二条淳也さんが結婚報告をしました

二条淳也さんのブログ「高齢ひきこもり」1月3日付に発表がありました。

<読者の皆様へ。
あけまして、おめでとうございます。
ひきこもり当事者の私、二条淳也はこのたび、交際していたR子さんと結婚しました。
以上、報告させて頂きます。>
http://www.futoko.info/zzblogd/

新年とともにダブルおめでとうございます、と祝しましょう。
私が関わった男性のなかで結婚した3人目の人になります。
女性も同様に数名が結婚していまして、子育てに嬉しい悲鳴や大変な思いが寄せられています。
人の生き方はさまざまであり、こうであらねばならないと制約するつもりはないです。でも結婚は祝すべき出来事です。
二条さんは1月14日に女性のための恋愛相談室を開きます。
あえて二条さんの事情を聞くことはないですが、ご自分の事情を話し意見を聞いてみてはどうでしょうか。

大晦日の朝に小雪

玄関を出たところで、小雨と思い傘をとりに戻りました。
外に出たら雪だとわかりました。
十字路の左側から来たおばあちゃんらしい人は、頭からすっぽりとマフラーらしいものを被っています。
追い越しそうになったとき「雪ですね~、めずらしい」と声をかけてきました。
「雨が降らないから、雪が降るのもいいかも…」と応じて、追い越しました。
大晦日、朝9時過ぎのことです。
街は人通りも少なく静かです。
今日中にやることがいっぱいありまだ忙しいです。

25日の子ども食堂を前に準備は進んでいます

子ども食堂を始めるのに2口ガスコンロがあればいい…と話していたところ3日前に入手しました。
滝沢さんのおかげですね。
中古なので一昨日それをタワシでこすって油分とり除きました。
かなりきれいになったところで台所の所定の場所に当てはめます。
ガス栓もつなげて使えるようになり、これまでお世話になったカセットコンロはお役御免です。
取り付けたガスコンロの前面を作業しやすくあけておくなど、台所周りのレイアウト変更はこれからです。
さきほどこれも滝沢さんルートですが、群馬県から大量の野菜類が届きました。
数回分の食材になります。床下の食材置き場を活用します。
案内チラシを配らなくてはなりません。
1、2年前に地域の児童委員の方3名が来ていただいたことがあります。
名刺で住所を確認しながら自転車で回り自宅ポストに入れてきました。
果たして何名来ていただけるのでしょうか。
全然はわかりませんが、25日の子ども食堂を前に準備は進んでいます。

心理相談室の運営状況の問い合わせに3者から回答

30~40か所の心理相談室に運営状況や意見をお願いしました。
昨日までに3社(3名)からお返事をいただきました。
これまでは東京周辺の方にお願いしましたが、さらに広げてみます。
いただいた回答は、了解を得て(了解いただける範囲で)公表も考えています。
三者三様の意見ですが、重なる部分もあります。
相談室担当者による直接のもので貴重であり、おもしろいです。
今回は依頼文を紹介します。
該当する心理相談室、それに準じる相談室等からの回答を歓迎いたします。
その際、相談室等の名称、回答者のお名前、所在地、連絡先なども記載してください。

依頼文
心理カウンセリングをしている複数個所から「経営難」の声を受けています。
おそらく「経営難」はあちこちで起き、休業・廃業・転業も聞いています。
心理カウンセリングは事業として成り立ちにくいという声は前からありましたが、加速しているかもしれません。
そこで、心理カウンセリングを継続している相談室に状況をお聞きし、どんな困難があり、どういう対策を考えているのかをお聞きしたいと思います。
御社の概略的な状況を質問に答える形でお聞かせいただければと思います。
特に重要と思えることは比較的詳しくしていただければ…。

(1) 心理カウンセリングが軌道に乗りにくい原因について
□ 心理カウンセリングが乱立している

□ クライアントの持つ問題が心理カウンセリング的な方法では改善・解決できないくらい大きくて複雑

□ 日本の文化的な環境に心理カウンセリング的な方法はなじんでいない

□ その他の原因・背景

(2) 対応策として考えていること

□ カウンセリング的な方法の理解と普及(学習や養成的な取り組みをする)

