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発達障害とフリースクール等・神奈川県

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目次

発達障害とフリースクール等・神奈川県

(1)NPO法人 楠の木学園

(理事長・武藤啓司)〔フリースクール・横浜市港北区〕
*在籍生徒数:28人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(中学生2人、高校生8人)。
行動から障害が疑われる子(中学生3人、高校生5人。。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:c教員数を増やしている。
:e心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている。
:f特別の教材を使っている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
14年前に設立し、以来、年々増加している。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
・均質化した社会により、変わった子が目立つようになった。
・発達心理学、精神発達医療の進歩で、気づかれることが多くなった。
・複雑、多様な人間関係の中で育つ機会が少なくなり、人間関係上の発達や学習の機会が少なくなった。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
生徒数を少なくして、こうした生徒に関する知識、認識や経験を積んだ教員を増やすこと。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:a公立高で、発達障害の子をもっと受け入れ、教育体制を整えてほしい。

:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。

(2)フリースクール もとやま塾

(講師・本山尚光)〔学習塾・横浜市栄区〕
*在籍生徒数:2人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(高校生1人)。
行動から障害が疑われる子(高校生1人)。
引きこもり=30代→3人。
全体の総数→5人。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
いつごろからかは、分からない。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
親の過保護、過介渉。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
教師の理解、クラスメートの協力。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:a公立高で、発達障害の子をもっと受け入れ、教育体制を整えてほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。


(3)武蔵国際総合学園 横浜校

(臨床心理士・小槌陽一)〔技能連携校・横浜市都筑区〕
*在籍生徒数:349人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒ 医師の診断を受けた子(高校生23人)。
行動から障害が疑われる子(高校生23人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a「1対2に応じて個別指導をしている」。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:d特別支援教育士を置いている。
:e心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
10年ぐらい前から少しずつ増えている。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
軽度発達障害を見る視点の普及、子ども全体の対人関係能力が低下する中で発達障害をもつ子どもが以前より不適応に陥りやすくなっている。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
・障害への理解、特性の把握方法、援助方法の研修。
・リソースルームの設置(学級からとり出し、部分的に細かい心理学的援助をする空間と担当者の設置)。
・特別支援教育コーディネーターの専門化(授業だけの代わりの仕事に煩わされずもっと身軽にする)。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。

(4)横浜社会教育研究所 和田文庫

(所長・土屋恵彦)〔学習塾・横浜市戸塚区〕
*在籍生徒数:20人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(小学生2人)。
行動から障害が疑われる子(小学生1人、中学生1人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
増えている、4年前から

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
発達障害がクローズアップされてきたこと。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
・発達障害について理解できる教員の増加。
・ノーマライゼーションができる「環境」の整備。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。
:eその他(きめ細かい指導が可能な、生徒・児童数の調整など、フレキシブルな学級運営が可能な環境を作ること)。

(5)アララギ学院 中等部・高等部

(代表・須藤由美子)〔フリースクール・通信制サポート校・横浜市中区〕
*在籍生徒数:47人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(中学生16人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:c教員数を増やしている。
:d特別支援教育士を置いている。
:e心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている。
:f特別の教材を使っている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
5年前くらい(2002年くらい)。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
学校で支援クラスを設けたり、世間も「発達障害」という言葉を知るようになり、今までいろいろ差別的扱いを受けていた子どもや、その家庭も、安心して障害がある旨を伝え、良い教育の場を求めるようになったためと思われる。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
専門の教師。一休み(かくれる)する場(小部屋、大きいダンボールハウス、戸棚など)。
各人の特徴に合せ、その子を伸ばすための教材。
教師をサポートするスタッフ。
支援士に情報を与えたり、研修を積ませる公の機関。
どうしたらいいか疑問や心配のある時、相談するスーパーバイザー。

(6)横浜シュタイナー学園 フリースクール

(教員・隅田みどり)〔フリースクール・横浜市〕
*在籍生徒数:55人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(小学生3人)。
行動から障害が疑われる子(小学生1人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:g 家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
まわりの教育者からは増えていると、よく聞きます。学園自体が、まだ3年目なので過去のデータがありません。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:a公立高で、発達障害の子をもっと受け入れ、教育体制を整えてほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。


(7)**高等専修学校

(教諭・※※)〔高等専修学校・横浜市〕
*在籍生徒数:120人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(高校生3人)。
行動から障害が疑われる子(高校生1人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:e心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h 子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
2~3年前。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
発達障害の考え方が受け入れられた。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
充分な理解と体制。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。

