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(9)高等専修学校(専修学校高等課程)(説明)

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「高卒(同等)の種類と取り方」は1996年発行の『定時制・通信制高校と大検の活用』に書いたものです。今日でも有効ですが一部は古くなっています。全体を調べなおすことはできませんのでこのまま転載いたします。〔2012年9月21日〕<br>
 
「高卒(同等)の種類と取り方」は1996年発行の『定時制・通信制高校と大検の活用』に書いたものです。今日でも有効ですが一部は古くなっています。全体を調べなおすことはできませんのでこのまま転載いたします。〔2012年9月21日〕<br>
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[[学校・支援団体の解説構造]]の「学校関連」<br>
  
 
'''高等専修学校(専修学校高等課程)'''<br>
 
'''高等専修学校(専修学校高等課程)'''<br>

2012年9月22日 (土) 13:20時点における最新版

「高卒(同等)の種類と取り方」は1996年発行の『定時制・通信制高校と大検の活用』に書いたものです。今日でも有効ですが一部は古くなっています。全体を調べなおすことはできませんのでこのまま転載いたします。〔2012年9月21日〕
学校・支援団体の解説構造の「学校関連」

高等専修学校(専修学校高等課程)

目次

①「仕事を教えてくれる学校」の種類

中卒で入れる専門学校は、正式には「専修学校高等課程」あるいは「高等専修学校」と言う。
一般に「専門学校」って言われているのは、高卒以上の人じゃなきゃ入れない、「専修学校専門課程」のことだ。

さて実際に「高等専修学校」に通っていた子は、「先生は『高校だ』」と言うし(「高等専修学校」の略?)、高等専修学校に学校見学に行ったとき、そこの先生に「『専門学校』だけど『高校』です」と「わけのわかんない」説明をされた人もいる。
仕事を教えてくれる学校はみんな「専門学校」だと思っている人も多いかもしれない。
でも、仕事を教えてくれる学校には、いくつかの種類がある。
トリマー養成系の「各種学校」を出た人が、
自分の通っていたのは「専門学校」だと思っていた例もある。
ちょっと遠まわりだけど、そこの説明から始めよう。ここがわかっていないと、「自分の目的に合った学校選び」ができなくなるから。
「仕事を教えてくれる学校」とその課程には、法律によって決められた次のような種類がある。
①専修学校…高等課程(中卒以上対象)。
     …専門課程(高卒以上対象)。
     …一般課程(学歴の規定なし=各学校が課程に応じて定める)。
②各種学校(学歴の規定なし=各学校が課程に応じて定める)。
     …予備校や外国人学校なども制度上は各種学校になっているところがある。
③職業訓練校…養成訓練普通課程(中卒以上対象/高卒以上対象)。
      …養成訓練専門課程(=職業訓練短大・高卒以上対象)。
      …そのほか養成訓練短期課程、能力再開発訓練など。
④高等専門学校…(5年生の中卒以上対象の学校。いわゆる高専)。
⑤高等学校…職業科(商業科、工業科など)。
⑥諸官庁設置学校…通産省など文部省以外の官庁が設置する学校。
海員学校、気象大学校……後出。
このうち「専門学校」の名称を使うことを許可されているのは、専門課程のある専修学校と高等専門学校だけ。
いわゆる専門学校卒(および同等)の学歴は、専修学校の専門課程(専門学校)を卒業した人と、職業訓練校の養成訓練専門課程(職業訓練短期大学校)、高等専修学校(高専)を修了した人が得られる学歴だ。
まぎらわしいのが、専修学校と各種学校の区別。学校名に「専門学校」か「高等専修学校」がついていれば専修学校だってわかって安心だけど、たとえば「○○会計専門学院」なんてなんて学校名だけでは、また、「○○科は高卒以上」なんて入学資格だけでは、そこが専修学校なのか各種学校なのか、それ以外なのかわからないことだってある。
学校案内のパンフレットを取り寄せると、授業時間数のデータがあるので、表3と照らし合わせて判断するのが一つの方法。
よ-く目をこらして、「専修学校」「専門学校」「専門課程」「高等課程なんて言葉がきちんとあるかどうかさがすのもいい。
ほかはこの用語を使っちゃいけないから、使ってあるってことは“当たり”になる。
また、「校舎があるのが専修学校」というのも「専修学校なら学割定期が買える」というのも事実。
有名な学校でも、学校がビルのなかで、ほかの会社やお店と同居しているとか、学割定期の買えない学校は各種学校の可能性が高い。
また、財団法人専修学校教育振興会に電話して、「○○県に『○○経理専門学院』は専門学校ですか? 各種学校ですか?」と問い合わせるのも確実な方法の一つ。

②高等専修学校ってどんな学校?

