10月16日「体験発表会」の準備

10月2日の「引きこもり後を考える会」第4回では多くのことを話しました。
話した内容を数回にわけ、参加した1人として感想や意見を含めて掲載していきます。
その第1回は10月16日の「引きこもりから抜け出す」体験発表会に関して明瞭になった点です。

今回の発表者は架空のつくりごとでなく,現実に到達したことの発表になります=嘘はないのですが参加者にどの程度納得してもらえるのかは未知数であり、やってみないとわかりません。
当日のタイムスケジュールなどは3日の「創作者の交流会」の意見を聞き、様子を見て最終的に決めます。各人の発表時間は15分から20分程度です。その時間のなかで何を話すのかは各人で的を絞り、考えてください。
その後の相談時間に発表者は相談をどう受けるのか、発表者以外の相談者はどうなるのか、について松田試案を説明しました。
相談を受ける人は、発表の4人を中心に次のメンバーで調整中です。
(1)メイクセラピーを発表するSさん=女性(引きこもっていても)には訪問もできる。
(2)整体師を目指すOさん=引きこもりからどう抜け出したか、なぜ整体師なのか…など。
(3)NPO法人FDA=IT企業設立の就業支援。
(4)「引きこもりでも彼女ができる」Nさん=親とは手紙で継続的にやり取りしたい、仕事をする状況での話しなども。
(5)ヘルプデスクのHさん=参加できるか不明。案内チラシを配る。
(6)編み物教師のSさん=参加できるか不明。案内チラシできている。
(7)訪問サポート・トカネット=訪問サポート相談。
(8)不登校情報センター・フリースペース松田=パソコン教室、ワークスペース、自宅でのサイト制作などいろいろ。
この他にも相談を受ける人が出るかもしれません。

「引きこもりから抜け出す」体験発表会は、今後も繰り返し、そのつどテーマを変えていきです。親とともに当事者が一人でも多く参加をして欲しいものです。それにはどうすればいいのかを考えてみました。
内容の充実にかかっていると思いますが、それは参加してくる人の気持ちや状態にマッチしている取り組みであることは確かでしょう。発表者は自分のことで精一杯かもしれませんが、企画者はいろいろな状況の人の話を聞き、相談でき、参考にでき、協力できるようにしていきます。

 

NPO法人の会報『ひきコミ』の発行

会報『ひきコミ』第95号(2011年10月号)の印刷。製本を終えました。
連載になったのは、スター☆チャイルド「ランダム投稿」の『もうこの自分でいいと世界に宣言する』、AT君『随筆文』、ライオン丸「身近にある史跡と名所」の『相模原市橋本の周辺』、二条淳也「高齢ひきこもり」の『失敗は許されない』『私が出会った職場⑤』。
松田武己「ウェブサイト制作の前進、評価、見通し」。
イベント案内として10月16日「引きこもりを抜ける仕事づくり・体験発表会」、10月9日「新小岩親の会」、10月15日「セシオネット親の会」、10月8日「全国合同・不登校克服体験発表会」など。
B5版20ページ、定価300円、送料80円です。

*メディア・リサーチ・センターから『雑誌・新聞総かたろぐ』というが年報が出ています。国内で発行される新聞・雑誌のデータ本です。2012年版を発行するのにデータ問合せがありました。『ひきコミ』をほぼ前年どおりとする「変更なし」回答を返しました。

グループインタビューの依頼

グループインタビューの依頼がありました。全文紹介いたします。

「来月10月9日、ひきこもりと親との関係に関する、グループインタビューを行います。ひきこもり現象に対してもっとよく世の中の人に知って欲しいと考える、今現在ひきこもりの人(または経験者の人)とひきこもりの子をもつ親の方の参加をお待ちしております。不登校情報センターのことを知りたい、見てみたいという方も歓迎します。所要時間は1時間程度を予定しています。ひきこもり現象のより本質に迫るための卒論の調査です。参加ご協力をお願い致します。

時=2011年10月9日 午後4時 親の会終了後に行います。親の会が早目に終わることもありますので、15分ぐらい早目に来ていただけると有難いです。

場所=不登校情報センター内。
東京都葛飾区新小岩2-3-11-503 JR総武線「新小岩」南口5分。

*料金はかかりません。

*参加していただける方、興味のある方は、hikisoturon@yahoo.co.jp まで」
以上です。