(8)NPO法人 フリースペースたまりば

(事務局・細田和恵+西野(一部))〔フリースクール・川崎市〕
※活動場所:川崎市子ども夢パーク内フリースペースえん。
*在籍生徒数:88人。2007年11月現在、フリースペースえん登録者数。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(小学生1人、高校生1人、18歳以上2人)。
行動から障害が疑われる子(小学生2人、中学生3人、高校生1人、18歳以上5人)。
*高校生以下の合計8人/54人、18歳以上の合計7人/34人。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:bスタッフが発達障害の子どもたちとの関わり方を学び、障害への理解を深めようとしている。
:e心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている→資格にこだわってはいない。
:h子ども同士の関係づくりを重視し「指導はしない」。
:i子どもの特徴を考慮して「評価はしない」。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
べつに子どもは変わっていないと思う。社会が変化し、暮らしが変化した。「発達障害」というくくり方はあいまいで、多くの人にあてはまるような錯覚が広がっている。学校現場で異質を排除する方向にシフトしたことで、民間のフリースクール、フリースペースに集まってくるようになった。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
・学校や公的機関で発達障害のラベリングが増えたこと。
・明確な基準が示されないまま、グレイゾーンの子や精神疾患の子までひっくるめて「発達障害」として、くくられるようになったこと。
・社会の寛容度低下。学校の医療モデル化。医薬業界の要請(?)。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
・いろいろな子どもたちが、いっしょになって関わり合いながら育ち合う関係の大切さを知ること。また、それぞれの性格傾向等を理解して、丁寧に関わるまなざしが必要。
・配慮の必要な子をかえるのではなく、まわりのみんなが変わっていくという視点をもつ。
・「困った子がいるのではなく、困ってる子がいるのだ」という視線。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:a公立高で、発達障害の子をもっと受け入れ、教育体制を整えてほしい。
:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。

7その他、お気づきの点があれば自由にお書きください⇒
・学校や教育機関から紹介され、フリースペースで受け入れるケースが多いにもかかわらず、そこには予算がついていない。個別に対応しなければならない場合にも、丁寧で充分なスタッフの対応がとれない(体制がとりにくい)。
・子どもだけでなく、親の支援も必要。
・発達障害とラベリングされた子どもたちのなかに問題をみるのではなく、関わり手のまなざしのもち方で、子どもがのびのび育っていくことを実感している。学校現場だけではなく、その子が必要としている場があれば、そこに質の高い充分な人員を配置することにより、多様な学びの場を実現できる。行政による支援のしくみが広がることが期待される。
・実際にフリースペースえんを利用している人数は、小中高年齢では8人だが、その他に2007年6~12月現在の間に、8件の発達障害と言われている子に関わる相談を受け、面談している。内容は、不登校または学校に行きにくい状況、対人関係がうまくいかずトラブルになる等。

(9)鳥井スタディルーム

(塾長・鳥井猛)〔学習塾・相模原市〕
*在籍生徒数:2人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(小学生2人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
ここ3年程、二人と接触しております。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
根気とどれだけ子どもの気持ちに近づけるか! だと思って週に一人ずつ、二日お勉強の相手をしています。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:a公立高で、発達障害の子をもっと受け入れ、教育体制を整えてほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。

(10)横浜アカデミー高等部 横浜校・町田校

(本部・入試事務室長・中村俊介)〔技能連携校・相模原市〕
*在籍生徒数:300人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
高校生(全体の総数で2割程度)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:c教員数を増やしている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
増えている。4~5年くらい前から。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
晩婚化や酒・たばこ・環境ホルモンの影響ではないか??

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
マンパワー・正確な知識、民間には支援金(助成金)、官民の協働。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください。
:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。

(11)NPO法人 子どもと生活文化協会(CLCA))

(会長・和田重宏)〔寄宿生活塾・小田原市〕

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(小学生2人、中学生3人、高校生1人)。
行動から障害が疑われる子(小学生3人、中学生2人、高校生1人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい。⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:e心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
増えている。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
障害の原因としては環境ホルモンなどが考えられるが、かかわる人間の対応の不備が彼らを追い込んでいっているようだ。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
なによりも指導者が障害の特性を知っておくこと。その上で個別にゆるやかな関係で対応すること。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。
:c国が発達障害児専門の受け入れ校を作ってほしい⇒県レベルの対応でいいのでは?
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。
:eその他=人の力だけで解決しようとせず、自然豊かな環境で、学習体験できるなど、自然の力を借りながら、早い段階(小学低学年)から対処すべきだと思う。

(12)学校法人 湘南ライナス学園

(教務主任・増田和也)〔フリースクール・小田原市〕
*在籍生徒数:27人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(小学生7人、中学生10人、高校生9人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:c教員数を増やしている。
:e心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている。
:f特別の教材を使っている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
増えている。個性を伸ばす教育を掲げ、子ども集めをしている。結果として、発達障害のカテゴリーの子どもは常に多い。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
子どもの特性は主要な要素だが、母子、父子関係の影響が強く感じられる。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
子どもの個性を充分に理解し、その子にあった、プログラムを担える***関わるスタッフが全員、個性の理解をしておくこと。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:eその他(子ども一人一人がその能力に応じ学ぶことができるよう、官民の協力体制をさらに充実させてほしい)。