さて、前置きが長くなったけど、いよいよ「中卒で入れる専門学校」(専修学校高等課程または高等専修学校)の解説。
これからは高等課程と略称する。
専修学校で、中卒以上の人が入れる修業年限1年以上の学校(課程)のことを高等課程という。
高等課程だけの学校もあるし、専門学校のなかに高等課程と専門課程(および一般課程)がそろっている学校もある。
いわゆる高校とは違うけど、内容も通っている人の年齢も職業科の高校みたいなところが多い。
「中卒で入れる専門学校」っていう言葉は、わりと当たっている。
どんなことが学べるかというと、1年制の高等課程は調理師養成系とか、美容師・理容師養成系とかが多い。
2年制の高等課程は看護婦(准看護婦)養成系が多い。
ここまでは、職歴に関係する「仕事の学校」。職歴とか資格取得には役立つけど、「高卒の資格」とは直接結びつかない。
この点もう少しどうにかしてほしいけど、それは別にもう一度考えよう(第4章)。
3年制の高等課程には、職業科の高校みたいに、事務系とか工業系とかいろいろある。
そして、この3年制(以上)の高等課程のなかに、「大学入学資格の取得できる高等課程」「高校卒業資格が卒業時に取得できる高等課程がある。
大学入学資格は、大検合格と同じような感じで、「高卒の資格」とはちょっと違う。
でも、この資格があれば大学だけでなく専門学校にも行けるし、就職のときも、公務員の場合は高卒同等として採用してくれる。
履歴書上は「高等専修学校卒」だけど、進学や就職や資格取得の際には「高卒同等の資格」となるのが、この大学入学資格だ。
これも「大学入学に関し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者」という文部省告示によるものだ。
この資格を使って、実際に大学や専門学校に進学を果たした人もいる。
大学入学資格の得られる高等課程は、
「①文部大臣の指定を受けた、②修業年限3年以上、③卒業に必要な総授業時数が2800単位時間以上、④卒業に必要な普通科目(国語・数学・社会など)の総授業時数が420単位時間以上」の高等課程だ。
全国に300校(課程・学科)近くある。
同じ学校に複数の高等課程(課程・学科)がり、大学入学資格が取れる学科と取れない学科が同居していることもある。
学校名だけでなく、学科名のチェックも忘れずに。
近くの学校を調べるには、①高校の先生に聞く、②出身中学の先生に聞く、③公共職業安定所に聞く、④財団法人専修学校教育振興会に聞く、などの方法がある。
高等課程は、主に高校生と同じ年代の人が集まった学校だ。
それを意識して、特に3年制の学校の場合、見かけは高校みたいな学校も多い。
制服があり、校則がきびしく、服装・頭髪検査はあたりまえ、出欠席にうるさい学校も少なくない。
その逆に、ミニ大学って感じの伸びのび学校もある。
かかる費用はどこも私立学校並み(数は少ないが公立もあり安い)。
どの学校が合うかはあなた次第。学校見学などにいったり、数校を比較したりして、「ここ!」と思える学校を見つけること。
それと、どんないい学校でも、自分の興味に合った学科を選ばないと、後悔することになる。高卒の資格を取るための勉強は全体の6分の1程度。
ほとんどの授業は、その課程が目標とする「将来の職業」直結の勉強になるからだ。
どんな学校がいい学校かは行く人の個性によっても違ってくるけど、「学生数・授業数が専修学校の規定どおり」「全員が学べる設備がある」「専任教員数が多い」「進路指導がきちんとしている(進路指導担当教員がいて、資料の整った進路指導室があって、無料職業斡旋所として職安に登録されている)」「校舎と学割がある」くらいは押さえておきたい。
学校選びに関しては、「いい専門学校の選び方」を書いた本も参考にできる。

③「高卒(同等)の資格」が取れる仕組み

どんな高等課程で「大学入学資格」「高卒資格」が取れるかは、前に書いたとおり。
その仕組みは、学校によって違う。
一つは、その学校に普通科目担当の先生がいて、その先生が教えてくれる場合。
もう一つは、通信制高校と連携して(連携校という)、通信制高校の勉強(レポート作成)と高等課程の学習を併修する場合。
前者の場合は、高等課程で取った単位の一部が、後者の場合は通信制高校で取った単位(と高等課程で取った単位の一部)が、通信制・単位制高校で高卒の資格取得に必要な単位数として認定される。
だから、もし高等課程を中退した場合でも、その単位を生かして通信制高校や単位制高校に転・編入できる可能性もある。
また、通信制高校と高等課程を併修するシステムの学校の場合、通信制高校で修得した単位は、大検の免除科目に加えることができる。
さらに、通信制高校と提携した高等課程の場合、卒業時には、高等課程卒業資格と連携した通信制高校の卒業資格=高卒の資格が同時に取得できることになる。

④高等専修学校の転編入と受験の方法

高校と高等専修学校は、学校の種類もカリキュラムも違う別の学校だ。
だから、高校からの転・編入の可能性は少ないが、できる学校もあるのでまずは相談してみよう。
ただし、希望の学校への転・編入システムがない場合、あるいは転・編入できる学校の場合も高1の単位がほとんど取れていない場合は新入生(再受験)扱いとなる。
受験に当たって注意してほしいことは、まずは年齢制限。法律上は「中卒以上」と決まっているが、「年齢の上限を設けてはいけない」という規定はない。
だが、「18歳未満」「高校一浪まで」などと、受験できる年齢を制限している学校もある。
また、受験日程は学校によって違う。
高校より早い場合もあるので、希望する学校に早めに問い合わせてほしい。
ほとんどの学生を中学からの「推薦」で集め、一般受験枠の少ない学校もあるので注意が必要。

(1)高校卒業資格の意味(説明)
(2)定時制高校(説明)
(3)単位制高校(説明)
(4)通信制高校(説明)
(5)大検(大学入学資格検定)(説明)
(6)全日制高校(説明)
(7)盲学校・聾学校・養護学校高等部(説明)
(8)外国の学校(説明)
(9)高等専修学校(専修学校高等課程)(説明)
(10)海員学校(説明)

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