冊子『文通ボランティア』を制作・発送しました

冊子『文通ボランティア』をつくり、100名近くに発送しました。
内容は文通ボランティアの自己紹介が中心です。
りょうこ、蒼井咲子、二条淳也、葉月、眠り猫、無地か、rumi、まこ、アリス、合計9名、内8名が女性です。
これに「文通の方法と手続き」を加えて、合計20ページの冊子です。
配るときはこれに文通投稿用の用紙1枚を挟んで渡します。

この文通は従来から取り組んでいるものですが、文通ボランティアの人を核に発展をめざします。広くは対人関係が苦手な人をつなぐことですが、特に引きこもりの人が誰かとつながる形になればいいです。文通ボランティアには女性が多くなるのが特徴です。引きこもりには男性が多いといわれますが、女性は目立たないのであって男女差がそう極端に違うわけではありません。
しかし、文通においては女性の比重が多くなるのは確かでしょう。
冊子希望者には、送料込み200円でお送りいたします。郵便切手か郵便為替などを同封して注文してください。

文通ボランティアの問い合わせの方へのお返事

数名の方より文通ボランティアを希望する問い合わせメールで届き、溜まってしまいました。時間が取れないので同一の文章を書き、メールで送りました。同じようなことを考えている方がいましたら、参考にしてください。

文通ボランティアの問い合わせをいただいています。
お返事をするつもりでしたが、年末(?)なのか忙しくて手がつけられないでいます。
送付する案内書を用意してあるのですが、それを作り直さなくてはなりません
結局、それが後回しになっています。
年末の予定を考えると、その作り直しはどうやら正月期間の仕事になりそうです。
新作の案内書をお送りするのはその後、1月10日ころになります。
いましばらくお待ちください。
送り先をお知らせいただいていない方は、送り先(ご住所、お名前など)をお知らせください。

その前にお願いしたいのは、かなり詳しい自己紹介を事前に書いていただきたいのです。
引きこもり経験者、引きこもり中の方は、相手がどのような人であるのかを見きわめようとするタイプが多いです。
通り一遍の「丁寧に対応します」、「こまめにお返事をします」ということでは文通相手には選ばれない可能性が高いです。
文通ボランティア希望者の年令にもよりますが、子ども時代のこと、自分の成長にとって大きな事件、失敗や衝撃を受けたことなどを重点として少なくとも2000字以上の自己紹介がほしいです。
長いのはかまわない、というと言い過ぎでしょうが、便箋やレポート用紙10枚ぐらいでもいいと思います。
それも直筆の手書きでお願いします。
その自己紹介を数人分まとめて冊子にし、該当者に送ります。
直筆にお願いしたいのは、直筆分にはそれだけでその人となりが自ずと表れるからです。
活字にはない情報、情感を載せます。
「文は人なり、文字も人なり」なのです。
そういうものが文通にはありますし、それこそがメールの時代に文通が続いている理由です。

手紙活動の参加問い合わせが2人から来ました

文通ボランティアへの参加問い合わせが2人から来ました。
これからは必ずしも「文通ボランティア」ではないので、「引きこもりへの手紙活動」参加者とします。
1人はお母さん、もう1人はかつての不登校・引きこもり経験者のようです。
メールによる問い合わせなので、お名前も住所もわかりません。共通して次のようにお返ししました。

「ご連絡ありがとうございます。所定の申込用紙を郵送させていただきます。
ご住所とお名前をお知らせください。
それにご記入し参加してください。記入はできるだけ直筆で詳しく書いてください。文は人なり、といいますが、文字も人なりです。直筆は感情が自然にこめられるもので、そこが活字とは違います」
*直筆で書くことは絶対条件ではありません。パソコンもOKです。
*要領は詳しすぎてわかりづらいのですが「手紙でつながる引きこもり対応」見てください。

引きこもりと「手紙でつながる」方法を考えました

大人の引きこもりを考える教室(13日)では、引きこもっているのが女性という人が4人いました。状態はさまざまですが、「手紙でつながる」方法を具体的に考えるのには有効だったと思います。
ある人から「(娘さんから見て)祖母からの手紙を開けようともしない」という話がありました。これは以前に祖母からもらった手紙にどうすべきなのか指示的なことが書いてあったと推測します。
それはできそうもないことの説教に過ぎず、引きこもっている人は聞きたくはないのです。これは手紙でつながる方法ではありません。そういう指示や指導をする人は引きこもり当事者の置かれた状態を理解しようとはしないからです。引きこもり当事者のそのあたりの感覚はきわめて的確です。
手紙に限らずそういう人が来るのには拒否反応を示します。私はそれを引きこもり当事者にとってきわめて正当な判断と対応になると考えます。
そしてこの状態を超える「手紙でつながる」方法をどう実現するのか、これは私にはまだわからない分野です。まず手紙を書こうとする人がどういう人であり、どういうスタンスで手紙を書こうとしているのかを示します。それを見て判断してもらいます。その実践のなかでわかりたいと思います。そういう手紙を見てもらう、読んでもらうだけでも何かを越えなくてはなりません。実際の取り組みがその不明なものを少しずつ明らかにしてくれるでしょう。

