ニット作品などの手芸品製作をしている<スピカ西山>さんからの連絡です。
<10月は以下のBOXで、毛糸小物&フェルトスイーツを出品します。
小さな店ですが、他にも色々あるのでお立ち寄り下さい。>
出店するお店は埼玉県上尾市のあぴっと(情報・賑わい発信ステーション あぴっと!)です。
所在地・連絡先は、埼玉県上尾市宮本町3-2-207(TEL048ー871―7660、URLはhttp://apitto.com/)。営業時間:10:00~19:00、定休日・月曜日。
「在宅ワーク」カテゴリーアーカイブ
テレワークという働き方を紹介されました
「企業社会の変容」というテーマで毎月投稿いただいている滋賀大学の庄司一也さんから、今回は「メリットの多い新しい働き方「テレワーク」」の原稿が送られてきました。
在宅勤務と在宅ワークの違いなども説明しながら、テレワークという働き方が広がり、その積極的な可能性を簡潔に紹介しています。
「不登校情報センターを利用している方も、こういう働き方を1つの方向性として考えてみるのはいかがであろうか」と提起されていますが、もっともなことです。というよりは「引きこもり気質のままの社会参加」を考えるときには、欠かせない社会参加方法の1つです。…
その意味でテレワークという言葉は知りませんでしたが、私がSOHOの複合型として考えてきたことに重なります。他の引きこもり支援団体もそのあたりを少しは意識していると思いますが、私が重要と考えるのは「集団的な自立」方式です。ざっくばらんな言い方をすれば、相談役つきの各人の得意を生かす社会参加方法です。不登校情報センターが不文律でめざしているのはそのようなものです。
引きこもりや弱者の社会参加を研究テーマにしている方からのこういう投稿をこれからも歓迎します。
[[http://www.futoko.info/…/%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%…]]
事務作業グループの在宅ワークを考えてみませんか
不登校情報センター内の事務作業グループが2年余りのワークを続けてきました。その作業の一部は引きこもったまま家から外出しづらい人にも可能かもしれません。
未完成の企画ですが、最終的なものは引きこもっている当事者と家族の状態や意見や取り入れて実現します。
(1)ネット上の情報を手掛かりに支援の学校や団体を探す
不登校情報センターのサイトは不登校・引きこもり・発達障害などを応援する学校や支援団体を紹介するものです。紹介団体は全国対象で3000を超えますが、掲載している以外にも多数の学校や支援団体はあります。
このサイトに掲載していない学校や支援団体の所在は、実はネット上に出てきます。その中から該当団体を選び、書きとめると、新たな支援団体探しになります。
①、選び出した学校や支援団体を、1団体ごとに所定の用紙に書きます(予備カードと呼びます)。学校名・団体名、所在地、電話・FAX・メールアドレス、支援の種類(相談機関・学校・塾・宿泊施設など…)をわかる範囲で書きとめます。
*見本をありますので希望者には送ります。
②、すでにサイトに紹介している学校・団体とはなるべく重複しないことです。
不登校情報センターのサイト(Wiki版)内に単独紹介ページがあると重複になります。
(2)連絡先が不明になった団体の調査
不登校情報センターのサイトに紹介している学校や支援団体の連絡先がわからなくなるときがあります。
その理由はさまざまです。
①、廃業、活動中止、活動分野の変更、合併などによる名称の変更、所在地の移転、電話番号・FAX番号・メールアドレスの変更、担当者の退職などのためです。
こういう連絡先不明な団体は不登校情報センターからリストを渡します。それが調査対象です。
②、調査対象の学校・団体がどういう状態なのかをネット上で調べます。1つひとつ現状を報告します。(予備カードと違うまとめ方になります。見本があります)。
(3)在宅の参加希望者(本人と家族)には原則として自宅をお訪ねして説明します。
①、参加できるのは引きこもり状態の人です。これは引きこもり状態から社会とつながる1つの方法です。ご自宅でネットとつながる環境にあることが条件です。
②、何をどうするのかは直接に会って説明しなくてはうまく伝わりません。
引きこもっている当事者は外出できなくても、説明を受けるための面会接触できること、説明のために出向く地域は(江戸川区平井の事務所から)おおよそ1時間半以内で行けるところ、交通費の負担をしていただくこと、が条件になります。
(4)申込み・問合せの方法
このような形での不登校情報センターの「事務作業グループ」への参加を考える方からの連絡をお待ちしています(家族からの連絡を含む)。
