内閣府の不登校等の相談室紹介サイトを見て考える

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 内閣府の不登校等の相談室紹介サイトを見て考える
Facebook にシェア
[`google_buzz` not found]
[`yahoo` not found]
[`livedoor` not found]
[`friendfeed` not found]

内閣府のホームページ内に「児童虐待・いじめ・引きこもり・不登校等についての相談・通報窓口」を見つけました。そこで今日の事務作業グループでは「この情報をどのように生かせばいいと考えるのか、箇条書きにして答えよ」なる企画を考えるテーマを出しました。
不登校情報センターとしてどうできるかです。正解はなく、間違いはあります。合格点になる回答はありませんでした。これを検討してみます。

(1)まず内閣府のホームページの性格です。北海道から沖縄県までの相談機関が紹介されていますが、北海道だけを調べました。青少年センターの55箇所の所在地、電話番号、開業日・時間。そして「相談できる内容」があり、その内容は54箇所が「青少年問題に関する相談」、1箇所が「思春期の子どもに関する相談」とあります。他の道府県は見ていませんが大差はないものと思います。
(2)すべてが「少年補導センターの運営に関する指導要領」に基づく公共施設のようです。
(3)相談の対象範囲が広く漠然としています。不登校情報センターとして扱うときは「不登校・引きこもり・発達障害・いじめ」が相談範囲に含まれるのを条件にしています。
(3)所在地と電話番号では、連絡が取りにくい(メールアドレスの掲載が1箇所)。
(4)掲載の相談室には、不登校情報センターの「メンタル相談」ページにすでに掲載されているものがあります。これは適応指導教室・教育相談室への情報提供依頼にこたえていただいたものです。さしあたりはこの方向でわずかずつアプローチをすることになります。
(5)不登校情報センターのサイトの適当なところに内閣府のバナーを置き、そのホームページにリンクをすることが可能です。

こういう状況にあるホームページ情報を「どのように生かせばいい」と答えるのに合格点を取るのは難しい問題でした。しかし、ときどき事務作業グループで企画を試みようと思います。事務作業メンバーを引き続き募集中です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください