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Center:(7)通信制高校生のグループ

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(7)通信制高校生のグループ

穀文くんが「通信制高校生の会」をつくりたいと初めて言ったのは99年3月13日の「こみゆんとクラブ」の交流会のときだ。

駒屋くんのきっかけになったのもこの会だったから、このときの交流会は案外分岐点だったのかもしれない。
3月13日は十数名が参加したが、いま思い返すと話の中心になっていたのは大学生だったように思う。
その環境のなかで、穀文くんや駒屋くんの気持ちが動いたのだろう(?)。
5月に、鎌倉で「不登校・引きこもりの体験発表と交流会」を開いた。

穀文くんとその年長の友人で通信制高校生の田入地くんが、自分の体験を話した。
田入地くんは7年の引きこもりがあるので、なかなかの内容がある。
母親が5、6人。どういう経路で会を知ったのかわからないけれども若者が3人。
全部で12、3人の参加者だった。


この席でも穀文くんは「通信制高校生の会」づくりを口にしていた。
それで、駒屋くんと同じ8月に会い、「通信制高校生の会」の準備をしたのだった。
10月10日、その初会合を開いた。
神奈川県立湘南高校が穀文くんと知人の17歳の女子高生、阿木さん。
平沼高校の2人は、お互いに知らない。
18歳の尾樽さんと19歳の八田くんだ。
埼玉県立大宮中央高校の卒業生大戸さんを加えて5人。
もう2人参加するかもしれなかったが、結局5人だった。
女子高校生は、雰囲気から友人だろうと思って聞いたら、さっき駅の待ち合わせのとき初めて会ったばかりだという。
1時間あまり、いろんなことを話したあと、カラオケに出かけることになった。
そこに2時間いた。
阿木さんは横浜駅前でチラシを配っているところを、声優プロダクションの人にスカウトされ、いまはそのプロダクションに属していると話してくれた。
別れ際、駅のところで阿木さんに「レコード出したら教えてよ」と言うと、「来年2月に出すことになっているんです。東芝EMIです」と言う。
尾樽さんが「わーっ、住んでいる世界が違ってくる!」というのを後で聞きながら、離れた。
こりゃーファンクラブでもつくるかな、と思いつつ。


この通信制高校生の会は、これ1回しか開かれていない。
穀文くんは、2000年3月に湘南高校通信制を卒業した。
実に7年かかっている。
すぐに慶応大学の通信制課程に入学した。
入学後は「通信制学生の会をつくりたい」と口にしていたようだが、しばらく連絡が途絶えている。
別ルートからきくと穀文くんは慶応大学通信制の学友会を居場所に学生生活をたのしんでいるようだ。

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