つぶやき AYさん
決して自分であってはならない、自分を出したら愛されないが根底にある。
幼児期に密着した愛情欲求が満たされなかった。
自分でない自分を出したとき母親に受け入れられた。
おとなしい子、ものわかりのよい子、我慢強い子、全て子どもの本質ではない狼少年が人間に戻れなかったごとく自分を偽る労力は大変なもの。
母親は大切な人だから自分に刃を向けてしまう。
私は人と違う。人と交流出来ない。人と居ることは苦痛でしかない。自閉になってしまう。
人にどう見られるかがいちばん大事で50年、びくびくと生きてきた。
いろいろあって私は変わった。
今は生きることがなんて幸せなのだろうかと思えるようになれた。
自分を変えることは苦しい修行だった。
一年間寝込んでしまった。
薬の力も借りた。
自分の本当の気持ちを出すことは恐怖でしかなかった。
愛する能力のない人間に育てられたが愛する能力のある人はいる。
人はありのままの自分を出しても決して嫌わないし長所を見つけるのが好きと念仏のように唱え、人を避けず人の中に入っていった。
逆がまた真である。
そして少しずつ自分を出しても人は受け入れてくれるのだということが実感できてきた。
私のような無駄な苦しみを味わっている人を少しでも助けられたらと思っています。