●文通番号1-20  手編み展覧会の報告

スピカ 〔埼玉県上尾市 女 28歳〕

 11月中旬に、母の手織と私の手編みで「二人展」をやりまっした。実は今回で2回目で、前回は全くやる気が出ず、ある物を適当に出しただけだったので、自分を出せなかった。今回はこれ用に創り、基本理念とは少し違ったけど、やりたいことをやれました。

 前回を見た人にはレベルアップしたように見えたかもしれませんが、私としては今回の方が本性。

 今回は、若い女性向きの物、子ども物、小物やあみぐるみを出しました。しかし見に来るのはおばさんばかりであまり売れませんでした。

 前回は、いいかげんな物ばかりだったのにたくさん売れたのは不思議。

 普段は、自分の編みたい物を編んで委託販売に出したり、制作依頼を受けたりしています。たいした儲けにはなりませんが、いつか何かにつかえると思い、地道にためています。依頼者には展覧会に来て技術や感性を見てもらいたいものです。来た人から新たな依頼者も出たり、糸をもらったりといったつながりが広がることが期待できます。

 「きっかけになれば」と思い知らせたかったのですが、発行が間に合わなくて残念でした。謝りたくはないのですが、もし次があるとすれば2~3年後。そのときはこれを読んでいる人たちも来てくれると嬉しいです。何かのきっかけとして。私はひとまず、また引きこもり生活に戻ります……。

 〈追記〉手編みについての質問など、私でわかることなら相談にのれるかもしれません。

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