今年の流行語のなかに「カープ女子」が選ばれました。
ちょっと納得です。2年ほど前(2012年1月)に私はこんなことを書いていました。「一番応援しているチームはどこですか?」というインタビューへの答えです。
プロ野球では阪神タイガースになりますが、50年以上になるとそれもマンネリです。勝ち負けは確かに大事ですが、最近は生え抜きの選手が少なく、育てる力がないのを残念に思います。楽天を応援するのは判官贔屓(びいき)、広島も応援していてこれは選手を育てる力がある点です。
回答の見出しに「阪神ファンですが広島がうらやましい」としました。
判官贔屓としていた楽天は昨年優勝。すでに判官贔屓の対象ではありません。
今年はカープがCSに進出し、カープ女子が流行語に選ばれました。
阪神タイガースはレギュラーシーズン2位ながらCSで勝ち日本シリーズで敗北。「日本シリーズに勝ってから」と言っていた和田監督の胴上げは結局ありませんでした。それはどうでもいいのですが「育てる力がない」点は向上したのかどうか。実力をもった他球団の選手を引っ張ってきて「勝てばいい」という気にはなれません。マンネリになるのはそれが続いたシラケ気分によるものです。
地元の広島に足を置き、選手を育てる気風のあるカープがうらやましい状況は変わりません。カープもがんばれ、と言いたい。