僕はとてもチャラ付き人です。
十年程前の時に、何かと一時的にも流行ブーム化をした「チャラ付きブーム」。
シノラーやアムラーなどが「篠原ともえ」に「安室なみえ」が一時でも大人気となっていた頃。
今現在からすれば、もう一昔程前での時代、流行世代ともなってしまった。
何でも十年経てば、それは十年一昔前の時代と言う。
そう、十年は長いように思えて案外にも長くはない。
逆に、三年などが短いようで、それ程に短くもない。
自分にも、チャラ付いたスタイルにやたらと愛着を抱いていた時があり、きちんと正面な格好などは嫌に思っていた。
そして今は、その時でもチャラ付いていた若者のようなスタイルではなく、どこか年寄り風な格好となってきた。
それも一つのお洒落なつもりでいる。
ありのままに時期が過ぎた変化の現れでもあるように思える。
見ための格好は年寄り臭くはなってきたとしても、チャラ付いたり、又は、少しは浮ついている気持ちは、今も変わらず抱き続けたい。
若くいられる時は、儚くも一寸の時期に過ぎないものであるから、ただ全うに真面目にして生きるだけでは、実に生涯が勿体ないと思えてはならない。