かつしか応援ネットワークで「不登校」講座の準備

かつしか子ども・若者応援ネットワークの全体会がありました(6日)。
世話人代表の森さんが体調都合で欠席になるなど、参加者が少なかったのですが、
26日に区民大学の講座「不登校は問題行動か?」の準備があり、中止もできません。
2人の世話人と教育委員会の担当者がまとめた準備案を出席者で確認していきました。
他にも来年度の取り組みの進捗状況も報告しあいました。ネットワークとして責任を負う企画以外にも、進路相談会や子育て支援の会合もあります。
最後に出席者それぞれが取り組んでいる状況報告を出し合いました。子ども食堂に取り組んでいる方のリアルな話、発達障害の専門機関の様子も聞くことが出来ました。

〔かつしか子ども・若者応援ネットワーク〕
https://sites.google.com/site/katsushikaouennetwork/

YouTubeで自殺防止キャンペーンに参加したZくん

25日にかつしか区民大学「当事者が語る不登校」がありました。壇上に並んだ3名の不登校経験者の一人Zくんが、司会の奥地圭子さん(葛飾シューレ中学校校長)に促されて発言しました。
Zくんは、9月1日の自殺防止のキャンペーンに参加しました。十代のこの世代がよく見るのはYouTubeではないか。そう思ってYouTubeを使いこの取り組みに参加したのです。夏休み明けは子どもの自殺が多い傾向を見て、いろいろなところが取り組みをしています。Zくんの参加は動画発信によります。
これによる効果がどれだけなのかはわからない、報道関係のいろいろなメディアが取材に来て、それが報道されて関心が高まったのではないか、というのがZくんの感想です。
私にとっては予想外のときにその話が出てきたので、その発言が私の探していた内容に照応すると気づいたのは、後になってからのことです。
ネットやSNSを使って、不登校や悩んでいる同世代の子どもに働きかけている一人が目の前にいたわけです。休憩時間になってから、Zくんに私の意図のほんの概略伝え、このあとどうすれば連絡できるのかを確認しました。
「全国若者・ひきこもり協同実践交流会」を準備する実行委員会の場(9月17日)で、私は「ひきこもっている人にネットを使って働きかけている実践者がいたら発表してほしい」と、提案したのですが、Zくんはその有力候補になりそうです。
9月25日の「当事者が語る不登校」は、かつしか子ども・若者応援ネットワークと葛飾区教育委員会生涯学習課主催です。事前の申し込みよりもかなり多い参加者が会場の葛飾区亀有地区センターのホールに集まりました。

かつしか進路フェアの相談コーナーに参加

「かつしか進路フェア2016」に参加しました(6日)。かつしか進路フェア実行委員会と葛飾区教育委員会の主催で、今年で6回目です(会場はテクノプラザかつしか)。
かつしか子ども・若者応援ネットワークが担当する「相談コーナー」の一員としての参加です。かつしかネットワークとしては昨年に続く担当で、昨年よりは様子もわかり、少し準備もできました。
一般の参加者は、昨年の2800人よりは少ないかもしれません。昨年の経験から参加者が混雑を避けようとしたとか、オリンピックの開会式と重なったとの観測が流れましたが、正式な参加者数は集計されておらず、発表は後日になるようです。参加した高校は97校、ほかに資料参加校が多数あったといいます(スペースの関係で限界かもしれません)。
かつしかネットワークの準備は、「相談コーナー」の案内が全参加者に配られたこと、相談コーナーの他の2つの部分(スクールソーシャルワーカーと学費に関する社会福祉協議会)との関係が明確になったこと、担当の相談受付件数が15件になったことなどです。午前中に区長もコーナーにきて説明を受けていました。私は、寮のある高校の案内パンフをもって行きました。かつしかネットワークに参加しているサポート校で学習塾の翼学院高等部の方に相談に参加してもらう形で、その取り組み内容を聞かせていただいたのも勉強になりました。
区の教育委員会とPTAや青少年委員会など教育関係の総力で取り組む強力なイベントです。行政機関が取り組むものとしてあまり見られない規模と内容です。秋には足立区内で別の進路相談会があります。今回を参考に不登校を中心とする相談をさらに工夫したいと思います。

