郵便局の非正規雇用者も募集中です

しばらく前に警察官が不足しているというニュースを見ました。2月2日のコミティア会場(東京ビッグサイト)では自衛官の総務(?)を担当している人がいて、「自衛官が辞めていくのに補充できないでいる」という、自衛官不足を聞きました。先日は新聞紙上でバスの運転手が足りなくて、定期循環バスの運行が大変になっているという記事を読みました。このように社会の一部では人員不足が発生しているようです。

最近、長期の引きこもりのあと郵便局で働き始めているMKくんから手紙をもらいました。それを見てください。
「就労から今月で丸8年になります。あいかわらず対人不安で、非正規雇用のままですが現在も継続中です。
今、要員不足で困っています。不登校情報センターに関わっている方で就労してもいいという方がいらっしゃいましたらご紹介いただけると助かります。
〇〇郵便局。郵便物の組立と自転車での配達。8時から14時45分まで6時間(超勤あり)。週5日。時給1020円からです。バイクでの8時間勤務も募集しています。ただし、半分くらいの人は数か月以内で辞めてしまいます。最短は2日でした。「この人大丈夫かな」と思った人でも3か月以上続いた方で定着できなかった人はいません。」

3か月続けば、その後も継続するということでしょう。どうでしょうか。チャレンジする人はいますか?

体験記や漫画を本にする編集技術を学びたい人を求む

5月のコミティアに参加するつもりでいます。
新作を出したいので創作をしている人にそういう呼びかけをしています。
その一方、これまで預かっている作品を出展できるようにするのもありと思い、点検を始めました。太田勝巳くんのまんが作品はこの前から出展できるようにしたいと考えていたのですが、少なくとももう一作あります。すでにネット上に掲載している「体験記・ナガエ・私の物語」です。
この体験記は、虐待を受け、それを昇華・消化し、文学的なレベルにまで仕上げた十代の少女の作品です。体験の傷跡を残しながらそこに留まり、動揺しながらも前を見ている様子が見てとれる作品です。
出展できる作品にするにはいくつかハードルがあります。本人の同意と編集の技術的な作業です。編集技術に関心のある方がいましたら、来ていただくとうれしいのですが、誰かいないでしょうか? 校正、見出し(タイトル)、章立て、本づくり、…などに関心のある方(引きこもり等の訳ありの人)は応援に来ていただけませんか。

セルフサービスカフェが忘れたころにやって来た

 第2火曜日の午後は、セルフサービスカフェの日でした。

今日は初めに久しぶりに来たKくんがいましたがすぐに帰ったので、前と同じ3人の女子会です。何を話したのかは知りませんが、襖一つで隣の部屋ですから秘密の話しではありません。

来月は3月11日(火)3時から5時まで。

4月からは第2木曜日になります。

葛飾でのシェルターの実現は黄信号にも至らないが

 8日、坪井節子さんの講演を聞きました。
坪井さんはカリオンという子どものシェルターをつくっている方で、真実あふれるお話しでした。いじめを受けた子ども、虐待を経験した人の話に、雪の中を集まった人たちは涙でした。涙の情動は笑いよりも強いものです。
この講演会を主催したかつしか子ども応援ネットワークの終わりの会のとき、ある人が「葛飾にもシェルターがほしいね」と発言したので、オッと思いました。そうしたらもう一人のベテランも「つくりたい」というではありませんか。
ちょうど「家出少女の一時受け入れ」を考えていた私は「受け入れてもいい~ぐらついている」まで話しました。少なくとも3人はシェルターをつくりたいと考えているのです。その後の雑談ではさしたる名案も出ず、今後の成り行きになりそうです。

事務グループのメンタル相談施設への更新依頼は一段落

昨年12月からの事務作業グループのメンタル相談施設への更新依頼は大作業でしたが、一段落です。各施設からの回答は少しずつ返っています。それをネット上で更新する作業もそれにあわせて進んでいます。かなりの成果があったと思います。メンタル相談の紹介施設数はまだ少ないです。時期をみて新しい施設からの情報収集をしたいと思います(新規情報)。
この機会に「メンタル相談の更新と関連作業」の作業マニュアルをまとめました。これは他の支援団体や学校の紹介情報の更新等を進めるときにもおおよそ当てはまるマニュアルになります。
次のテーマには、2つを考えています
①、「適応指導教室と教育相談室」…新規情報集めと更新の作業です。昨年4月に次ぐ作業です。
②、「保健所における発達障害対応」…一昨年3月の「保健所における引きこもり対応」に次ぐ調査です。
保健所と適応指導教室からの回答状況、ネット上のアクセス数(一般の関心)、質問内容などを話しました。はじめに「保健所における発達障害対応」に取り組みます。

明日は坪井節子さんの講演に参加

明日2月8日の午後2時から、かつしか子ども・若者応援ネットワークが取り組む「かつしか区民大学」内の講座があります。
特別講演会「学校がくるしい子どもたちからのメッセージ」として、坪井節子さん(弁護士、カリヨン子どもセンター)が講演をされます。
不登校情報センターとトカネットもこのネットワークの一員ですが、今回は準備会にも参加せずに当日を迎えます。トカネットの藤原さんは日本橋で開かれる「居場所クラブ」の相談員として出かけますので、区民大学は私だけです。
会場は葛飾区亀有地区センター(葛飾区亀有3-26-1 リリオ館7階、JR常磐線「亀有」)、参加費は無料です。手続きをしている方はかつしか区民大学の単位認定講座になります。

