相談と交流サイトを構造化

不登校や引きこもりの相談にかかわるサイトへの掲載情報を調べました。分類のし直しや重複部分などを少し整理しました。これにより「相談と交流サイト」の内容がかなりはっきりしてきました。

おおよその構成は次のようになります。この構成に沿って構造をつくりなおします。そのうち体験者への質問とお答えが重要ポジションを占めるように期待しています。

相談と交流サイト(名前はまだない)

(1)質問と回答…「不登校・ひきこもり相談の実例」

 ①学齢と年代から調べる:作業途中

 ②状態・症状から調べる:作業途中

 ③テーマから調べる:作業途中

(2)回答者をみる

 *回答者一覧(みんなの質問コーナーの下位カテゴリ)+回答者の募集

(3)質問に答えてみませんか質問の実例60件以上

(4)体験者への質問とお答え(事例はこれからです)

ネット相談室の案内

(5)文通ボランティアとの文通のすすめ

 *文通ボランティア紹介コーナー

(6)企画セクション

 *ネット相談室の設立

 *回答者を募集:相談協力グループ。当事者で回答する人も募集します。

(別枠)不登校情報センターの相談室

 *面談・カウンセリング・相談会など。

文通ボランティアの問合せ

文通ボランティアを考えている人から不登校情報センターの文通システムに関心を持たれ連絡をしてきた方がいます。案内書などがあれば送って欲しいというのですがそれはありません。文通システム等の説明は、実はサイト内の「ひきコミWEB版」にあります。
http://www.futoko.info/zzwphikikomi/ (こちらをご覧ください)。

特に注意することとして、支援者や上から目線の助言のようなものは文通が成り立たなくなる原因になります。それをしたとたんに返事が来なくなる可能性はきわめて大きいと思います。
スタンスとしては、何でもわかっているの人物ではなく、よくわからないところもあるけれども理解をしようとすることです。それを手紙の形でどこまでできるのかを結論的には言えませんが、本気で理解しようとする以外にはないと思います。長く続いている人もいるようです(直接のやり取りになりますから、初めの仲介者としてはその後をよく知っているわけではありません)。そうなるのは上下関係ではなく対等の関係であることが秘訣かもしれません。意外と不登校や引きこもりの当事者同士はそういう関係になりやすいように思います。

これがメンタル文通の形では

文通コーナーがあり、かなり多くの方がこのページに関心をもたれています。
「センター便り」の中では“メンタル文通”としたように、通常の文通とはかなり違った様相です。それだけに難しい面があり、文通が継続しづらいのが実情です。
昨日も遠方から問い合わせが入り事情を説明しました。その話のなかで改善の糸口が一つえられたように思います。その方も文通ボランティアとして協力できることはないかとの問い合わせでした。手紙を書くのが好きというよりも、自分も中学校・高校時代に不登校に近い体験があり、それを生かしたいというのです。
手紙で悩んでいる人を応援しますというのではなく、私の経験したことを伝えたい役立てたいのです。助言者や先輩として文通ボランティアをするのではなく、同じような苦しい体験をした一人として、自分の体験を生かしたいのです。
この方にはその意味で自分の体験したことを書いていただきその上で「このような私と文通しませんか」という呼びかけをしてもらうことにしました。“メンタル文通”というのはそんな文通になるように思いました。文通に関心をもたれる方、文通ボランティアを希望される人にもこれを一つの参考にして、「自分はこのような経験をしました、そんな私と文通をしてみませんか」という形で協力をしていただければ一つ道ができるように思います。

メンタル文通と称するわけ

文通に関心を持ち「文通ボランティア」の問い合わせがかなりあります。
大変ありがたいと思いますが、こと「ひきコミ」を通しての文通はそう簡単なものではありません。あえてメンタル文通としているものです。文通の仲介運営者として「文通ボランティア」の問い合わせに気安く勧めてはいません。
まずできるだけ詳しい自己紹介をお願いすることにしました(⇒文通ボランティア紹介コーナー)。それなりに心の準備がいるためです。そうすることが必要な実例を紹介します。文通をしている片方からFAXで連絡のあったことの要約です。

文通のことで困っています。文通相手というよりは、その母親が子どもを助けてほしいと文通を呼びかけてきたのです。本人とは一度、最初で最後の手紙をもらいました。
後は母親から助けてほしい、子どもの日常の様子を書き私に何かの問いかけをしてきます。
それをムシしきれないほどの精神状態で、これ以上続くとお互いのためにならない状態です。私はこの方にはかかわりたくないほど、精神状態がいっぱいいっぱいで、とても困惑しています……。

文通を続ける困難はこの例ばかりではなくいろいろなパターンがあります。
継続することでその人に何らかの進展がある例もあります。失敗例が多いともいえませんが、成功例がとりわけ高いわけでもありません。いい感じになりそうなころで文通が終了することが多いのではないでしょうか。
文通希望者、とりわけ文通ボランティアを希望する方にはこれらを了解して参加していただくようにお願いいたします。

