「嫌われ遺伝子」と「外出」

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「引きこもり事典=通知4」=「引きこもり生活事典」に登録することばを紹介します。

嫌われ遺伝子(きらわれいでんし):人に会うと自分は嫌われているのではないかと思いがちです。ほとんど瞬間的にそれを実感することが多いので、これは先天的なものではないかと思うのです。そう、遺伝子の問題です。それくらい身に付いた感覚です。そうすると反対語は「愛され遺伝子」。

外出(がいしゅつ):外出のときは一種のイベントです。前夜に風呂に入り、何を着るのか、靴、めがね、身につけるものを総点検し、玄関を出るときにも改めて確認をします。玄関を出るまでのエネルギーの消耗だけでもたいしたものです。朝から剛速球の大急ぎで準備をするのですが、実際に家を出るのは昼前になっています。

逸脱人種(いつだつじんしゅ):*悪いことはしない(できない)、悪いことは嫌いだと思っています。でも自分は逸脱人種の一味になる感じも持っています。それだけに、悪人にはなりたくない思いも強くなります。
[反対語]真っ当人間(まっとうにんげん)。人種と人間の使い分けにも注意。はっきり普通と違うときは人種を、同じ枠内のときは人間を使います。

編集部から〕引きこもりを経験した人の感性・感覚等を辞書にしています。個人差がありますし、一般人にも共通することもあります。引きこもり理解に役立つはずです。ここで紹介する辞書ことば(意味の説明を含む)を募集します。表記は編集部の責任で行います。
open@futoko.info」事典 までお寄せください。

不登校情報センターのサイト案内=「親の会ネットワーク」ページ。不登校や引きこもりの親たちの会は全国にあります。発達障害の会も同様です。構成メンバーの様子、これまでのいきさつにより状況はいろいろです。共通するのは子どもの問題をなんとかよくしようとする気持ちにあふれた母親が多いことです。父親がどれくらい参加しているのかは会によりますが参加できないところはないようです。困ったことがあれば他の人たちはどうしているのか尋ねるつもりで参加してみるといいです。答えは他の人の様子を聞いて自分で見つけるのがいいでしょう。

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