連絡先:不登校情報センター(〒132-0035東京都江戸川区平井3-23-5-101不登校情報センター・松田武己。メール:open@futoko.info、FAX03-5875-3731、TEL03-5875-3730)。
在宅ワークの件として、お名前(男女・年齢)、住所、連絡先、希望や質問などをお送りください。
オークションの説明と企画交流会のまとめ(松田メモ)
参加者は6名で意見交換。私の個人的なまとめになります。
(1)継続する条件づくりを重視します。複数の人が出品に参加する(商品の継続的な補充)。出品在庫が準備できたときにオークション参加する(商品写真と商品説明の事前準備)。複数人が対応する条件をつくる(締め切り時間への対応など)。
(2)NPOとしてオークションに取り組む意味を話しました。収入を得る手段にする。営利活動ですが一般にはそのレベルには届かないので、そのレベルに届くことをめざす。上手くいけばNPOと切り離してもいい(引きこもりの無職から収入を得るために就職するのに匹敵する)。その意味で引きこもり支援のNPO活動です。NPO法の精神にあうし、引きこもり支援の内容になります。
(3)小遣い程度であってもこの仕組みのオークションに参加できれば人や社会につながります。その方法は在宅者への訪問も含めて実際に進行する中で具体的になります。
(4)売り上げ収入分配方法(暫定基準)
商品の提供者:80%
アカウント設定者:20%(屋号=設定者の名称は未定)。
この20%からヤフー登録料410円、落札手数料5.4%、発送経費(包装費など。発送費用は販売価格に含む)に当てます。
例示:販売が5000円のとき。出品者=4000円。アカウント設定者=1000円の内訳。登録料410円、落札手数料5000×5.4%=270円、発送経費150円(?)。合計830円。残りが170円で出品手数料(商品説明などの制作、出品手続き)をこれから捻出します。
*出品する月は1万円ぐらいの販売額がないとペイしないかもしれません。
(5)オークション企画会議は月例に行います。それとは別に出品の準備作業がいります。
冊子『居場所ワークのすすめ』発行の「まえがき」を書きました
ひきこもりの支援活動の基本は社会参加の現実的な基盤をつくることです。
現在のひきこもり支援策がいろいろあるといいますが、大きく分けると私は三つになると考えています。
(1)地域若者サポートステーションに代表される支援団体です。直接の就職支援をする機関で、支援団体はそのための訓練施設です。仕事上の知識や技術を身につける訓練からはじまり、その延長として対人関係の訓練などを含むように広がってきました。支援の向かう先は主に就職になります。支援団体という訓練施設のタイプは学校型の支援と考えます。
(2)第二のタイプは、福祉型に向かいます。ひきこもりの当事者がもつのは家族関係とか対人関係などの問題と考えます。ところが友達関係や家族関係の改善が社会参加や仕事につくことと結びつかない様子があります。事情にはひきこもりの長期化と当事者の高年齢化が関係しています。
こちらの取り組みは、ひきこもりである状態を一種の障害と認め、広い意味の障害者への社会福祉型の支援枠に向かっています。
(3)上の二つのタイプがひきこもり支援の中心です。
ところがこれらの支援方法は行き詰まるのではないかと思うのが第三に道を必要とする背景です。その視点から不登校情報センターの当事者の居場所、そこにおける作業の発生から現在までの十年以上の取り組みを振り返ったのが本書です。
ひきこもり個々人がばらばらに就職ないしは社会参加に向かうのではなく集団的な自立をめざします。この集団的な場が会社ではなくNPOです。
その場は一つの営業単位です。その営業単位がどの程度の収益を獲得するかによって構成メンバーの収入も変わります。実例に挙げるのは不登校情報センターというNPOですが、ここ自体は収益赤字です。
その場は営業単位ですが、発展すれば何らかの共同的な生活の場になるかもしれません。そこはまだ雰囲気として感じるだけです。この居場所ワークがひきこもり支援の決定的な方法と強弁する根拠はありません。別の方法として考える材料にしていただきたいものです。
第二章はこれまでの経過のときどきに書いたものです。今日の取り組みを実務的にまとめた第一章とすぐには結びつかないこともあります。しかしこういう背景があるから今日の姿が生まれたことを考えなくてはよくわからないと思いました。
本格的には重複なく書き下ろすのがいいわけですが、そういう余裕がないなかでまとめたものです。
不登校情報センターの居場所ワークを冊子にしました
『居場所ワークのすすめ』という冊子を作っています。
不登校情報センターのフリースペースの中で自然発生的に生まれたのが、当事者の作業です。直接的には私が編集者として本をつくっていたことに関係します。それをあるときから意図的な方向性を持った取り組みにしました。