文通ボランティアのネット展開

文通ボランティアのネット展開
文通ボランティアに対する問い合わせが続いています。
以前の経験をふまえて次のような「文通ボランティア紹介コーナー」を提案します。
文通ボランティアでなく一般文通希望者も利用できます。関心のある人に受け皿を設けてどう展開するのか見ることにします。

〔文通ボランティア紹介コーナー〕
文通ボランティアを希望される方は自己紹介を書いてください。
自己紹介はメール(open@futoko.info)により「文通ボランティアの件」として送信してください。次の項目を含みます。
(1)お名前(実名とハンドルネームなども)⇒ネット上に実名は出せませんので、必ず実名とハンドルネームの両方を書いてください。
(2)ご住所⇒ネット上には都道府県まで表記します。
*お名前とご住所がないと手紙を送ることができませんので、省略はできません。
(3)年齢・男女別⇒ネット上にはそのまま表記します。
(4)なぜ文通ボランティアを希望されるのか(なるべく詳しく書いてください)⇒ネット上にはそのまま表記します。
(4の2)文通ボランティアではなく、一般文通を希望する場合もその旨を書いてください。
(5)得意なこと、自分の性格、特別な体験など(なるべく詳しく書いてください)⇒ネット上にはそのまま表記します。
*自己紹介に不備があるときは紹介コーナーには掲載いたしません(以前にいただいたものはそのまま掲載することがあります)。

〔文通ボランティアとの文通のしくみ〕
(1)「文通ボランティア紹介コーナー」による文通の手紙をネット上で募集します。
(2)手紙を書く人は、文通ボランティア個人を指名して不登校情報センター宛に郵送していただきます。個人を指定していないものは転送しません。転送用に80円切手を同封してください。
(3)手紙を書く人は、本人証明になるもの(保険証コピーなど)を同封してください。
(4)不登校情報センターは受取った手紙を指名の文通ボランティアに転送します。
(5)この後の実際の文通のやり取りは当事者にお任せします。

〔留意点〕
(1)不登校情報センターは文通する両者の実在を確認します。
(2)安全のため、不登校情報センター(発送者名はあゆみ書店)から郵便物を送り所在確認することがあります。
(3)この方法がうまく機能するかどうかはこれからの様子にかかっています。様子を見ながら改善を図ります。
(4)以前から有料文通活動をしている二条淳也さんの方法もここに紹介しています。

(5)この取り組みは「ひきコミWEB版」と連動します。

文通の継続にメールを生かす

先日の「文通ボランティア交流会」の参加者はいませんでした。
サイト内での文通関係の検索は続いていますし、「ひきコミ」WEB版に掲載している文通の希望者への手紙がまた届きました。ここはネットと「ひきコミ」WEB版の利用を考えました。

(1)「ひきコミ」WEB版は文通誌『ひきコミ』誌を転載しています。『ひきコミ』は不登校・引きこもり・対人不安を持つ人から発する情報提供です。ネット上の〔「ひきコミ」WEB版〕にしたのは2009年はじめからです。それ以前の投稿も、記録として掲載するつもりでしたが大多数の人は掲載の了解をされませんでしたので、掲載数は多くはありません。それでも参考になる当事者の生の声を見ることができます。

(2)「ひきコミ」WEB版に示した文通方法「ご利用のしかた」を変え、投稿方法にメールもOKとします。*変更の更新作業は数日後になります。
お名前、住所、男女、年齢、状態・職業、なるべく詳しい自己紹介(好きなこと・趣味、体験したこと、これからしたいこと・望むこと、どんな人と文通をしたいのか、などを書いてください)。所在あてに所在確認の通知をすることがあります。
文通希望でなくてもかまいませんが、自己紹介は書いてください。
メール以外にはもちろん郵送もつづけます。郵送のときは投稿手続きを参照してください。

4日に文通の意見交換会

昨日は、文通関連の問い合わせが2件ありました。うち1人は東京都内(多摩地域の模様)、別の1人は所在地不明です。3、4日前にも神奈川県藤沢市在住の人から問い合わせがありました。
3人から話を聞こうとしても、どれくらいの参加者がいるのか、どんな人が参加しているのか(答えるのが難しい!)、直接の文通交換化、仲介なのか、名前は公表するのか(いえいえ!)、などこちらが答えることに終始して終わります。
そのために関心はあるけれども何をしたいのかがわからないままです。
メールではなくて(メールとともに?)、文通はしてみたいのは確かな気がします。
目の前に何かが示されて、それが自分にとっておもしろそう、やってみたいものであれば参加しよう、それ以外は知らないよ! といわれている気分です。
私の方は関心をもつ人がどんなことならば参加してくれるのかがわからず、具体化できずにうろうろしている、というか手がつけられないところです。
こういうのをすれ違いというのでしょうか、何ともまどろっこしいばかりです。
4日の月曜日夕方5時から8時までの「文通ボランティアの意見交流会」ですが、まだ参加しようという人はいません。これもまたまどろっこしいです。ですがそれなりに問い合わせはされているのでしょうね。
果報は寝て待てと言います。それで行きます。