進路フェアで配る「相談コーナー」案内をつくる

かつしか子ども・若者応援ネットワークの全体会がありました(19日)。
そのなかで8月6日の「かつしか進路フェア2016」の説明がありました。
ネットワークとしては昨年に続き「相談コーナー」の一部を担当します。当日は2500名を超える参加者です。昨年はそれを聞いて前日に急きょ案内資料をつくって配布したのですが、今年はもう少し準備したいと考えていました。
この全体会の場で、A4版4ページになる「相談コーナー」の案内を提案しました。20日にこの進路フェアの準備会があるので、それに間に合うよう帰ってからその案内(試案)をつくりました。見本も数部つくってみました。20日朝9時になって送りました。
内容は、「相談コーナー」の場所、相談内容、相談担当者の説明、これらが表紙で1ページ分。いちばん時間をとったのは「高校はこんな学校・教育制度が関係します」という通信制高校、高卒認定制度などを平易に解説する記事の見開き2ページです。最後に「宿泊施設があり不登校生の受け入れを公表している全日制高校」のリスト1ページ分を加えて一応完成です。

〔高校はこんな学校・教育制度が関係します〕
http://www.futoko.info/…/%E9%80%9A%E4%BF%A1%E5%88%B6%E9%AB%…

ひきこもり大学をかつしか区民大学講座に提案

かつしか子ども・若者応援ネットワークが担当する「かつしか区民大学」の講座にひきこもり大学を提案しました。「かつしか区民大学」とは葛飾区生涯学習課が数年前から行っているもので、年間数十の講座を開く“学習運動”です。
来年度の企画のことで目の前のことではありません。近日ひらく全体会に図るため、このネットワークの世話人に企画趣旨を提出しました。企画の中心は5月に「引きこもり大学in下町」を開いたSくんです。企画趣旨を紹介します。

<来年度予定の「区民大学講座のひきこもり大学」について>
ここ数年の間に、ひきこもり経験者と支援者が共同する「フューチャーセッション」という方式が広がっています。この方式は分科会のファシリテーター役がいて、いくつかのテーマに分かれて話し合う方式です(分科会?)。出席の当事者は分科会移動してもよく、自分が関心の持てる分科会を探します。
始めたのは「庵(いおり)」というグループで都内では「フューチャーセッション庵」の名前で2か月に1度開かれています。都外では現地の団体グループが主催しています。
「ひきこもり大学」というのは、ひきこもり経験者が得意分野の講師を担当する方法です。数年前にあるひきこもり経験者が提唱したものです。
「フューチャーセッション」と「ひきこもり大学」が一緒になり、この方法が全国各地に広がってきました。
5月7日に「ひきこもり大学in下町」を開いたのは、不登校情報センターにきているSくんです。Sくんは事実上「フューチャーセッション庵」の企画メンバーですし、ほかにもいろいろな団体グループに出入りしていて、単独で広いネットワークをつくっています。このネッタワークの力で(講師・ファシリテーター・受付・参加者の組織)「ひきこもり大学in下町」を大成功させました。これまでの「ひきこもり大学」を踏襲するだけでなく独自色も追及しています。

「ひきこもり大学in下町」をこれからどうするのか。同じやり方では続かないと考えていくつかの構想を思い浮かべています。それがまだ固まらないところに、区民大学の話をしたことになります。Sくんは意欲的にチャレンジするスタンスです。しかし、そうしたからといって自動的に次の構想が具体的になるわけではありません。
区民大学での「ひきこもり大学」では、大きく2つの方式を考えています
A型:前半に講演会をし、そのあとテーマを設けて分科会にするもの。これは多くの「ひきこもり大学」が行っています。A型は講師料が必要になるかもしれません。
B型:初めに引きこもりの経験者数名が出て、パネル方式か体験発表を行い、そのあと分科会方式にするもの。