これまでにワークスペースとして書いたエッセイのうち6本の原稿を元に「居場所ワークができるまで」にまとめてみました。
またその中心作業であったウェブサイト制作に昨年からは事務作業が加わり、さらにCSRの取り組みを見込んでいます。そういう新しい状況を『居場所ワークのすすめ』としたものです。
これからの居場所ワーク、事務作業グループ、CSRの取り組みを進める参考書にします。A5版70ページほど。定価400円+送料ですので、送料込み500円で販売します。
◎もくじ
第1章 居場所ワークのすすめ
居場所ワークですること……………………………………………2014年6月
居場所ワークの目的、内容、課題…………………………………2014年7月
第2章 居場所ワークができるまで
「ニート(若年無業者)」に向きあう……………………………2004年11月
正社員になりたがらない若者=母親からの相談への返事………2005年5月
引きこもり経験者の仕事おこしに向かって………………………2006年1月
引きこもりからの仕事起こし(その1)…………………………2006年5月
引きこもりからの仕事おこし(その2)…………………………2006年7月
三十代以上の引きこもりの支援方法………………………………2011年1月
居場所ワークの目的、内容、課題をまとめました
ある機関に「居場所ワーク」活動への助成支援をお願いしました。プロジェクト名「居場所ワークの安定と促進策」として「居場所ワーク」活動の目的・内容・課題を簡潔にまとめました。その部分です。
●プロジェクトの目的(活動全体ではなく中心のプロジェクトです)
(1)通所者による居場所ワークの作業で安定的な収入が得られれば、就職型の社会参加とは違う方法ができます。それをめざすのが中心目標です。取り組みのなかで、企画の具体化と修正、対人関係づくり、受講者・協力者づくりをする。
(2)ひきこもりの経験者が一般企業に入る前に、実際にできる状態・条件で自分にできる作業を行う。こうなった人はいますが副次的な目的です。
(3)ひきこもりの経験者が、自分の得意分野で取り組む仕事づくりを応援する。場所提供、協力者による試行錯誤と企画相談、広報活動、事務機器(PC・FAXなど)の活用。
(4)居場所ワークを安定的に定着化することによりひきこもったまま外出できない人ができる在宅ワークの方法を準備する。
●プロジェクトの内容:プロジェクトを実行した時の受益者(支援対象者)/期待する効果
「在宅ワーク・居場所ワークのすすめ」という基本の手引きを作成。
(1)ひきこもり経験者による「不登校・ひきこもり・発達障害を周辺事情に対応する学校・支援団体等の情報を紹介するサイト」を作成・運営する。このメンバーを増やす。
(2)ひきこもり経験者による情報収集をする事務作業グループ。情報収集のノウハウと企画力を高めるとともにメンバーを増やす。
(3)個人・グループとしての仕事起こしを援助する。家族療法の学習会、パステルアート教室、わかもの生き方クラブとして活動を始めた人がいます。
●プロジェクトを達成するための課題
(1)サイト制作と事務作業に対して相当の作業費を支払える収入の確保(広告費など)。
(2)仕事づくり的な活動には、講師料に相当する謝礼を支払う。教室等として成り立つように援助します。
CSR依頼のための企業のメルアド調べと依頼方法の変更
7月15日に「CSR依頼はメルアド探し・依頼文の作成から始めます」を書きました。
その第一段階の企業のメールアドレスを私が調べてみました。
そうしようと思ったのは、1つの経験からです。先日の事務作業グループで「各種療法(心理・精神)」施設のFAX調べにメールアドレス調べを一緒にしてみたのです。感想としては、FAX番号以上にメールアドレスを調べるのは難しいといいます。
調べながら話したことは、案内を受け取った依頼が読まれるかどうかの推測です。
FAX、郵便物(DM)、メールのどれがいちばん読まれるのかという点です。
たぶんいちばん読まれるのはFAXではないでしょうか。
郵便物=大量に同時に発送されるDMは、すぐに捨てられる可能性が大でしょう。
しかし郵便物も宛名が手書きになり、ビジネスライクにならないものは読まれる可能性があります。
メールはFAXとDMの中間ですが、大量発送のDMに近い感じがします。
こういう事情を考えてCSRをお願いする企業のメールアドレス調べは、FAXや住所も調べることにしました。メール以外の方法も用意しておくのがいいからです。
そういうメールアドレス調べの調査用紙を作成しました。
1件ごとにプライベートな物語があるのが一斉送信・一斉送付よりも読まれる可能性は高いです。こういう背景事情というか心理をを考えなくてはなりません。ビジネスライクの手抜きはいい結果を招きません。
