引きこもり状態から通常の主婦業コースをめざすと見える30代の女性がいます。
思い起こすとそれに近い状態の人が何人か思い出されます。個人差があるので、聞いた状態を項目別に分けて挙げてみましょう。このいくつかの組み合わせが特定の女性の場合になります。
(1)食べ物への関心や食事づくり、食器の整理や洗い方をしっかりしようとしている。
(2)家族のこと、特に健康面に気遣いが大きくて少し心配性ではないかと思う人。保険なんかも詳しい人がいます。
(3)衣類のことに関心を向けて洗濯をよくする、部屋の掃除をよくするようになった。
(4)家計をしっかり管理するタイプで、お母さんが「もう少し手綱をゆるめて欲しい!」と悲鳴を上げているタイプ。
これらのことが前に比べて動くようになった、変化している面として家族は話します。その結果、ときにはきょうだい間で衝突になったり、父親が敬遠される事態も発生することがあるようです。
このまま進むと主婦業としてやっていけると思えるのですが…。ただ主婦となる相手の夫となる人との出会いは別問題です。単身主婦、未婚主婦というのもありなのか、私が勝手に先走って考えているだけなのか。「大人の引きこもりを考える教室」で話された1人女性の実例に方向をつかめず、返事ができないままになっています。
記事を読む限り(記事の)女性は、自分が関わりを持てる範囲で、できることをしているようにも思えて、特に「通常の主婦業コース」を目指しているとは言えないように思えます。
引きこもり状態から、行動範囲・関わりを持てる人・できることが広がったが、家・家族・家事等など以外には今の所広がっていない。ということではないでしょうか?
記事のタイトルは「未婚主婦業ってありうるか」ですが、自分の為の家事で誰かから収入を得られるのか?と疑問です。「単身(未婚)主婦」という状態がなりわいになって生活を支えるということは無いのではないでしょうか。