ケーキづくりもありました

午後の早い時間から、ケーキ作りが始まりました。
詳しいことはわかりませんが、かなりの作品ができたようです。
私もその一切れをつまみ食いさせてもらいました。
途中で鯛焼きの差し入れがあり、食べ物はかなり多かったです。

12月はまだ食事会の予定があります。
次回は21日、水曜日のようです。
たぶんクリスマス会の代わりになるのでしょう。
何をどう作るのかはまだこれからです。

『風のダドゥ』の上映会

12月10日、今年最後のビデオ上映会は『風のダドゥ』でした。
参加者はなんとわずかに2名。その2人も途中で中抜けするような状況でしたが、前半の大事な部分はちゃんと見ていたようで、「とてもよかった」との感想です。
リストカットシーンがあったようですが、これくらいの重さでないと楽しめないという感想でした。いったいどれくらい重いテーマのビデオ上映をしてきたのやら。
次回は12月24日になるので中止して、次は来年1月に持ち越しになります。

「自立・就業支援団体」の情報提供を期待

「自立・就業支援団体」ページは検索数から見て多くの利用者がいます。私たちが把握していない該当団体が多数ありますので、その情報を集め紹介したいと思います。
その「自立・就業支援団体」ページをWikiページに移行しつつあります。このページには種本があります。福島県中小企業団体中央会『ニート自立支援ガイドブック』(2008年2月に発行)です。
このガイドブックには長野県から東側の都道県にある該当団体が多数載せられていました。
そこに掲載されている情報のうち転載の了解を得た団体をこのページに移行しました。あわせてフォーマット利用の許可を得て同じ書式に基づく西側の府県に所在する団体から情報提供を受け、掲載しています。
また厚生労働省が推進してきたジョブカフェ、地域若者サポートステーションもわかる限り連絡先を掲載してきました。この数年の間に障害者雇用に取り組む企業やNPO団体も誕生しています。これらも情報提供していきたいところです。
こういう不登校・引きこもりの経験者、発達障害者の雇用に取り組む団体等からの情報提供をお待ちしています。

こだわりは肯定的なエネルギー

今年のサイト制作作業の総合点検をしています。
細部に入る前の大きなところでいくつかの未着手があります。
「支援者プロフィール」、「自立就業支援」、「中学生・高校生のための仕事ガイド」、「メンタル相談・各種療法」が該当する大きなページです。
「支援者プロフィール」は道半ばですが、もれなくWikiへの移行をしました。団体名リンクと都道府県リンクが未完成です。
「自立就業支援」は、多くの情報を追加しながらWikiに移行しました。個別団体の詳細ページの移行がされないまま消えていました。これを復活する作業に着手しています。
「中学生・高校生のための仕事ガイド」は、ドメインが違ったままで、しかも制作途中です。作業量が大きいので年越しになります。

最後の「メンタル相談・各種療法」は、複雑そうに見えました。その個別団体の詳細ページの移行にようやく着手を始めました。担当者があれこれと考え、検索をしやすくする面も含めて考え用意していました。
それの表示の仕方を、あまり複雑にならないようにしたいと思いました。この検索のための準備のしかた、複雑すぎない表示のしかた、いずれもよく考えていると思います。これを“こだわり”というのでしょうか。
もし通り一遍のつくり方にとどまるならば、丁寧さというか個別性の追求というか、そういうものはなくなってしまいます。それを追求する関心はとても大事なことで、それが新しい何かに気づき、見極めていこうとするエネルギーになると思います。
“こだわり”をもつことは否定的に思われがちですが、“こだわり”のないものは処理されるだけで発見にはつながりにくいでしょう。“こだわり”は大切です。ただあらゆる物事に“こだわり”を発揮すると不便になり、浮いてしまうので要注意です。そのバランス感覚さえ身につければ“こだわり”は生かせるし、長所になるでしょう。

レポートを実践記録と対比する

「日本発達障害ネットワーク第7回年次大会」の感想その5です。
今回も講座等の内容ではなく、発表の形式、すなわちレポートないしはパワーポイントについて考えました。
わたしは以前に教育系の出版社で編集者をしていました。
そのころよく読んだのが教育実践記録です。レポートと教育実践記録を対比してみたのです。
結論的にはそれぞれいいところがあり、とく優れたものは弱点を相応に満たすといえると思います。

レポート(およびパワーポイント)は、箇条書き的になります。要点をとらえやすくし、理知的・情報的な理解を助けます。取り組みをシステムとして理解しようとしていく傾向が出てきます。
レポートはより多くの人がまとめ、提出しやすいと思います。広がりやすいのです。
弱点は、報告を聞きながらレポートを見なくては、後で独りそれを見ても、よく知った分野でないとわかりづらいと思います。

実践記録は、取り組みをストーリー・物語にしています。場面を彷彿させ、感覚的・感情的に伝えやすくなります。事態をあまり詳しく知らなくても読みすすめるうちに理解していくことができます。
全体の様子はわかるけれども、大事な要素と付随的な要素がすぐには見分けられないことがあります。読む人により理解のしかたが違うわけで、それはそれで役立ちますが筆者のスタンスをとらえにくいことがあります。それだけに報告者の筆力が関係しますし、広がりの程度はレポートには及ばないはずです。

優れたレポートは実践記録の内容が生まれ、優れた実践記録はレポートのよさを含んでいきます。
ただ時代趨勢なのでしょうか、レポートにはお目にかかれるけれども、実践記録にお目にかかれることがほとんどありません。