昨日、8月4日は東京都主催の第1回地域支援者向け講習会というのがあり、Sさんと一緒に参加しました。Iさんは体調つごうで休みました。
第2部の鼎談に出席した「文化学習協同ネットワーク」のPさん、もう一人の西東京市教育相談室で相談をされているQさんが話したことは私たちの課題と同じです。しかしどう進むのかは違いがあるようです。
20代後半以上の引きこもりの相談はできるけれども社会へ着地する支援が難しい。支援者が当事者とつながり、当事者間のつながりまではできるけれども、その後に当事者を社会につなげることが、特に安定的につなげることが難しいとする点です。ここまでは私たちと共通する状態です。
この局面で可能な具体策は、(1)その局面を支援する仕事コーディネーター役の必要性、(2)地域の事業者や商店の人たちとの結びつき、(3)そこに有効性があるかもしれない民生委員などとの結びつきが考えられているようです。
今回の出席はその民生委員などを対象としたものですが、参加者は多くはありませんでした。さいわい新小岩地域からは「葛飾区青少年育成新小岩地区委員会」の会長さんが参加されていました。ときどき道で会っていましたが、今回は名刺交換ができました。
具体策では不登校情報センターで発想していたものとは違う方法が紹介されたことになります。将来は私たちも検討する時期が来るのかもしれません。
不登校情報センターが独自に進めている方法は仕事づくりと不登校情報センター自体を職場にしようというものです。この方法の良し悪しの判断はまだできませんが、スタートして相当時間を経たところにいます。悪くはないし、これまででいちばん希望が持てるところにいる気分です。しかしまだ道は続きます。