先日、進捗状況をお聞きしたときに、会場では不登校情報センターの相談ブースも設けられることになっていると聞きました。今日はそこで配布する資料も準備しなくてはなりません。

3月16日の不登校・中退者のための進路相談会を準備

杉並区社会教育センターで開く「不登校・中退者のための進路相談会」を「広報すぎなみ」(2月21日号)の載せるゲラ原稿が届きました。
広報に先立ってお知らせいたします。

不登校・中退者のための進路相談会
不登校や学校中退のお子さんがいる家族を対象にした相談会です。
日時:3月16日(日)午後1時~4時
会場:セシオン杉並(杉並区梅里1-22-23)
内容:①学校・主催者の事業紹介(不登校への対応について)、②高校やサポート校(10校程度)の担当者との相談会ほか、③心理カウンセラーによる無料相談
対象:不登校・学校中退のお子さんがいる家族(区外在住可)
定員:50名程度
参加費:無料
申込:①②当日、直接会場へ、③電話で、松村090-9802-9328
問合せ:NPO法人不登校情報センター電話03-5875-3730
共催:アミータ福祉教育学院、NPO法人和泉自由学校、NPO法人不登校情報センター、親と子の相談室「sora」

家出少女を受け入れてもいいと思ったが大反対にぐらつく

家出少女たちの様子をTVで放送していました。
これまでもどこかで聞いたことはありますが、この寒空でたいへんなことではないかと思います。事情は親子の関係など家庭に起因することが多いと思います。引きこもり問題に長くかかわっている者としては、そういう背景がある子どもがいるのは容易に推察できます。
TVを見ているうちに、この自宅兼事務所に泊まってもいいのではないかと思いました。見ている他の人からは賛同はかすかにあったようですが、さしたる反対はありません。世間話の域を出なかったので深く考えた賛否ではありません。猫を飼いたいという反則会話が混じりました。
はじめに浮かんだのは女性なので2人同時で、期間は3日以内です。
みんなは本気にしていなかったでしょうが、夜になってその気になって考え始めました。
部屋のスペースと寝具の都合で同時に2人か3人、滞在時間は夜の9時から朝の9時まで、12時には寝ること(消灯)、身元が明確にわかること、こういう取り組みをしていると地元の警察と大家さんに伝えておくこと、光熱費を1泊300円から500円程度もらうこと……。
夜遅く電話をしてきた人がいたのでこんな話をしたら、大反対に遭いました。そうなんでしょうかね? 困難を抱えている人の問題は何かを開いていきませんか? でも少しぐらついています。

留学を受け入れるとはどこまでの範囲か明示するように質問

先日のスウェーデンからの研究者の訪日に関して、改めて質問が来ました。
「もしあなた方が私たちの留学を受け入れてくださる場合、私たちは3月1日の奨学金申込み期限までに、お返事をいただく必要があるのです」というのです。返事をしようとしたのですが、ちょっと意味する範囲がわかりません。それで次のように答えました。

確認のためのメールをいただきました。
お答えする前に「私たちの留学を受け入れてくださる場合」という内容を明確にしていただけませんか。
(1)5月11日(日)の午後に月例の親の会(大人の引きこもりを考える教室)を開きます。この場に参加する内容になりますか。5月10日に不登校生の親の方が集まります。また、私が参加する別の不登校の親の会が5月17日の午後にあります。これらの会に参加するという意味ですか。
(2)そうではなくて、親に個人的に話を聞きたいということでしょうか。その場合は、親の会の終了後か別の日に話を聞く機会を設けるという意味になります。この場合は事前に答えてくれそうな人探しておかなくてはなりません。
(3)不登校の子ども(十代)や引きこもりの経験者で20代以上になっている人から話を聞く機会を設けるというのは、必ずしも保障できません。いまから対象者に呼びかけて、OKしてくれる人を探しておく必要があります。
(4)松田(私)の場合は、日本に滞在期間にお話しをする機会をつくるのに支障はありません。他の人の場合は、時間が確保できるかどうかの前に、話しをするつもりになるのかどうかが難問です。準備が要るのです。
(5)留学受入先というのは上のうちどれに該当する内容でしょうか。それともこれらのことは無関係なのでしょうか。

島田邦子さんの2月のカラーセラピーの受講者を募集

島田邦子さんの2月のカラーセラピーの予定です。

(1)2月13日を、不登校情報センターでのカラーセラピーの日とします。
時間は午後1時から5時とし、1時間のセラピーと30分の休憩時間とします。最大合計3名です。1:00~、2:30~、4:00~の3つの時間帯のうち4時からの受講者を募集します。1時間です。

(2)受講生の条件は、「引きこもり経験者等の人」とします。
受講料は1000円(ボランティア料金)です。

(3)申し込みは、不登校情報センター(メール:open@futoko.info、FAX03-5875-3731)までお願いします。確認の連絡をしますので、お名前、年齢、連絡先を必ず書いてください。

(追加:2月5日)13日は午前11時から1人追加になりましたが、4時からは引き続き募集中です。