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自著『ひきこもり-』の論評を見る

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自著『ひきこもりー』の論評を見る

〔2010年9月23日〕
本のネットショップ・アマゾンに書き込まれている『ひきこもりー当事者と家族の出口』に、3件のカスタマーレビュー(書評)があるのを見つけました。

(1)「 後のほうになると良くなる本、2006/12/12 --By 清高 (仙台市)
最初のほうは、「虐待」(第1章の表題)という言葉を使ったり、「感度の鋭い」ことを「未成熟、未発達」(p68)と書いたりと、関係者にとっては読むに耐えない表現が多いと思った。
ところが、p174からの記述で、この著者はひきこもりや関係者のことを思って書いていることが読み取れる。
だから、この本を読まれた方は、最初のほうは我慢して読み進めるのが良いであろう。
結論としては、最初のほうが星3つ、だんだん良くなったので星1つ増やして、星4つ。」

(2)「当事者の「真実」に迫った本、 2007/5/11 --キッズレビュー
著者は決して教育や心理の専門家ではない。
しかしそれゆえに見えてくる、そして「強者(勝者)の論理(いわゆる勝ち組の人間にしばしば見られる独善的傾向)」に立脚したものでない、当事者と同じ目線で考えた「ひきこもりからの出口」が示唆されている。
前半は、当事者や親に見られる、不登校・ひきこもりを誘発する原因や背景を平易にまとめている。
当事者の「エネルギー不足」・自己否定感・繊細な感性、親の「無意識の、善意による、『躾』」等が、著者自身の活動を通してあげている。
中盤以降はそれを受け、不登校・ひきこもりを「育て(ち)直しの機会」ととらえ、具体的な復帰のしかたの例を提案している。
随所にみられる著者独自の視点(決して悲観視せず、社会等のせいにせず、という基本姿勢からくる)は、この問題にとりくむ人には十分参考になるはずである。 」

(3)「すべての人へ、2010/9/7 --By 親友となる良書を求めて (埼玉)
本書を大きく分けると、前半は著者のこれまでの経験や試行・考察が、後半で対処方法が述べられている。
前半部分は学術書のように分類整理されている訳ではないので、冗長に感ずる向きもあろうが、それこそが著者の深い経験を物語っており、私には一文一文が「そうだ、そうなんだ」と深く感ずることばかりだった。
この感動があれば、後半部分は自分の今後についての確認行為に過ぎなくなる。(プロ野球に例えれば、名コーチの深いアドバイスによって、バッターが自身のバッティングフォームを工夫できるが如く)
これまでの自分の人生、親との関係、子供との関係を見直すために、大きなきっかけを与えてくれた。
自覚の有る人も無い人も(無い親の方が大きく子供を気づ付けていることもある)、是非ご一読をお薦めします。」

3件の感想とも、著者である私には“そんなふうに読めるのか、見えるんだ”という感じです。
書いた意図とは微妙に違って受け止められている感じがします。
自分には気付かない点を教えられる面もあります。
それでも論評していただくこと自体が、評価の善し悪しとは別にありがたい感じがします。
たぶん自分の作品への感想を読むときに共通するものがあるのではないでしょうか。
作品に意見を欲しいという気持ちが私なりにわかった気がします。

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