区民大学のなかで「ひきこもり大学」を開くことの意味付けからA型・B型いずれにするか、さらに別の方法にするかを考えたいです。
背景事情には東京都の東部地域はひきこもりに関する取り組みが比較的薄いと評される地域です。その空白をなくすために「かつしか区民大学」の「ひきこもり大学」を有効に生かしたいところです。
より多くの方に参加していただく、ひきこもりをより深く理解していただくというのはもちろんです。それに加えて「かつしか区民大学in下町」を継続する条件づくり、不登校情報センターのひきこもり家族会・居場所づくり、ファシリテーター役との協力関係づくり、かつしか応援ネットの係わりなど、今後につながる場にしたいです。特に「in下町」の継続。
そのためには区民大学のなかで「ひきこもり大学」をどうすればいいのかを考えたいと思います。時間は十分にありますが、さて名案はどうでしょうか?

葛飾区教委の不登校対策事業にがっくり

葛飾区教育委員会が策定した「学校支援総合対策事業」を見る機会がありました。
区内には30日欠席基準の不登校生が353人います。この事業計画では、その出現率を4年後の2019年度まで毎年減少させ、適応指導教室の利用者を現状の40名から80名に利用できるように目指しています。不登校生の縮小対策と言えるものです。
具体的な方法は、①教育支援センターの整備、②拠点教室の拡充検討、③訪問型学校復帰支援、の3点が重点施策です。一般の小学校・中学校における不登校対策は見当たりません。

学校は微動だにせず子どもが学校に来るようにする取り組みです。不登校の子どもが提起していることは、これほど受けとめられていないのか。いまに始まったことではありませんが、唖然とするほどです。
過去30年の間には、適応指導教室ができました。大検資格が高卒認定資格になりました。高校卒業に必要な単位数が減少し夜間定時制も3年で卒業できるようになりました。昼間定時制高校もできました。夜間中学には不登校のまま中学校を卒業した生徒が入学できるようになりました。そのほかいろいろありますが高校中心で、小学校・中学校および高校の中核部分は変わりません。私はその部分を「微動だにせず」と表現しました。

不登校の問題の解決・解消とは、不登校の子どもがすべて学校に通い始めることによって実現するとは思えません。子どもの自立過程が現在の学校制度だけで保障されるのではなく、子どもと家庭、社会の状況に応じて多様に用意されることです。不登校の子どもが行為・行動で表していることは現状の学校への改善要求です。
学校側の、文科省や教育委員会の不登校対策にはそういう視点が全く感じられないのは驚くべきことです。不登校の原因は家庭・家族にある、本人の性格・気質にある…から学校としての対応策はないという意思を感じます。学校外の教育施策をすすめるのです。

私はこれを硬直的に言うつもりはありません。学校単独にはできないことは多いからです。それにしても、子どもの提起していること、民間で生まれている事態にあまりにも鈍感なスタンスはあきれるほどです。
上の3つの重点施策を民間で生まれていることに当てはめれば、教育支援センターはフリースクールの、訪問型学校復帰とはメンタルフレンドを指すのでしょう。拠点教室の拡充とは区内に1カ所の教育支援センターを複数にするということでしょう。それは認めていいのです。肝心の小学校はどうするのか、中学校はどうするのか、それがありません。
不登校の子どもは学校で得ることがなく不登校になっているのに、小学校・中学校における不登校対策はない。これが「微動だにせず」の意味です。学校は空洞化していませんか。学習面は進学塾や補習塾に任せ、生きた友人関係づくりや社会を学ぶ機会は担任教師任せになっている。「学校支援総合対策事業」を見て思うのは、書かれていることよりも書かれていないことの重要性です。
以前にこの点を書いたものがありますので、2点紹介します。

◎不登校・引きこもりの解決とは社会にある問題全体の解決に重なる(2014年1月27日)
http://www.futoko.info/…/%E4%B8%8D%E7%99%BB%E6%A0%A1%E3%83%…
◎不登校問題はいつまで続くのか(2012年12月17日)
http://www.futoko.info/…/%E4%B8%8D%E7%99%BB%E6%A0%A1%E5%95…/

