(7)義務教育制度を補完する方法(説明)
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小学校・中学校という義務教育の学校制度が、子どもへの対応能力と機能を低下させているなかで、中学校卒業生であっても、実質的実態的に中学校教育未修了者(中学校中退者)が生まれています。<br> | 小学校・中学校という義務教育の学校制度が、子どもへの対応能力と機能を低下させているなかで、中学校卒業生であっても、実質的実態的に中学校教育未修了者(中学校中退者)が生まれています。<br> | ||
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2019年1月2日 (水) 11:30時点における最新版
義務教育制度を補完する方法(説明)
〔*『登校拒否関係団体全国リスト』(99~2000年版)第1部「対応する団体・施設」の(7)(1999年3月発行)です。
その後の制度変更、社会状況の変化により、ここに述べてあることはそのままでは通用しないところもあります。〕
学校・支援団体の解説構造の「制度・政策など」
小学校・中学校という義務教育の学校制度が、子どもへの対応能力と機能を低下させているなかで、中学校卒業生であっても、実質的実態的に中学校教育未修了者(中学校中退者)が生まれています。
小学校・中学校教育を義務教育として、すべての子どもにより完全に保障するために、小学校・中学校に代わる、あるいは補う義務教育制度が、さまざまな形で模索され、生みだされ、検討されています。
現在それは次の方式(およびその組み合わせ)になると考えられます。
(1)学習塾・フリースクールにおける出席、成績を、子どもが学籍を置く小学校・中学校における出席、成績とみなす。
(2)ホームスクーリングの実施。
自宅において、学習をすすめる方法で、小学校・中学校に籍を置いて、その学籍のある学校での卒業になる方法。
小学校・中学校に学籍を置く・置かないことを、子ども(と親)の選択にする運動もあります。
○東京シューレ・ホームエデュケーション
〒114-0021東京都北区岸町1-9-19
TEL 03-5993-3136
いくつかの地域に、ここと連携するところがあります。
(3)夜間中学校、通信制中学校――さまざまな理由で、中学校で学べなかった人のための義務教育システムの一部です。
一部の夜間中学校に、中学校で登校拒否をしていた生徒が入学するようになっています。
(4)中検の利用。上記①や②の方法と組み合わせて中検合格をめざす。
(5)文部省・教育委員会の推進している適応指導教室は、義務教育のもう1つのコースとして成立していく可能性をもっています。
(1)親の会と体験者の会(説明)
(2)通所施設、宿泊施設(説明)
(3)学習塾、フリースクール、家庭教師(訪問活動)(説明)
(4)大検と大検予備校(説明)
(5)小学校・中学校(説明)
(6)中検と夜間中学校(説明)
(7)義務教育制度を補完する方法(説明)
(8)教育委員会・教育行政(説明)
(9)高等学校(全日制)(説明)
(10)定時制高校(説明)
(11)通信制高校(説明)
(12)技能連携校と通信制サポート校(説明)
(13)仕事の学校と就業=就職サポート(説明)
(14)外国の高校(留学・ホームステイ)(説明)
(15)大学・短期大学・専門学校(説明)
(16)児童福祉施設(説明)
(17)医療・心理・保健機関(説明)
(17-2)臨床心理士とカウンセラー、セラピスト(説明)
(18)司法と人権の機関(説明)
(19)電話・文通・出版・体験発表(説明)