●2011年3月1日 第88号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2011年3月号。

●文通・・・「作業所に慣れつつあります」/「前向きで楽しく」/「『罪悪感』」。

●連載・・・「随筆文(39)」/「高齢ひきこもり 第2 回~悩みごとを話せない<*文通のおすすめ>」/「身近にある史跡と名所(36)」/「ざれごと(15)」/「コミュニケーションを高めるた めに 第8回~真の孤独になる」/「近代スピリチュアリズムから人生を考える 第5回」/「引きこもり経験者による引きこもりについての考察 第25回」

●松田武己「現実肯定による社会参加に向かう―ワークスペースの可能性―」

◇心の手紙交流館(企画)

あゆみ書店(発行)

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●88号-文通希望せず   『罪悪感』

スピカ [埼玉県上尾市 女]

 アイツの好きだった物・好きそうな物。

 新しい物、おいしいもの、楽しい事・・・

 私が喜ぶ事柄に、罪悪感がある。

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●文通番号88-02  前向きで楽しく

ハニー [静岡県榛原郡 男 49歳 会社員]

◇職業・所属・状態・・・会社員。

◇趣味・特技・ファン・・・音楽鑑賞(R&B、J-POPなど)。

◇文通したい相手・・・どの様な状態の方でも、年齢、性別、地域不問。

 49歳、男性です。

 ひきこもり経験自体はほとんど無いのですが、対人関係がうまくいかず、人を避ける傾向にあります。

 この状態に至ったのは、子どもの頃の虐待、性的虐待の影響だと思います。

 ただ、そういった記憶自体は全くといっていい程思い出せず、記憶に障害があります。

 以前、多重人格の人と会って話した時、自分と極めて似た症状なので驚きました。

 趣味は、音楽を聞く事くらいです。

 パソコンや携帯電話など、使用するのにも抵抗があるくらい、対人関係、行動全般に難があります。

 ただ、人と結びつきたいという、相反する気持ちも否定できません。

 自分の目から見た場合、ひきこもりや対人不安などは、ほとんど同じ状態であって、そういう意味から言っても理解しあえるのではないかと思います。

 そういった方、とりあえず手紙から始めていきましょう。

 どんな内容でも構いません。

 悩みでも何でも結構です。

 お手紙待ってます。

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●文通番号88-01  作業所に慣れつつあります

リラ  [北海道苫小牧市 女 20代]  

 就労移行訓練の作業所に通い始めて7ヶ月がたちました。

 人間関係は、いまだに大変なところもありますが、地道に作業しています。

 仕事は、正直体力を使う仕事なので、最初は慣れるまで大変でした。

 慣れない環境と、体力仕事、そして私が通所している作業所は、ほとんどが男性です。

 女性は、私を入れて2人だけ。

 でも、だんだんと慣れていき、少しずつ話す相手も見つかり、毎日すごしています。

 そんな中で、去年、尊敬している職員が退職してしまい、ショックをかくせない日もつづきました。

 人との出会いも大切だけれど、別れもあるなって当たり前で、もっといろいろと教えてほしいことがたくさんありました。

 私は、これからもずっと、その職員さんを恩師のように想って生きていきます。

 私は、一般就労したら介護職の仕事をしたいです。

 大変な仕事で、まだ今の私には、未熟すぎてダメでしょう。

 これから、内面、体調も含めて、仕事もがんばっていきたいです。

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●2011年2月1日 第87号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2011年2月号。

●文通・・・なし。

●連載・・・「身近にある史跡と名所(35)」/「引きこもり経験者による引きこもりについての考察 第24回」/「コミュニケーションを高めるために 第7回~人生はよき哲学者になるための旅」/「近代スピリチュアリズムから人生を考える 第4回」/「随筆文(38)」/「高齢ひきこもり 第1回~封筒」

●秋本不二緒「太田勝己の絵に思う」

●五十田猛「体験者の参加の仕方を考え中」/「HP改造と体験者の参加-「支援方法」発表以後の様子」

◇心の手紙交流館(企画)

あゆみ書店(発行)

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●2011年1月1日 第86号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2011年1月号。

●文通・・・なし。

●連載・・・「身近にある史跡と名所(34)」/「引きこもり経験者による引きこもりについての考察 第23回」/「コミュニケーションを高めるために 第6回~愛の電池を蓄える」/「近代スピリチュアリズムから人生を考える 第3回」/「随筆文(37)」

●松田武己「30代以上の引きこもりの支援方法-個人の自由な発想が全体の発展に結びつく準職場づくり-」

◇心の手紙交流館(企画)

あゆみ書店(発行)

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●2010年12月1日 第85号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2010年12月号。

●文通・・・「大量服薬にびっくり」/「グリーフケアがほしい」

●連載・・・「身近にある史跡と名所(33)」/「引きこもり経験者による引きこもりについての考察 第22回」/「コミュニケーションを高めるために 第5回~コミュニケーションの段階的成長」/「近代スピリチュアリズムから人生を考える 第2回」/「随筆文(36)」

●島田邦子「オーラソーマ的に引きこもりを考える(1)」

●松田武己「ウェブサイト改造の意味と課題について」

◇心の手紙交流館(企画)

あゆみ書店(発行)

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●文通番号85-02  グリーフケアがほしい

スピカ [埼玉県上尾市 女 38歳] 

◇職業・所属・状態・・・心療内科検討中。

◇趣味・特技・ファン・・・色々あったけど、全部興味なくしました。

◇文通したい相手・・・当事者、本当の支援者。

 グリーフケア(グリーフワーク)して欲しいです。

 知識のある支援者・援助者orこの当事者。

 遊びではないので、まじめに本気で向き合える人、希望です。

 今、かなり混乱しています、私。

 そこのところ、よろしくお願いします。

(不登校情報センターの友達は、事情を全部知ってから去りました。友達ではなかったのかなぁ・・・??)

 「何が本当に相手の為になるのか。」

 自分がし(てあげ)たい事ではなく。

 それを考えられる人だと、なお嬉しいです。

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●文通番号85-01  大量服薬にびっくり

はる [北海道 女 20代] 

 今の作業所に勤めるようになって、3ヶ月がたちました。

 でも、最近オーバードーズをしてしまいました。

 イライラや、自分の思うような行動ができない時など、カーッとなって、薬のことしか考えられなくなります。

 今まで、リスカをした経験はありましたが、薬の量を増やすことじたい、なかったことなので、自分でもビックリしている状態です。

 今は、その辛さを必死にこらえています。

 仕事には、何の不満もなく、むしろフルタイムで働いて体力をつけていきたいぐらいなのに、精神面は、ボロボロです。

 仕事をしたいのに、くやしいぐらいです。

 なので、今は無理せず、半日働いたり、調子がいい時は、休けいしながら、一日働くよう心がけています。

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●2010年11月1日 第84号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2010年11月号。

●文通・・・なし。

●連載・・・「身近にある史跡と名所(32)」/「ざれごと(14)」/「引きこもり経験者による引きこもりについての考察 第21回」/「コミュニケーションを高めるために 第4回~コミュニケーションの能力の底にあるもの」/「近代スピリチュアリズムから人生を考える 第1回」

●松田武己「活動のまた一歩前進を確認しておきたい-実務教室の成果、ホームページ改造の先にあるものを考える-」

◇心の手紙交流館(企画)

あゆみ書店(発行)

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