●文通番号43-02  友達になって下さい 

うらら [兵庫県宍粟市 女 29歳 無職]

 私は、人見知りが激しく人前に出ると緊張してしまいます。

 いつまでも、このままじゃいけない、と思っていろいろ考えてはいるんですが、なかなか行動に移せず、未だに長いトンネルの中にいるみたいで、この先、自立して生きていける か不安な毎日を過ごしています。

 やっぱり一人は寂しいなぁ。

 話相手になって下さい。

 話下手ですが、よろしくお願いします。

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●2007年3月1日  第42号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2007年3月号。

●文通・・・「前向きに頑張る」/「経験発表サイト開設しました」/他

●体験手記/回想と思想「精神的ひきこもり脱出記【10】」

●五十田猛「不登校情報センターは何をする事業所になるのか」

◇心の手紙交流館(編集)  

◇あゆみ書店(発行)

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●文通番号42-03  経験発表サイト開設しました

いちじゅ [東京都足立区 男 35歳 非正規労働者]

 引きこもり経験者のいちじゅと申します。

 私が引きこもり始めたのは、中学1年生だった1984年です。4年後、外へ出るようになったものの就学・就労せず、対人関係もない状態が続きます。

 2000年から引きこもりの自助グループに参加し、なんとか人の中へ入っていけるようになりました。

 1年前からは郵便局の非正規職員をしています。今でも人づき合いが苦手ですが、22年ぶりに引きこもりから卒業できた気になっています。

 経済的に少し余裕が出来たのでパソコンを買い、自分の経験をウェブサイトにまとめてみました。ご覧になっていただけると幸いです。

 ひきこもり歴22年 いちじゅの経験発表サイト

 http://www.geocities.jp/ichiju1/index.html

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●文通番号42-02  前向きに頑張る

アクア [千葉県 男 30代 大学生]

◇状態・・・放送大学、デイケア。

◇趣味・特技・ファン・・・クラシック鑑賞、推理小説、インターネット、メール。

◇文通したい相手・・・同じ心の病の悩みを持つ方。

 私は、うつ病と不眠で20年悩んでいます。

 ここ8年、デイケアと作業所には通っています。

 自分に自信がありません。

 なかなか社会復帰できませんが、前向きに頑張りたいです。

 いろいろ病気の事やいろいろな悩みについて話せて、支えあえる人間関係をつくりたいです。

 よろしくお願いします。

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●2007年2月1日  第41号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2007年2月号。

●文通・・・5通

●体験手記/回想と思想「精神的ひきこもり脱出記【9】」

●五十田猛「対人関係づくりの諸相-社会へのアプローチの時期ー脱ひきこもり期(その3)」/「不登校情報センターの名称を生かす」

◇心の手紙交流館(編集)

◇あゆみ書店(発行)

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●2007年1月1日  第40号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2007年1月号。

●文通・・・なし。

●体験手記/回想と思索「精神的ひきこもり脱出記【8】」

●五十田猛「ひきこもりから動き出す条件づくり」/「いじめの相談から考えたこと」

●〔中間報告〕五十田猛「カウンセリング、セラピー、ヒーリングの施設データ集め」

◇心の手紙交流館(編集)  

◇あゆみ書店(発行)

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●2006年12月1日  第39号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2006年12月号。

●文通・・・7通

●体験手記/回想と思考「精神的ひきこもり脱出記【7】」

●投稿「11年ぶりに働ける喜び」

●「読売プルデンシャル福祉文化賞」を受賞

●五十田猛「ひきこもりから動きだす3つの条件」

◇心の手紙交流館(編集)  

◇あゆみ書店(発行)

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●2006年11月1日  第38号

◆NPO法人不登校情報センター会報・2006年11月号。

●文通・・・「多重人格や解離が落ちつく」/「親せきの人たち」/他

●体験手記/回想と思考「精神的ひきこもり脱出記【6】」

●五十田猛「引きこもり経験者の仕事に就く力-“精神的体力”とは意識下の情報を身につける人-」

◇心の手紙交流館(編集)

◇あゆみ書店(発行)

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●文通番号38-05  親せきの人たち 

スピカ [埼玉県上尾市 女 35歳]

 37号の『謝罪と苦言』の中で、「親の態度が社会へ出る気力を奪うのでは?」とあったので、ずっと言おうと思いつつ言えなかった事を書きます。

 主に母の事ですが。幼い頃、祖父母の家へ行く時、事前に「おじいちゃんの前では、正座して敬語でないと怒られるよ」と言われました。私は恐怖を感じましたが、実際には祖父はそんな事は気にせず、寝ころがってもタメ口でも怒らず、母は拍子抜けしてました。

