「大人の引きこもりを考える教室」で出された話です。
20代の初めに対面カウンセリングを受けるのはできない感じがしていました。
ネット上にメールカウンセリングがあり、そのころの自分の状態にあっていたという話です。
メールカウンセリングとは、自分の経験したことをメールでカウンセラーに伝える方法です。
カウンセラーさんと対面する方法と、メールの文章で自分の経験や感じたこと書いて送る方法の選択の中で、メールを選んだという意味があります。
なかなか思い通りに文章化できないものです。
おそらく受け取るカウンセラーさんは、そのあたりを見込んで読み取ろうとしているのではないかと思います。カウンセラーとしてもそれなりの独特性があると思います。
この話をされた方は、その後カウンセラーさんに会っています。
いかに文章表現できるのか、当然に完璧ではないでしょうが、あるレベル以上の表現ですね。
もう一つはカウンセラーさんの対応とカウンセラーさん側の文章レベルもあると思います。
ここはレベルの完成度よりも、丁寧さが有効なのかもしれません。
そのあたりは詳しく聞けませんでしたが、いずれ聞く機会もあるでしょう。
この話しを聞いたお母さんが関心をもたれてさっそくネット上で探してみたのですが、すぐには見つかりませんでした。
実は不登校情報センターに関係する引きこもりの経験者がメール相談を受けています。
私は手紙での相談を受けてきましたが、似ている面はあります。
対面はまだという人はメールという方法も考えてきてはどうでしょうか。