□ 個人宅を含めて訪問カウンセリングを始める

□ 医療機関との協力関係をつくり、強める

□ 行政機関の取り組みに協力し、委託事業を増やす

□ 福祉分野・就労分野に活動を広げる

□ インターネット、SNSの活用を強化する

□ その他

不登校情報センターの連絡先
東京都江戸川区平井3丁目3-23-5―101(〒132-0035)
電話03-5875-3730
FAX03-5875-3731
メール:open@futoko.info
URL:http://www.futoko.info

仕事先探しのために自分でお試し体験から

ひきこもり経験者が働けそうな職場・仕事を探しています。
仕事先探しの代行役と考え、いくつかにあたってみたのですが、成果は乏しく停滞しています。
求人する事業者にはひきこもり経験者というのがいまいちわかりづらい、手間暇かけるのではないかと乗り気になれない感じがします。
打開をねらって障害者の働く職場を調べることにしました。
職場はともかくどんな仕事があるか見つかるかもしれません。しかし、ギブアップしました。
理由は一つひとつを見るには多すぎるし雑多なことかな? それに自分で実際に体験できないことも関係します。
よく考えたら私は経験主義者です。文字面や絵などを見て何かがわかるタイプではありません。
ならば介護なら経験できるかもと思い、介護現場のOくんに相談しました。
「一度介護の現場を経験してみたいが、どうかな?」
Oくんの感想は、「松田さんは自分の仕事に集中した方がいいじゃないですか」
確かにそうですね。それに介護はすでに候補事業所があるので新規開拓とは言えません。
ある人と話していたら、高齢者が働けるように勧める事業団体があるといいます。
障害者は該当しなくても、高齢者なら私も該当します。
そこでその事業団体に行きました。3週間ほど前です。
その後いろいろあって、あるところで「働く?」申請をしました。
1年365日、毎日働く機会があり、「できれば週3日ぐらいだけど、1日でもいい」といいます。まずは週2日から始めます。
時間は午前10時から午後4時までの間の可能な時間といいます。
1時間でもいいようですが、3時間程度から始めます。
事前説明と現場体験が一昨日13日ありました。あわせて2時間ほどです。
1か月経験し、あとはどうなるか、どう進めるのか…を考えます。
目論見はありますが白紙状態としておきます。どんな仕事かはまだ公開しません。

先ほどYくんから電話がありました。全く別の話だったのですが彼はこう言ったのです。
「状況を打開するには、紋切り型ではなく、奇抜なところもありますよ」――奇抜なところから始まり広がるにつれて普通に思えてくる! 
私が始めたことも奇抜なことかもしれません。公開したくないのはそれもあります。

重要MLの投稿「生活保護ニュースクリップ」が休止予告

多数の人が参加するメーリングリスト「なくそう! 子どもの貧困ネットワーク」に上貞玲賜さんが「生活保護ニュースクリップ」を投稿してきました。
ところが13日付で「諸般の事情により、次号で「生活保護ニュースクリップ」の配信は休止となります。」と出ています。
次回(No.1309)で配信休止となるようです。
私は一昨年にこのメーリングリストに参加し、昨年春先から私の関心を持つ分野の情報を「生活保護ニュースクリップ」から選択(50%前後?)しています。
その後、いくつかの変遷を経て現在は「ひきこもり周辺ニュース」として、データベース化して分類保存し、他の方法で得た情報との統合を進めています。
集める情報分野は重なる部分も、異なる部分もあります。
しかし、新聞等からの記事を収集する意味を教えていただいたという意味において大変貴重なものであり、深く感謝しています。
現在の「ひきこもり周辺ニュース」は私が独自に情報探しも進めていますが、「生活保護ニュースクリップ」の系統性には及びません。
ある方がこの配信休止に「上貞さん これまでお疲れ様です」と感謝を述べたうえで、危機感を持って投稿しています。
「そもそもこのネットワークは、どうするつもりですか? これに対処しなかったら、このネットワークの存在自体が問われることになると思います。よろしくお願いします!」
私も同じ感想です。

14日、最後の投稿がありました。
<今号をもって「生活保護ニュースクリップ」の配信は休止となります。
スタートから11年8カ月間、ありがとうございましたm(__)m>

医学生にとっての人体の解剖学実習

東京医科歯科大学献体の会会報『けんたい』第43号が届きました。
大学の献体の会に登録したので送られてきたのです。
A4版32ぺージ縦書きの冊子。公式行儀における挨拶や報告が中心です。
そのなかで何人かが解剖学実習に触れていました。