活動報告を「かつしかネット」に送る

かつしか子ども・若者応援ネットワークでまとめる活動報告に、原稿を送りました。
3点に分けました。
1、引きこもり当事者に同行する取り組み
2、30代以上の引きこもりへの訪問と居場所ワーク
3、引きこもりの親の会の役割と最近の様子
全体分量は原稿用紙換算で40枚近くになります。
あちこちに部分的に書いてきたことをまとめて整理した感じです。

かつしかネットの活動報告の下書きを掲載

葛飾区内で活動する団体と個人が中心になって「かつしか子ども・若者応援ネットワーク」ができて数年になります。
今年は参加各団体が実践的な活動報告を書き、報告集的な本を出すことにしています。私もいくつかのテーマでそれを書く準備をしています。
①引きこもりの親の会の最近の状況と役割
②引きこもり当事者に同行する取り組み
③20代後半以上の人への訪問活動の特徴
④居場所ワークは事務作業とサイト制作
④の「居場所ワークは事務作業とサイト制作」はまだできていません。③「20代後半以上の人への訪問活動の特徴」は未完成の気がします(実践に未完成の部分があります)。互いに重なる部分があるので調整するつもりです。
5月の連休明けに提出予定です。下書きとして掲載します。

〔「かつしか子ども・若者応援ネットワーク」の活動報告〕
http://www.futoko.info/…/%E3%80%8C%E3%81%8B%E3%81%A4%E3%81%…

「引きこもり・ニート」分科会の報告

28日のかつしか区民大学の講座「子どもがピンチ!」では「引きこもり・ニート」分科会を担当しました。まとめ役はNPOミラクルの別所さんですが参加者4名のところ別所さんはこの日がNPOミラクルの活動日とあって前半を終えたところで退出になりました。事実上分科会は前半で終わりました。内容面を要約します。

(1)引きこもり当事者が参加の中心になるフューチャーセッション・庵の活動が注目されます。都内で2か月ごとに100名前後が参加して開かれています。その中に引きこもり大学という形があります。ひきこもり経験者が講師になってあるテーマを話すものです。
ひきこもり大学は山梨県、茨城県でも独自に実現し、分科会の参加者Sくんが準備しているのが「ひきこもり大学in 下町」です。総武線亀戸のカメリアホールで30人規模をめざして取り組みます。1回で終わらずに継続すればいいと思います。
Sくんは「かつしか子若ネット」の臨時メンバーになってもらうことになります。
(2)昨年4月に生活困窮者自立支援法が施行されました。これと生活保護法の関連を別所さんに現場の実務の点から話してもらいました。社会福祉協議会への情報提供依頼のなかでおおよそ明らかになってきたことですが、私のなかでは整理ができました。
(3)別所さんからは引きこもり経験者を企業と引き合わす取り組みが話されました。こちらからはこういう人がいると紹介し、企業側からこういう人はいないかと照会を受けている。これがなかなかかみ合わない。企業に広く呼びかけても、こちらにはそれほど多くの人はいない。呼びかけを少なくして業種が狭まるとマッチングする職種も探しにくい。こういう現場のリアルな実情が話されました。解決策は難しですが、さしあたりの対応策はありそうです。

かつしか子ども・若者応援ネットの全体会

きょう2月23日の夜、かつしか子ども・若者応援ネットワークの全体会があります。月末(28日)に迫った<「子どもがピンチ!」~不登校・いじめ・発達障がい・貧困など~>の準備をするためです。
当日の一般参加者が少なさそうなので、葛飾区在住者に限りませんので、関心のある人は参加してください。若者応援ネットとしての独自の取り組みをどうつくるのかテーマになります。
【2015年度 区民大学講座】
2016年2月28日(日)14:00~16:30
内容:テーマごとに分かれて専門家とともに解決策を見出します。
場所:新小岩地区センターホール(JR総武線「新小岩」南口5分程度、葛飾区新小岩2-17-1)。