カテゴリ:伊勢市(三重県)
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+ | 「無料塾」として全国に広がっている取り組みで、教室の運営委託費として当初予算に八百万円を盛り込んだ。<br> | ||
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+ | 対象者は約六百人で、教室を使うかは本人の意向に任せる。<br> | ||
+ | 生活支援課は百人ほどの利用を見込む。<br> | ||
+ | 塾講師の経験者と補助員の二人が、児童生徒が持ち込んだ学校の宿題などに一緒に取り組む。<br> | ||
+ | 勉強する習慣を身に着け、苦手教科の克服法も教える。<br> | ||
+ | 四月以降に委託先を決め、場所や時間を詰める。七月ごろの開設を見込んでいる。<br> | ||
+ | 子どもの貧困対策として、市は昨年四月に「学習支援員」の臨時職員一人を採用。<br> | ||
+ | 生活保護を受けている子育て世帯を家庭訪問し、子どもに勉強を教えたり、保護者の相談を受けたりしている。<br> | ||
+ | 一年間で五十世帯、八十人に関わってきたが、さらに多くの子どもを支援するため拡大が必要と判断した。<br> | ||
+ | 一六年度は個別に訪問する学習支援員と無料塾の二本立てにする。<br> | ||
+ | 市生活支援課は「生活保護家庭の子どもは、それ以外の家庭に比べて大学進学率が大幅に低いという統計もある。<br> | ||
+ | 学習支援で少しでも貧困から抜け出す手助けをしたい」と話している。<br> | ||
+ | 〔2016年4月5日・貧困ネット、平成28(2016)年3月25日 中日新聞 朝刊伊勢志摩版〕 <br> | ||
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2016年4月6日 (水) 00:18時点における版
伊勢市
周辺ニュース
◆貧困の子に無料塾 伊勢市予算 個別指導と2本立て
【三重県】経済的に苦しい家庭の子どもの学習を支援するため、伊勢市は新年度、無料で利用できる市内初の教室を開設する。
「無料塾」として全国に広がっている取り組みで、教室の運営委託費として当初予算に八百万円を盛り込んだ。
教室を利用できるのは小学四年から中学三年で、経済的に苦しい家庭向けの福祉政策「就学援助」を受けている児童生徒に限定。
対象者は約六百人で、教室を使うかは本人の意向に任せる。
生活支援課は百人ほどの利用を見込む。
塾講師の経験者と補助員の二人が、児童生徒が持ち込んだ学校の宿題などに一緒に取り組む。
勉強する習慣を身に着け、苦手教科の克服法も教える。
四月以降に委託先を決め、場所や時間を詰める。七月ごろの開設を見込んでいる。
子どもの貧困対策として、市は昨年四月に「学習支援員」の臨時職員一人を採用。
生活保護を受けている子育て世帯を家庭訪問し、子どもに勉強を教えたり、保護者の相談を受けたりしている。
一年間で五十世帯、八十人に関わってきたが、さらに多くの子どもを支援するため拡大が必要と判断した。
一六年度は個別に訪問する学習支援員と無料塾の二本立てにする。
市生活支援課は「生活保護家庭の子どもは、それ以外の家庭に比べて大学進学率が大幅に低いという統計もある。
学習支援で少しでも貧困から抜け出す手助けをしたい」と話している。
〔2016年4月5日・貧困ネット、平成28(2016)年3月25日 中日新聞 朝刊伊勢志摩版〕
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