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宇城市生活自立支援センター

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宇城市生活自立支援センター

種類・内容 生活困窮者自立支援法窓口
宇城市社会福祉協議会が業務受託
所在地 〒869-0524 宇城市松橋町豊福1786
宇城市老人福祉センター内
連絡先 TEL 0964-32-1135

FAX 0964-27-9973

メールuki.sha-soudan@crest.ocn.ne.jp

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ページ名 宇城市生活自立支援センター 熊本県宇城市()
一人じゃない まずは話すことから始めませんか ■相談して解決策を見つける
今の状態を解決したくても、どうしていいか分からない―。 そんなとき、市では、生活全般にわたるさまざまな困りごとに相談支援を行う宇城市生活自立支援センターが携わります。
◆事例
▽約7年間孤立状態から社会復帰へ-半壊の家で約7年間孤立状態-
実家の木が生い茂り、危ないと近隣から連絡を受けたBさん。行くと弟のAさんが住んでいた。
Aさんとは10年ほど前から連絡がとれず所在も分からなかった。
Aさんを説得し、一緒に生活自立支援センターへ面談に行った。
Aさんは約10年前に仕事中に倒れた後、仕事もできずに家に引きこもっていた。
熊本地震で自宅が半壊し、義援金や非課税世帯給付金などで生活。
電気やガス、水道料金も支払えず数年前から止まっていた。
風呂も入れず、手持ち金は数百円。
-生活自立支援センターの支援がスタート-
年金申請の支援をすると、2年間の遡及(そきゅう)分と毎月の年金が入るように。
仕事はハローワークと連携し履歴書の書き方、面接の練習など就労を支援。
面接を受けて合格、就職し、収入と年金で生活できるようになった。
住まい探しは、アパート情報を提供し、物件の見学に同行。
その後Bさん夫婦に依頼し、連絡先になってもらい住居を確保。
現在は、生活保護に頼ることなく自立することができている―。
▽voice
-命を助けてもらった-Aさん(68)
私は初め、人を寄せ付けない状態でしたね。
みじめな姿を見られたくないし、同情は何の足しにもならない。だから外に出ませんでした。
人に負担を掛けたくなくて、未練もないから餓死してもいいかと考えるほど。
でも、家で死ぬとまた迷惑になるからどうしたものかと思いまして。
姉の懸命な姿をはじめ、センターの方が親身に対応してくれたから前に進むことができました。
サポートがあって今は就職し、周囲の助けのおかげで何とかやってこれています。
当時からすると、今はこの世にいなかった時期。180度違っていて、信じられません。
同じような状況の人にも、ぜひこのような機関があることを知ってほしい。
それで、誰かが私のように救われれば満足です。
◆味方となるセンター
「断らない」相談を念頭に、地域住民のあらゆる生活課題をワンストップで対応する総合相談センター内に位置付けられるのが、宇城市生活自立支援センターです。
社会福祉協議会の組織の1つとして、幅広い年齢層から日々、相談を受けています。
Aさんを担当した同センターの支援員はこう話します。
「Aさんは、電話など連絡する手段がなくて、頻繁に自宅訪問をしました。
困ったときには私たちに相談してほしい、私たちは味方だという思いを伝えたい一心でしたね。
信頼してもらえたから、今があるのかと思います。」
◆ケースごとの対応
昨年度1年間の新規相談件数は121件。
対応するのは、お金、仕事、家族、住まい、暮らしのことなどさまざまです。
それぞれにマニュアルがあるわけではないので、Aさんに対応したのと同じやり方で、皆同じようにうまくはいきません。
「支援させていただく人は、一人一人違った人生を歩んでこられています。
今までの生活を理解し、支援することが大切です。
特に就労支援では、就職という大切な場面に立ち会うことになります。
少しでも充実した人生・未来になるよう一緒に悩んで受け止めることを心掛けています。」
特に支援員は、社会問題と密接に関わることも多いと言います。
印象的だったのは、ひきこもり状態にある子を持ち、自分の年金のみで家計を支える、ある80代の母親から言われた言葉。
「自分が居なくなった後が心配でしたが、相談できるところがあると分かって安心できました。」
いわゆる8050問題。頼れるのが自分だけと悩む母親にとって、センターは子の将来を共に考えてくれる頼もしい存在です。
ひきこもりは、特に時間を掛けた対応が必要になるそう。
それでも、決して無理やりにではなく、なんとか話をしたいと根気強く訪問を続けます。
「本人の気持ちを聞いて、何がしたいのか分かって初めて支援につなげられます。
ただいったんは、生活環境を整えて体力作りから。
急に仕事を始めてもうまくいかず、すぐに辞めてしまうと、それがネックになることもあります。
ステップを踏んで支援を進めています。」
◆自立して生きてくために
支援は与える一方ではないと言います。
「支援者の思いや理想の押し付けになってしまうと、それは支援とは言えません。
提案や助言をすることもありますが、最後は本人に決めていただく、合意を得ることを大切にしています。
より良い人生を送ってもらえるよう、寄り添ってお話を伺い、一緒に考える。
そうすることで少しでも安心してもらいたいと思っています。」
できるだけ自立できるよう、生活保護を受ける前のセーフティーネットになるのが自分たちの役割、と話す支援員。
もう一度生活を戻せるよう、全力でサポートをしています。
〔広報うき ウキカラ 令和6年2月号〕

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