企画を話し合う文通希望者交流会

6月4日(月曜日)夕方5時から8時まで文通ボランティア希望者の意見交流会をします。
できれば参加者からの企画的な提案を期待しています。例えば……、
文通誌を発行する、文通者サークルをつくる、他の文通雑誌に投稿してつながりをつくる、文通用小道具の紹介(自家製便箋・封筒、自作の印鑑・落款、署名の工夫)、絵手紙式の中間連絡の利用(いつもロングレターはしんどい)、こんな企画ですが、実現していくにはそれぞれの工夫や行動がいると思います。
手紙文の書き方、近況報告や自己紹介のしかたも相手に読まれやすい、返事をもらいやすい書き方がありそうです。そういうものを交流する手はありませんか。実際に経験したことがあればすばらしいです。

6月4日の場所は不登校情報センターです。参加者はわかりませんが1名参加でも行います。3名以上の参加を心待ちにしています。

〔5月23日の追記〕文通ボランティアとして連絡先のわかる5名に直接に連絡文を送りました。

文通ボランティアの意見交流会

文通ボランティアに関心を持つ方から連絡をいただきました。
2月4日に「あらためて文通ボランティアを考えます」としてまとめたものがあります。
それを少しは実のあるものにする時期なのでしょう。
希望者は少なからずいると思いますが、問い合わせて来るほとんどは姿がわかりません。要するにメールだけ、電話だけでこちらから何かを呼びかけようとしても何を手がかりにすればいいのかよくつかめない感じです。ただし人数は少なくはなさそうです。
それらの人は文通・手紙による出入口をつくりたいと考えることにしました。
その出入口がどうすればできるのか。私にもどのようなものかはわかりません。わからないなかでそれをつくる試みをしてみます。
(1)6月4日(月曜日)夕方5時から8時まで関心を持つ人の意見交流会をします。場所は不登校情報センターです。仕事をしている人がいるかもしれませんのでこの時間を設定しました。遅れてきてもかまいません。事前連絡はいただいても・いただかなくてもどちらでもいいです。好みに応じて軽食類を持参してください。このような提案なので参加者数は全く予想できません。1名だけかもしれないし10名になるかもしれません。参加費は無料です。
(2)この日には参加できない人(遠方の人を含む)はこの日までに、「私ができそうな文通ボランティア・手紙活動」のような個人提案を送ってください。できれば「手紙が来たら返事を書きます」+アルファの提案がほしいです。郵送・FAX・メールいずれの方法でもOKです。書式は決めません。名前は実名、ペンネームなど自由とします。
・郵送:〒124-0024東京都葛飾区新小岩2-3-11-503 不登校情報センター
・FAX:03-3654-0979
・メール:open@futoko.info

不登校情報センターが以前に行っていた『ひきコミ』による文通システムが廃れても、文通希望者や関心を持つ人は多いことがわかります。意見交流会のお知らせはこのブログしかありません。どなたかが広めていただくように期待しています。

対人緊張が強い人の人間関係づくり

20代前半の男子の母で、地方在住の方からです。息子は長く引きこもり状態でした。
2年ぐらい前から子ども時代の友達が働き始めたのに刺激され、人との関わりを求めています。
ところが人と関わると緊張してしまい、うまく人と関われません。どうしたものかという問い合わせです。
私は2つの方法を話しました。

(1) 年齢の離れている世代の人と関われる機会をつくるのが壁の低い目標になります。
たとえば福祉関係の集まりなどに参加しつづけ、相談する方法を重ねます。
それでも本人は人のなかでは緊張することはさけられません。
そういう集まりの中には理解者や対応できる人が少なからずいるものです。
そういう人と話したり相談する関係をめざします。
そういう年齢の違う人との関係がある程度できてから同世代をめざす。
同世代の人との関係づくりを自己目標としなくてもよく、何らかの活動や作業のつながりの中で自然に環境ができると考えるといいでしょう。
これが自己努力により支援者をさがす方法です。

(2)もう一つは「支援者探しSOS」という不登校情報センターの方法です。
依頼者は所定用紙に自分の様子や希望を具体的に書いてもらいます。
お名前や連絡方法を消して、その用紙を不登校情報センターから10から20くらいの支援者・支援団体に送ります。
2割から5割くらいからお返事をいただけます。
主に自分のところではどういう支援方法ができるのかを所定用紙に書いていただきます。
このお返事を不登校情報センターは受け取り、そのまま依頼者に渡します。
依頼者は受け取った回答に基づき、適当と思える支援者に連絡をとります。
この手続きには依頼者は3000円の手数料が必要です。

(3)お母さんからは文通の形もいいのではないかと話されました。
それも可能な一つの方法です。
これもまず自分の状態を具体的に書いていただくことが必要です。
男性の場合は多くが文通は長続きしないことが多いものです。
個人差がありますからどの程度文通が続くのかわかりませんので、文通は補完的な方法と考えるのがいいと思います。