医学生・歯学生が専門課程に進み、ヒトのからだに直接接する最初の経験が人体解剖学実習であります。
ご遺体を通して人体の構造や機能の基礎を学びつつ、生命とは何かに思いを馳せ、その神秘性と尊厳に触れることになります。
まず学生は戸惑い、畏れを感じることになりますが、やがて奇跡とも思えるその精緻な人体の構造を知るにつれ、これまで経験したこともない生命に畏敬の念を抱くことになります。
(学長)

人体解剖実習は自らの手で構造を明らかにしなければなりません。
実際の人体は解剖書でイメージしていたよりもはるかに複雑で、…遺体によって細かい構造は全く異なります…
将来医療者になるうえで人はだれ一人同じ人はいない、その時々真摯に相手に向き合わねばならないのだと感じました。
(学生)

献体による解剖学実習の経験は、学生の人生にとって、小さなルネッサンスでありましょう。…
学生達には、知識の獲得という枠を超えて心の膨らみが与えられたと信じます。
(献体の会会長)

振り返って見ますと医学部同窓生・歯学部同窓生は…入学して最初に感動と興奮を覚えるのが、解剖学の講義と実習でした。
(大学同窓会会長)

他にもいくつか目につきますが、割愛します。
ヒトの生と死を直接に見聞きすることはあまりないですが、悲運や残虐だけではありません。
畏れや感動もあります。

平井駅の改修工事の状況

総武線・平井駅の改修工事がだいぶん進んでいます。
12月になったところで平井駅の様子が大きく変わりました。
閉鎖されていた南口が開き北口までがまっすぐに通り抜けるようになりました。
臨時につくられていた〈東口〉は閉鎖されました。
〈東口〉から出て線路下ガードの狭い通路を通らないで改札口や北口に抜けることができます。
残りは駅構内につくられる商業施設と駅南口に隣接する商業施設が中心のようです。
この2か所の商業施設は一体化したものになるようです。
駅機能である切符売り場(自動券売機)と改札口内側のトイレは完成しています。
来年3月に商業施設を含めて全面改修を終えます。
南側の商業施設にあったパン屋さんヴィドフランスも入るはずです。

子若法がやっと葛飾区で動くみたいです

11月28日かつしか子ども・若者応援ネットワークの全体会が開かれました。
その場で1つの興味深い情報を聞くことができました。
8月に葛飾区子ども・若者支援地域協議会が設立されました。
これは2009年に法制化された内閣府所管の「子ども若者育成支援推進法」(略称は子若法)による地域単位の実施組織です。
構成メンバーを見ると、ほとんどが葛飾区と葛飾区を担当する東京都のセクション(ハローワークなど)の代表者からなります。ここに唯一参加する民間の子育てネットワークの方から何をするつもりかの紹介がありました。
葛飾区として取り組むニートひきこもり対策、その政策立案の下調査から始めるようです。
それを聞きながら不登校情報センターとして持つ葛飾区内在住の100名以上の相談者向けのアンケートを提案しようと考えました。
それができれば一斉に働きかける材料ができます。
また同じものは他の市区在住者にも活用できるでしょう。
地域協議会の第2回会議が12月中旬に開かれます。
間に合うように素案つくりを始めます。

電気契約を東京ガスに変えました

東京ガスの定期保安点検というのがありました。
ほとんど何もすることはなかったのですが、毎年実施している記憶はあります。
10分足らずで終わったと思いますが、
「東京ガスの電気契約が100万件になったニュースを見ました」
と話しかけてみました。
そこから東京電力に代わり、電気事業に東京ガスが担当する様子を聞くことになりました。
利用者にとっては特別に変わることはなさそうです。
そういえば東京電力の人が点検その他のサービスで来たことはありません。
私が訪問しているある人が、電気料金の支払いが滞って支払うのに新宿まで行かなくてはならないといいます。
以前は亀戸に事務所があったが、今は新宿にまとめられ不便といいます。
東京電力は経営合理化のため亀戸事務所を閉鎖したのでしょう。
それより「実質国営化」といわれる東京電力がこれらのサービスを向上させるとも思えません。
そんな雑談の後、電気利用を東京ガスに変えることにしました。
メリットとしては年間1万円程度支払いが下がる可能性があります。
これまでの東京電力の請求書の明細書により換算したものです。
故障時、地域的な停電などの対応―特に困るデメリットもいまは浮かびません。
そのあたりが東京ガスに変えようとした理由です。