今回の教室では数人の当事者が遅れてきました。部屋の使い方と椅子の並べ方によってこの教室に入ることができませんでした。私の準備不足・配慮不足でした。終了後に私の予定ですぐに外出し、後はお任せしましたが…。

手紙のやり取りの目的は引きこもりの本人・家族とつながること

「手紙でつながる」新企画に質問がありました。やり取りをする手紙を「手紙チーム」が内容を読む意図はどこにあるのかという趣旨です。
内容がアドバイスになっているのかどうかです。説得する、誘導するようなアドバイスでは、引きこもり当事者との交流が始まらない、始まる前に終わってしまう可能性を強く感じるからです。そこに留意したいのです。
手紙の内容はその人の経験や個人的な性格などが表現されて当然です。それがなければ典型的な回答例をつくり、配布をすれば事足ります。それでは感情的な共感は生まれません。つながるのは個人と個人です。理論のやり取りではなく経験に基づく感情的な交流です。
これはいくつかの経験に基づきます。
当事者のネット相談コーナーを作り、数件の相談事例がありました。ここで生まれた相談は親からのものであり当事者からのものではありません。
ネット上の相談に当事者がネットと通して答えました。このとき私は仲介として問い合わせもそれへの回答も転送の前に読みました。読んでもまったく支障がなかったのです。
回答した当事者は2名ですが、いずれも私と面識があり回答内容には事前に安心感がありました。いや、実際の回答は私の予測を超えて的確であり、丁寧であり、なによりも自分の経験に基づくものでした。問い合わせてこられた方への自然な共感がありました。
今回の企画は手紙で答えようとする人を広げます。そうしないと取り組みが広がりません。私の知る範囲でさえ多数いる引きこもり状態の人との接点ができません。そこではいろいろなタイプの人の参加を必要としています。善意でありながら指導する人もいるかもしれません。
大事なことは手紙を書く人も書きながら理解し、自分にとって有益なものできることです。以前に取り組んだ『ひきコミ』文通はそれができませんでした。参加者は800名近くいたのですが、何が起こったのかはよくわからないままです。始めてから10年後に状況をアンケートで調べもしました。60人余りの方から回答をいただき、そのうち文通をしていたのは37名です。文通を伸ばしていくには“何かがたりなかった”のです。そのたりなかった何かを、親しくしていた名古屋の木村茂司さんの手紙を生かして引きこもりの人とつながる取り組みに教えられました。
たりないものはメールの時代における文通の「明確な目標」です。「不登校・引きこもり・対人不安の人から発信する個人情報」(『ひきコミ』の発行スタンス)の文通を一歩進めた「引きこもりの人とつながる」ことです。他にも明確にしたいと思うことはありますが省きます。
この目標をみすえて、企画全体を考え、手紙チームをそこの組み込んだのです。その意図は上に書いたとおりです。

引きこもりへの手紙活動の参加申し込みがありました

10月1日に書いた「引きこもりの人と家族への手紙活動」を、3日に発送しました。たぶん4日か5日には到着しているはずです。
10月8日、さっそく「手紙活動に参加する自己紹介」が1通ですが返ってきました。ずいぶん早いと思います。これがどの程度の人数の参加になるのかはまだ予測は付きません。数人分まとまったところで「手紙で交流しませんか-手紙活動参加者名簿」の冊子を作ります。
その冊子を引きこもり当事者・家族に届け、手紙交流の案内をします。このような活動に関心を持つ人には、活動の方法と申込書を送っています。多くの方の参加を期待しています。特に引きこもり経験のある人の活動参加をお願いします。
19日(土)午後には、説明会も予定しています。

これまでで最高部数の『ポラリス通信』発送します

『ポラリス通信』10月号と「引きこもりと手紙でつながる」(手紙企画)の発送準備をしました。会員の他にもかなり多数の関係者に送るために、改めて過去2年間の相談者などの名簿を整理したのです。
A3のコピー紙の買い入れ(かなり重いです)、発送用の封筒の準備(これは1週間前の事務作業で準備しました)、印刷のコピー(かなり短時間でできました)。そのコピーの間に終えるはずの発送先の名簿整理が思いのほか時間がかかりました。
先日はムラテックのコピー複合機の弱点を書きましたが、今回はかなりよかった点を書きます。両面コピーの機能がいいと思います。百枚単位で『ポラリス通信』と手紙企画の両面コピーをしました。コピーに関する限り紙詰まり等の失敗ゼロでした。多くの部数をコピーするとき紙詰まりは少ないと思います。
明日はこれまでで最高部数の『ポラリス通信』発送になります。

引きこもりの人・家族との手紙活動に取り組みます

引きこもり状態の人と家族に手紙でつながる取り組みを始めます。関心のある人に企画書などをお送りしますので連絡をください。〔メール:open@futoko.info、FAX:03-5875-3731 松田〕
手紙活動参加希望者のための説明会を10月19日(土)午後1時30分から3時30分まで開きます。場所は不登校情報センターです。

