●文通番号3-04  世間体や一般常識とは

AT君 [東京都世田谷区 男 20歳 学生]

 私はある学習塾に通っている一人の青年です。通信制の大学にも所属をしています。全くの引きこもり人間ではありません。しかし、社会生活における人間関係等がなかなか上手に営めないのです。

 「何が世間の常識であり、そして、なにが常識からはずれたことであるか」。10代の頃までは、なんの気なしに高校までは卒業した後、数々の学校を渡り歩いた揚げ句に、20代に入ってからの現在にいたるまで、なにげなく世間に対しての反発心を抱いてしまいました。

 何も、無理をしてまでも冷酷な現実の世の中へと目を向けなくてもよいと、そのような気持ちで胸がいっぱいなのです。

 そんな自分となってしまった理由は、以前にいろいろと人間関係に悩まされたことが数多くに積み重なったためでもあると思います。

 過去でのたくさんにあった嫌な思い出は文章にも書きたくありません。とにかく現在の自分の状況は、家庭環境も安定していて、数少ない友人との交わりもあるので、自分では完全な引きこもりではないと思っています。

 けれども人間関係においていくらかのシャットアウトをしています。例えば、飲食店や居酒屋などに入ることがとても人一倍に苦手なのです。友人から飲みに行こうと誘われても、気後れをして断ってしまうことがよくあります。

 それだけに、自分は世間との触れ合いを避けています。もう少し社交的になれと友人から忠告をされても、あまりよく伝わってきません。きっと、そのような自分が現在にいる自分なのであり、無理に変えようとは思えないのです。

 自分は現代の世の中や物事において、あまり肯定的には見れずに、つまらない感情が多く込み上がってきます。

 こんな自分ではありますが、もしも共感できる人がいたなら意見をきかせてほしいと思います。それも、なるべく同年代ぐらいの方にお願いいたします。

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