中国の「政変」について

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中国で政治的内戦が顕在化しています。現状は軍部上層部における闘争みたいですが、経済社会のきわめて厳しい状態をベースにしており、広がりやすい局面にあります。政権指導部間の争いや国民が広く参加する条件も予測できますが、いまは戦闘をともなう内戦ではないと見えます。

事態の詳細は知りませんし、政治的内戦の直接の端緒も明確ではありません。それでも中華人民共和国の建国以来の大きな変化になる予感さえします。それは政治指導部の大きな分裂を感じる、言い変えれば中国共産党体制の揺らぎを思わせるからです。

孫文が中国近代化で求めた三民主義(民族主義・民権主義・民生主義)の課題が今回の動きのなかで大きくなることを願います。これらを今日の状態で表わすなら、国内諸民族の自治権、国民の民主主義、社会経済生活の安定、そして東アジア地域における平和への貢献でしょう。「社会主義」中華人民共和国はこれらに肯定的とは言えず、自ら強権国家の仲間になっているからです。

〔2月5日追加〕“無言の内戦状態”になっている。名目的な習近平派に対し長老派(胡錦涛前主席+劉源系統)が実力をもち、国家機能が停止している。

〔2月14日追加〕今後に2つの可能性を予測します。(1)習近平が復権しやがて北朝鮮的状況に向かう。(2)政権指導部で権力の分散傾向が強まる。近代中国の再スタートを思わせます。                             (2)の可能性が断然高いと思います。経済的にかなり発達した状態なのに広範な非都市地域はどうなるか。その際の習近平の処遇、それ以上に再スタート後の国内の地域的・政治的分散が注目です。

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