合理的な方法は必要ですが、単純に楽をすることになっては間違いです。
私は不登校情報センターのサイトに入ってくる広告主企業から調べることにしました。
この調べ方の変更は、CSRの依頼作業を変更、というよりも多様化していくことになりそうです。
この調査用紙に沿った企業のメールアドレス等を調べるミニ教室を近く行います。
7月中に始めるつもりですが別の事情があり、日にちを確定しづらいです。
当日、急にそのミニ教室になるかもしれません。
CSR依頼はメルアド探し・依頼文の作成から始めます
「引きこもり・ニート支援のCSR」のホームページの準備が進んできました。企業向けの依頼の準備を7月中に始めます。
(1)相手先企業の確認し調査用紙に記録します。自分が使っている物(商品)やサービスの会社をリストアップし、連絡可能なメールアドレスを探します。とくにCSRや社会貢献に積極的な会社を探します。例えば、洗剤、家具、電気用品、食品会社、ゲーム機の製造販売会社…などです。
メールアドレスを探すミニ教室も開きます。
(2)各自の状態・条件に沿った依頼文を作成します。個人的な特性が大事です。具体的には「メールによる企業へのCSRの依頼(参考のための見本)」による個人版をつくります。不登校情報センターという団体の依頼文も作ります。個人版の依頼文を作成するミニ教室を開きます。
(3)これらの準備段階の取り組みに参加する人は支障なければ「CSR企画者」の登録番号を発行します。
(4)相手先企業への依頼文送付はホームページ(http://www.futoko.co.jp)ができてからになります。8月以降ですので、もうしばらくお待ちください。
オークションについて話しました(メモ)
10日午後から予定した「在宅ワーク・居場所ワークの説明会」は参加者が誰もいなくて、開店休業でした。台風の影響によるのではなさそうです。
この時間を使って、まだ不登校情報センターとしては何もしていないオークションについて考えました。それで三田君にオークション(ヤフオク)に取り組むとしたら、どういうことになるのかを聞きました。私のメモ風のまとめです。
(1)、知る範囲では、実際にオークションをしている人も売れそうな物があるときにオークションをしている。常設的ではなさそうです。ここが改善できそうに思えたら参加したくなるのではないか。各自の“企業秘密”を守りながら具体的な取り組み方を話してもらう。
(2)、オークションを継続するためには、数人が参加し販売できる物を集める必要がある。
(3)、ネットショップとオークションを組み合わせる運営を考える。そうすると創作活動と組み合わせも考えられます。販売物の質と対応の信用が特に大事になります。実物の店舗販売はちょっと無理。
(4)、仕入れの仕方の経験情報も蓄積したい。オークションはだんだん普通の方法になってきたので、特色があり、質のいい物でないと信用をつくれない。
(5)、新たにアカウントをつくるか、誰かのアカウントを利用させてもらい使用料を支払う方法にするか。立ち上がりの設定も大事です。
(6)、オークションの買い物のしかたも紹介する。通信販売をよくする人がオークションの買い物に参加する、そこから参加する方法もあるかもしれない。
(7)、実際にオークションをしている人に参加を呼びかけること。空想的なことでは雑談に終わってしまう。自宅でオークションをしている人で来られないなら、その人の家に行って(可能な条件があれば)意見交流をしてもいいのではないか。
(8)、オークションを「在宅ワーク・居場所ワーク」の一つ、またはひきこもりの社会参加につなげるなら、オークションを通して人とつながることを意図的に取り入れてもいい。
(9)、次回の8月22日(水)の午後にこのようなことを話す企画交流会をする。オークションをしている人(わかっている人)には個別に参加を呼びかける。この日はまたゲーム交流会もしたいです。
〔個人的な持ち物〕=オークションに出せると思います。
*金城次郎さんの焼き物数点。義父が沖縄の知り合いと一緒に金城次郎さんの窯に行き、その場でもらったものです。沖縄の知り合いは沖縄文化の研究者でもあり、金城次郎さんと親しくしていた教師でした。義父は仕事をとおして親しくしていたのです。私の一存でオークションには出せないかもしれませんが、反対はされないでしょう。
*吉永小百合さんの「思い出の教師」という直筆の原稿。教育書の編集者をしていたころ何名かの方に「思い出の教師」というテーマで原稿を書いていただきました。聞き書きもしました。これは『子どもと教育』という月刊誌に載せていたものです。吉永小百合さんの原稿だけは捨てないできたのですが、どこか奥のほうにしまっています。