大事なことに手がつけられない。前々からわかっている大事な時間が迫っている、それなのに動かない、動けないことってありませんか。
明日は大事なテストだというときになって、めったにしない部屋の掃除をしたことはありませんか。いつか整理をしなくてはならないと思っていた書類整理をこんなときにし始めたことはありませんか。
だれでもありそうなこういうことを頻繁にするタイプの人がいます。何かをしていなくては不安なのです。じっとしているのには耐えられそうもありません。
何もしていないようでも頭の中はめまぐるしく回転しています。それが高じて空白になることもあるようです。
ですがその場面でいちばん必要なことには手をつけていないのです。
手をつけなくてはならないことは、自分にとってかなり苦手なことかもしれません。
重要であると認めているけれども、心の奥のほうでは納得していないことかもしれません。
そのために周辺のいろんなことに手を出す羽目になることがあります。
それは自分の本質・特性を垣間見るときかもしれません。
私にはこういうことが多い気がします。少なくともそのタイプではないかと感じるときはあります。
いつも何かをしているために周囲の人にはわかりにくいのですが、大事なことを意識的にしろ、意識しないときがあるにしろ、避けている、後回しにしているのです。そうとう以前から気づいていたことです。気づいていながら常に何かをしているともいえるわけです。何かをしていない空白時間が過ごしにくいのです。
はっきり説明しづらいですが、これは単純に困ったことではなく、私にとっては重要な肯定面があるのかもしれません。
上の文を読んで意味がわからない人がいると確信できます。ですが何となく自分の状態と似ている人もいると想定します。その人に尋ねてみたいです。これは何なのでしょうか。