(83)『高い地位に立てる程の醜さ』

11月 4th, 2009

 世の中は何でも金が全てなのだと、金もちを目指す人達が多くに現存をする時代。
 貧乏な暮らしよりは、裕福であるほうがマシであるかもしれない。
 だが、金欲や物欲に体裁気取りなど、人よりも高価な物を手にしたいといった人一倍に高い欲求や価値に対する欲望などが、場合によっては人間らしさを失わせてしまうことがある。
 高級車を手にいれたいという高い望みや、人並以上に贅沢な豪宅に住みたいと願うような傲慢な欲を持ってしまうことなど。
 王者であれば、多少なりに生きがってはいられても、どこかにおいては人間らしさが感じられない。
 逆の意味でいうならば、王者である程に、ご愁傷様ではあるかもしれない。
 幸せなどを求める前に、何かより大事なものを忘れかけてはいないかどうか、もう一度思い直してみる。
 まだ気持ちが若い自分には、人間社会でも複雑な格差においては何にも理解が出来ないままに、自分自身が露頭に迷ってばかりいる。

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