北星学園余市高校から『北星余市の寮・下宿』(2016年度)というA5版40ページのパンフレットが送られてきました。同校は生徒を全国から受け入れており、その生徒の生活拠点として余市町内に置いている17か所の寮・下宿を紹介したものです。学校が設立しているのではなく、町中の人が学校と協力して運営しているもので“指定寮”となっています。こういう形なら高校の存在が地域おこしに有効であるとわかります。
生徒の受け入れは10名前後が多いですが、3人の下宿先から20名の寮までバライエティ―に富んでいます。男子寮が11か所、女子寮5か所です。
管理人のおじさん、おばさんの話が載っていて雰囲気が伝わってきます。写真も交えて家族と離れてくらす生徒たちの様子が描かれています。…
進路先として北星学園余市高校を考えるときには、ぜひ参考にしてほしい貴重な情報です。学習面だけではなく、10代後半の子どもの成長にとって生活の場、対人関係の場としての役割をよく表しています。