大人の引きこもり教室の1年

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大人の引きこもりを考える教室を昨年5月から継続してきました。従来の親の会を発展的にしたつもりです。そしてちょうど1年がすぎました。
教室は初めに15分から20分のレクチャーをします。そのあとは参加者の状況の報告を受け答える、参加している人から意見を聞くというスタイルでした。
この形は基本的に継続していますが、最後の2、3回は崩れているというか変則になりつつあります。

まず、最初のレクチャーのテーマが10回ほどで一巡しました。それに代わるものとして情報センターの取り組み、様子を話しています。引きこもりからの出口には訪問や居場所の役割が欠かせません。情報センターの様子を話すのはそのためです。それをレクチャーするようになりました。固定的にそうするつもりはないのですがその要素を織り交ぜる方向になります。

次に、参加者の交流部分です。一応の共通理解、他の人の実例を聞きながら自分の家族の問題を考えるのがここの役割です。それは最後は親との個別的な状況について対応をつめて話さなくてはなりません。その部分を教室という場で行うにはあまりにも個別的な事情になります。前回はこの部分を別にしましょうとして何人かに話しました。
仕組みとして毎回1人は、教室終了後に個別に話すつもりでいます。そう出来たこともありますが、全体としてはまだです。

もうひとつ意識していることは、家族同士で話し合う機会を持つことです。それには教室という場を離れた方がいいと思います。たぶん前回はそういう場ができたと思います。

これからの教室の運営を考えるとき、以上の3点を意識していくつもりです。
こういう1年間の教室の運営で、私がご自宅を訪問したり、代わりの人が訪問したり、2人で訪問するなどの方法も出来てきました。全てに一人では対応は出来ませんが配分しやすくなってきました。さらに改善する面もありますが、いまのところ15人以内の参加で可能な状態です。

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