(13)NPO法人 J-ENEP 湘南マザーアース

(代表・柳生和男)〔フリースクール・茅ヶ崎市〕
*在籍生徒数:12人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(小学生1人、中学生2人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:e心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
ここ3~4年。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
教師の指導法の変化。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
専門スタッフの増員。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。

(14)ひとりを大切にする 耕心塾 学習教室・教育相談室

(主宰・塩谷英策)〔神奈川県三浦郡葉山町〕
*在籍生徒数:18人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
医師の診断を受けた子(小学生6人、中学生2人、高校生2人)。
行動から障害が疑われる子(小学生2人=幼稚園年長組2人を含む、中学生3人、高校生3人=1は大学生。理工系、論文が書けない)。
*不登校経験者は8人。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい。⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている→子どもの理解を深めることが大切。
:f特別の教材を使っている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視している(必要性のある子には保護者の許可のもと)。
:i子どもの特徴を考慮して評価している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
15年前、70人中、2、3人位。
10年前、30人中10人位(受験者はへり、学び方に特徴のある子がふえ集まりだした)。
8年前から積極的に受けいれはじめる。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
・葉山町の就学前養育が専門的であること。
・保護者の「発達障害」についての理解が深まりつつあること。
・いじめがひどく、親子で心をいためていること。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
一人ひとり、生き方、学び方、聞こえ方、見え方等が違うことを前提として受け入れること。その子自身、保護者から生育歴、現在の状態像(家庭・学校等)…。〔*読み取れず〕

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:a公立高で、発達障害の子をもっと受け入れ、教育体制を整えてほしい。
:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。
:eその他(超早期発見、超早期療育で個性は適正に伸ばせます。1歳半健診のより充実。「様子を見ましょう」ではなく、早めの専門的支援の開始がのぞまれます。保育園・幼稚園・自治体の養育機関に「発達障害」についてのより深い専門性をのぞみます)。

7その他、お気づきの点があれば自由にお書きください⇒
専門家はそれぞれの立場でつかう「ことば」が異なったり、意味が異なったりしています。
現場は振り回されるおそれがあります。
例1 知的障害=精神遅滞。
例2 L.D Learing Disorders
Learing Disabilities
Learing Differences
Learing Difficulties

いわゆる「発達障害」があるといわれる子どもの理解は教育の原点、子育ての原点である。
「子どもをしっかり見て、感じること」「子どものことは子どもに聞く」と再確認させてくれます。
その意味で「発達障害」のある子どもは「神からのおくりもの」なのでしょうか。
健常児についても、その子にあった全く同じ理解、支援が大切です。


(15)フリースクールBeing

(副代表・大谷峰子)〔フリースクール・横須賀市〕
*在籍生徒数:6人。

1 貴校に、LD・ADHD・アスペルガー症候群など、発達障害の子は何人いますか⇒
行動から障害が疑われる子(中学生3人)。

2 発達障害の子に対して、特別の対応をしていますか。あてはまるものがあれば○をつけて下さい⇒
:a個別指導や習熟度別の授業をしている。
:b教員が発達障害の指導法を学び、障害への理解を深めている。
:e心理専門職(カウンセラー)と相談できるようにしている。
:f特別の教材を使っている。
:g家庭訪問や親との面談の機会を多く設けている。
:h子ども同士の関係づくりを重視し指導している。

3 発達障害と思われる子どもの在籍数は増えていますか。増えているのなら、いつごろからですか⇒
開設当初から。

4 増えた背景として、気づくことはありますか⇒
集団についていくことが大変な子に対しての、周りの人の許容範囲が狭くなったことと、本人がつらさを表現できるような社会的な流れ(子どもの人権意識など)の相乗的な影響。

5 小中高等学校が発達障害の子を受け入れるには、何が必要だと思いますか⇒
特別支援教育の理念をキチンと遂行する現場の体制と他の一般の子どもや保護者、地域の人々の理解。

6 文部科学省及び国に望むことがあれば、いくつでも選んでください⇒
:a公立高で、発達障害の子をもっと受け入れ、教育体制を整えてほしい。
:b発達障害の子を多く受け入れるフリースクールなど民間の教育機関に、助成金を出すなど支援を充実してほしい。
:c国が発達障害児専門の受け入れ校を作ってほしい。
:d小中学校の段階で、発達障害の子にきめ細かい指導をしてほしい。

7その他、お気づきの点があれば自由にお書きください⇒
発達障害が疑われている子に対して、保護者が専門機関に相談したり、診断を受けているケースについては学校の特別支援を求めたりすることができるが、保護者がわが子のその傾向に気づいていなかったり、受け入れられず、特別支援の対象となることを避けているようなケースも多く、そのような親子に対して、誰が気づかせ、支援していくのか、とても難しい問題だと思います。

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