(80)『若さは変化を求めなければ』

11月 1st, 2009

 めまぐるしく動いている日々の中で、多くの子ども達は少しずつにも成長をしている。
 子どもだからこそ、成長をしておかしくはないのでしょう。
 ある程度の年頃な時期になれば、色々とあまり干渉されることに対してうるさく思えてきても仕方のない時期でもある。
 そばに来ては、やたらにうるさく世話を焼こうとする大人や、何かと道徳的な説教ばかりをしては、相手に道徳心を押し付けたがるような古いタイプの大人達。
 それだけにアットホームな空間の雰囲気にしたいのだろうが、場合によれば窮屈で最悪な空間の場ともなってしまう。
 以前、自分もそのようなアットホームで狭くこじんまりとしたような社会の中に、ごく一時期は席を置いていた時があった。
 それはまさに窮屈な居ごこちでもあり、あまり喧しく自分を干渉されたくはないと思うほどにも最悪な状況でもあった。
 広い社会がよい訳ではなくても、逆に狭くて古い放心のような社会の場が  一概によい訳ではない。
 狭い分にも、アットホームな環境にふさわしい人間にとっては居ごこちはよいかもしれないが、よい面だけではなく時と場合によれば広い社会よりも厄介ともなる摩擦や問題などが起こりやすくもなる。
 ある意味にて、狭くアットホームな場は広い社会の場よりも危険度はかなりに多くあるとも言える。
 この主題としての目的は、とくに何らかの結論を求めるものではなく、古いような考え方や放心などに重きを置いてしまわないほうがよいと言ったことを主に強調して述べたい。

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