事者が変わる方がはるかに大きく思えます。これには「寄り添って、話を聞いて、尊重する」で言うように親がその条件設定をすると上手くいくからです。だから親には可能なことをやってほしいわけです。そうしていくと子ども側はその想定する範囲を超えて進んでいきます。
そこを考えた私の結論は、親は経験がある分全体を変えるというよりは、考え方の幅を広げているのではないか。これまで身に着けた部分が完全になくなるのではなく、それの上書きするような型、新しさを示しつつもその人らしさが残っているではないかと思います。
他方では子ども側にはそういう既存の部分が少ないので全体が新しい姿に見えるのではないでしょうか。これを「親が変わるよりもひきこもり当事者が変わる方がはるかに大きい」と思えることの本質部分ではないか、と思っています。