興味深い高校(全日制)を見つけたように思います。
長崎玉成高校といいます。
確定的な情報提供とはいきませんが、2つの点で関心を引きます。
(1)普通科の中に「共育コース」が設けられています。
1学級定数20人、担任が2人制です。
発達障害や不登校の生徒を受け入れる、「特別支援教育」に準じるコースのように思います。
20人学級で、しかも2人担任制は、私の想定以上の対応が必要であることを示しているのかもしれません。
(2)衛生看護専攻科があります。
3年の高校(衛生看護科)を卒業した後、2年間の看護師資格を受験するためのコースです。
私は以前に、高校卒業後も引き続き同じ高校に在籍し、その後の進路(進学・就職・資格)を準備するためにコースを考え、いくつかの機会に話したことがあります(2012年3月12日「20歳前後の無業者のスペースが必要です」など)。これは高校卒業した後、無業者・社会的所属のない状態が続くことが、社会参加の重大な支障になるという現実を見ているからです。
この状態への対応が、高卒後の在籍進路準備コースですが、この衛生看護専攻科はそれを実現しているものと推測します。
以上の2点を中心に、この高校からの情報提供をお願いするつもりです。
関係者からの連絡を期待します。
また、全国の学校等から不登校・引きこもり・発達障害への対応情報をお願いします。