(123) 「時の濁流に押し流されるな。」

4月 1st, 2012

 勉強や学力を身に付ける事は、主に義務教育である子供の間や、中高生時期と成人を過ぎてからでも、勉強をする事が面倒くさくなる高齢期になるまでは。
 頭も精神も若く生きているうちに、色々な学問や社会知識など多くに学んでおくに越した事はないように思う。
 勉強ばかりが脳ではないと言う一説もあるが、それは全く勉学に取り組まなくても良いと言った訳ではない。
 勉強の遣れる間が幸せであり、又、勉強をしていられる程に楽なものはないのだ。
 自分が中学、高校に渡っての未成年期であった頃には、父親からはそのように叱りを受けてきた。
 出来る事なら、また子供に返って再び生涯をやり直したい。
 なぜに大人にだけは歳をとって行かねばならないのだろうか。
 一刻一秒たりとも、無駄に過ごしてはならないかのような心境でいる現在の自分。
 なくしてしまった思い出の欠片を拾いながらのように。
 今であったら、あの時に父親から口うるさく言われた事が、今なら素直に受け入れられたかもしれない。
 あの時、今では絶縁となってしまった過去の友人においても、今なら彼に対して素直な気持ちを現せるかもしれない。
 何もかもが、過ぎた後の祭りとなった。もう、これから先へと自ら生涯を進んで行きたくはない気がしてならない。
 先の将来だけに急ぐな! 行くな! 慌てるな!。
 暫くは思いとどまり、振り返るのだ!。

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