(42)『奇妙な空間の場』

7月 2nd, 2008

 現在、自分がわりと頻繁に足を運んでいる居場所がある。そこは、都内での葛飾区にある1つの社会支援のような業界である。
 ある意味では、ごく一般的な社会の場とは異なり、どこかで少し逸脱した状況と言ったような空気が漂う集いの場でもある。
 自分はそこに、もう7年近くは定着をしている事になる。一体、何の主体性や目的などを持った上であるのか、又、自分がそこに居る意味や存在理由とは何であるのかと。この頃になって少しずつ違和感を持ち始めてきた。
 いつまでも、自分において好都合であるような物事は続くものではない。
 その居場所へと定着をしてから、今年で7年目を迎えた今におき、現在のような自分のままでいて良いのであるかどうかと、どこかで気持ちが揺れ動き始めたかのような気がしている。
 けれども、焦る訳ではなく、とくに何とかしなくてはいけないというような気にもならないのである。
 自分はよく、誰かに会う度に、「君のような馬鹿を相手の時ではないのだ」・・・と冗談交じりに言われる事があるが、そこでの自分は馬鹿みたいに冗談を咬ましたり、或いは、狂ったようにふざけまくる事でしか取り柄がないのである。
 このような事などは、あまり偉そうに言えるものではないかもしれない。自分としても、楽しいようでいて、どこか切なくむなしいような、これから先も、一体いつまで続いて行く事であるのやら。

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