 出かけた帰りなど「○○したのはいけなかった」や、「お母さんは恥ずかしかった」など、私の行動について言われる事がありました。

 だから、いつの頃からか私は何かをしようとする時(高校選び、習い事や仕事を考える時、物を創る時のデザインなど)、母がどう思うか何と言うか、常にその思いに取り付かれ、がんじがらめで萎縮してます。

 だから動けないとか、他人の私への評価や感情が恐くて動けないので、母の言葉や態度も問題の根源だと思っています。

 母は、私がひきこもった事や何か動きがあった時も人に話してるようです。勿論母は私には言いませんが、周りの人の態度で感じます。という事はつまり、私の知らない所で知らない人に、私のプライバシーが知られているという事です。私はそれも嫌で、外・・・特に地元が恐くて家から出られない・・・という事もひきこもりからキッパリ抜けられない一因です。

 おじ○Aが結婚したら、突然いとこが出来ました。私より年上のお兄さんとその妹。でも祖父母の初孫は私。「子供に関係ない」という事で何も教えられず、私の頭の中は「?」でいっぱいになりました。おじ○Aとお兄さんは各々バンドをやってたので、音楽の話で盛り上がってました。

 おじ○Bは、途中で奥さんが代わりました。前の奥さんは入院中、子供に「ごめんね」と言ったというのがどんな訳か、死別か離婚かは知りませんがいなくなりました。次の奥さんとその間の子供4人と前の奥さんの子と、全員で一緒に住んでましたが、特に問題はありませんでした。祖母は上の子の事を「あんな事があったのによくグレなかった」と言ってました。つまり、グレて当然の事があったのでしょう。

 このように、私のいとこ達は血のつながらない家族と上手く行ってるようでした。

 私は産みの両親と住んでるけどひきこもりです。私は、母に私のままを受け入れてもらえてないと感じるので、そんな自分に納得出来ません。

 私の父は3人きょうだいの末子で、早くに両親を亡くし1番上の姉が親代わりでした。どんな暮らしだったか何があったかは知りませんが、父はおばに対してとても冷たく接します。

 おばはいわるゆる独居老人なので、我家の近所に住みよく食事に来ます。母としては年寄りの1人暮らしが心配という事ですが、父は他人と見なして礼儀などを求めます。用がないのに家に来る事を嫌がり、用が済んだら早く帰したいのです。お陰で私は、年寄りのいじめ方を実践で教わってます。「他人」と言うけど、父には姉、私にはおばなのに、なぜ、そんな態度が出来るのか理解出来ません。

 余談ですが。その間のおじ○Cは、10年程度前脳溢血になって以来、転院をしながらまだ入院中です。本人に治す気がないので、リハビリをしません。

 で、その奥さんが、頭がおかしい人で、見舞は行かないしお金も払わないので、お医者達が訪問したら、ボサ²頭にちぐはぐな寝巻きで「何しに来た!帰れ!」と怒鳴られたそうです。

 近所の人が家中探して、古い手紙からやっと我家に連絡をくれました。

 私の親達が見舞うと、看護師はおむつを半分に切って色々な事を切り詰めて限界な感じで半泣きでした。

 家に行くと、台所の窓は閉り切らず風雨が吹き込み、洗濯物も出したまま(おじがやってたのに入院したから)、家の中はいわゆるゴミ屋敷。

 そんなこんなで母は「親と住めて(私を)幸せだ」と言いますが、私はそうは思えません。

 血のつながらない親子でも幸せがあります。産みの両親と居るから幸せとも当たり前とも限りません。

 私が不登校情報センターで、親などに「産みの親のくせに」と言うのは、そういう背景があるからです。恩着せがましくても理解してないとかやらないのは、頭に来るので。

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●文通番号38-02  多重人格や解離が落ちつく 

B.B. [静岡県榛原郡 男 46歳 会社員]

◇趣味・特技・ファン・・・音楽(Hip-Hop等)。

◇文通したい相手・・・年齢がはなれていない人。

 はじめまして。私は46才の会社員です。

 ひきこもりではないのですが、対人関係、特定の行動の不可能性、能動的に行動することの困難さなど、記憶や人格に関する能力に難があります。ひきこもりも又、同様の困難ではないかと思っています。

 仕事には行けますが、自ら行こうというのではなく全く別の他人が行っているのを傍観しているように感じます。

 これは多重人格に非常に近い解離だと思います。憑依に近い、とでもいいますか。

 多重人格の女性と文通していた事もあります。もう連絡はしていませんが、一度会った時、似たような人間だという感想を持ちました。

 できれば多重人格か解離の方と知り合いたいです。その方が落ちつくというか、話が合うので。

 あまりハードな事を書いても良くないと思い、今まで投稿はしませんでした。

 今は状態が好転しているように思います。同様の方、お手紙お持ちしています。

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