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Center:〔3〕「人材養成バンク」の経験

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〔3〕「人材養成バンク」の経験

〔編集上の注:「『人材養成バンク』の経験」の文章は、元々は〕 「『引きこもり』からの明日をさがして―自立に必要な力と場づくりを求めた二年余―」
(出典『不登校と向き合う―ある学校の13年の奇跡』武蔵国際総合学園(編)朝日新聞社、2001年)に書いたものです。
『引きこもりと暮らす』に所収するにあたり、そのまえがき的な部分は削除したのですが、ここに掲載するにあたり、復元することにしました。
以下の文章はその部分です〕

不登校情報センターには、不登校や引きこもりを体験した若者たちのサークル、人生模索の会というのがあります。
多くは、働きたいのに働けない、人間関係の力をつけたいと今も葛藤している二十代の若者です。
なかには、高校や中学時代に不登校になり、今日まで抜け出せない人もいます。
しかし、社会に出られるように、お互いに対人関係づくりで訓練しあっている場なのかもしれません。
その意味では、ある程度元気さを回復した、前向き状態の人たちです。
高校を中退したままで30歳を目前にして通信制高校への入学や大検受検を考えている人もいます。
高校を卒業していないための不利益、就職用提出する履歴書にある(引きこもりのための)長い空白をどうしようかと迷う人もいます。
私自身は学歴(高卒)がなくても、自分の道を歩めることを望んでいます。
しかし社会の現実で、彼ら、彼女らが遭遇している場面に無頓着に“学歴不要”を主張する気にはなれません。
自分は、高校や大学を卒業して安全地帯に居ながら、人には「学歴なんていらないよ」というのは無責任なのです。
それでも、彼、彼女らが高卒の資格のないことを気にせず働ける場、仕事のできる方法を求めるときの、一人の同伴者として、ドン・キホーテの役を自ら買って出ています。
それはそれで案外おもしろい役回りではあるのです。

  • 以上が削除した前書き的部分です(2011年10月5日)。

Center:(1)人材養成バンクの不燃焼体験
Center:(2)訓練と収入につながる場が必要
Center:(3)編集実務のある文通サークルの誕生

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