手紙の送り先(手紙を受け取りたい人)は、主に家族から相談を受けた引きこもり状態の人です。その当事者は必ずしも手紙をもらうことに同意しているわけではありません。開始のときは家族の同意が必要条件です。引きこもりの家族が希望されるときは家族と手紙交流をすすめます。
手紙活動参加者の自己紹介を書いていただき、数人分まとめて「手紙で交流しませんか-手紙活動参加者名簿」を作ります。それを引きこもり当事者・家族に届け、手紙交流の案内をします。引きこもり経験のある人の活動参加を期待します。
引きこもり状態の人の様子は「手紙を受け取りたい人」の家族に書いていただき、それを冊子にして手紙活動参加者に送ります。それを参考に手紙を書きます。当事者が自分の様子を書くこともあると思います。そのときは当事者との手紙交流になります。
手紙の交流は「あゆみ書店手紙チーム」(不登校情報センター)を仲介して行います。
手紙は「あゆみ書店手紙チーム」が発送前に読みます。初回は「あゆみ書店手紙チーム」の添え書きをつけますし、以降も必要に応じて添え書きをつけます。この取り組みは以前の『ひきコミ』誌による文通を発展的・組織的にする性格になります。
手紙活動参加者が書くとき気をつけることは、①個人的な体験談がよく、過去の困った経験や失敗談が入るといいと思います。②アドバイスや説教的なものは読む気をなくしますので歓迎できません。外出や人の中にはいるのを強要せず、共感する内容をめざしてください。③書き方によっては書き直しをお願いすることもあります。④手紙は手書きの直筆だけではなくパソコンを使うことも認めます。⑤これらの理由から引きこもり経験者がいいのです。
この取り組みに参加する「手紙を受け取りたい人」は有料です。入会金3000円と手紙の到着1回(または到着月単位)1000円です。手紙活動参加者の参加費は不要です。手紙を書くと1通400円で、3000円以上になったら渡します。これは試験的な金額です。
手紙活動参加希望者のための説明会をします。10月19日(土)13:30~15:30。定員5名、参加費無料です。説明会に参加しなくても手紙活動に参加できます。

引きこもりの本人と家族への手紙活動を企画中です

親しくしています名古屋の木村登校拒否相談室の木村茂司先生からの質問の回答に、引きこもり状態の人に手紙を書く取り組みの例がありました。
不登校情報センターでは、引きこもりの人への訪問によるメンタルフレンド活動を続けています。メンタルフレンドは、訪問活動の開始まで、本人と会えるようになるまで、その後の展開などいずれも多くの課題があります。木村先生の手紙活動を見て、引きこもっている人に手紙でつながる方法もすすめたいと考えました。訪問と手紙がうまくミックスすれば活動全体が向上すると思えます。
そこで文通ボランティアの方に、この引きこもり状態の人への手紙活動への参加をお願いすることにしました。継続的な取り組みにするにはある程度の仕組みや基準づくりがいります。仕組みが決まればこれまでの文通ボランティアの方以外にも参加を呼びかけます。
手紙活動の説明会も必要になりそうです。

文通ボランティアの問い合わせ、今度は大阪の人から

文通ボランティアの問い合わせがありました。大阪在住の人からです。最近状況をお答えしました。

文通と文通ボランティアは続けていますが、あまりうまく働いていないのが正直なところです。
うまくいっていないのですが続けている理由は2つあります
(1)文通ボランティアを希望される方の中にはご自身が不登校や引きこもりを経験した方が多いと思われます。そういう方にご自身のこれまでの経験を体験手記のような形で書いていただくようにお願いしています。
その体験記を見て「この人に手紙を書いてみよう」と感じられる人が現れるのを待っているのです。体験者の多くは文通ボランティアを自称するだけではその方に手紙を書くだけの気持ちは起きてこないのではないか。そう考えて昨年あたりから始めた方法です。文通ボランティアを実際に動くものにしたいのです。
(2)もう一つも同じような理由なのです。「質問コーナー」をつくりました。不登校情報センターには本人や家族や時には支援者から問い合わせが入ります。
それに対して答えてきたわけですが、私一人が答えるのではなく活動分野の異なるほかの支援者や体験者の経験の基づく回答も寄せていただこうと始めたのです。これは今年の春になって始めたことです。
特に体験者の経験の基づく回答を重視したいと思います。すでに100項目ぐらいの質問を整理したのですがこれなら答えられるというものがありましたら、回答をお願いしたいのです。
1例を挙げますと、「〔質問01〕不登校・引きこもりに共通する強さや能力は?
不登校・引きこもりにわりと共通する特殊な強さや能力はありますか。」というものがあります。
自分ならどう答えるのかを考えてみてほしいのです。質問例はいろいろですが、関心があるようでしたら他にも送ります。
●不登校情報センター>質問コーナー質問例 で見ることもできます。
問い合わせに答えたことにはならないかもしれませんが、これが実情です。このような文通ボランティアに参加していただければ歓迎いたします。