冊子『文通ボランティア』を制作・発送しました

冊子『文通ボランティア』をつくり、100名近くに発送しました。
内容は文通ボランティアの自己紹介が中心です。
りょうこ、蒼井咲子、二条淳也、葉月、眠り猫、無地か、rumi、まこ、アリス、合計9名、内8名が女性です。
これに「文通の方法と手続き」を加えて、合計20ページの冊子です。
配るときはこれに文通投稿用の用紙1枚を挟んで渡します。

この文通は従来から取り組んでいるものですが、文通ボランティアの人を核に発展をめざします。広くは対人関係が苦手な人をつなぐことですが、特に引きこもりの人が誰かとつながる形になればいいです。文通ボランティアには女性が多くなるのが特徴です。引きこもりには男性が多いといわれますが、女性は目立たないのであって男女差がそう極端に違うわけではありません。
しかし、文通においては女性の比重が多くなるのは確かでしょう。
冊子希望者には、送料込み200円でお送りいたします。郵便切手か郵便為替などを同封して注文してください。

ポラリス通信1月号ができました

『ポラリス通信』12号(1月号)ができました。
内容は新年のあいさつです。
これまでの1年間の取り組みを総括的に評価することになりました。
居場所活動としてのホームページ制作、事務作業グループ、当事者のブログ、製本教室など。親の会、訪問サポート活動、相談活動、文通…などの様子を3ページにわたり書きました。
1月の予定も書きましたが、14日(火)の予定を落としています。この日は1時から製本教室、3時ころからセルフサービスカフェをします。
7月末に事務所を移転しました。これが今年最大の出来事だったのですが、その前後の様子からすると移転は肯定的に見ることができます。

これから正月期間に作成したいものに、「文通と手紙活動の案内書」があります。こちらのほうが大仕事です。できればもう一つ「質問と回答コーナー」の質問(約150項目)をまとめ、冊子にして回答者候補に配れるように準備をしておきたいです。さてどこまでできるか(?)です。
また1月1日から、“訪問サポート”の予定が入りました。元旦の予定は初めてです。

メンタル相談施設に療法説明をお願い

今日の事務作業グループの内容は新しいものが加わりました。
すでに紹介しているメンタル相談施設に「独自に使用する症状や療法等に関する用語の説明」をお願いしました。12月14日に書いた「メンタル相談に使われる用語の説明をお願いする企画」の実行になります。年が明けてから実行かと思いましたが、前倒しです。
説明の依頼する言葉はどう書けばいいのか意見交換をしました。たとえば夢分析、NLP(神経言語プログラミング)、フラワーレメディなどは比較的よく行われる療法です。
それを「夢分析を説明してください」というのでは、答えるほうは何を聞かれ、どう答えるべきかわからない、質問の意図が伝わらないと思います。聞き方に工夫がいるのです。
①同じ療法(用語)には、同じ質問のしかたをするのか、②それとも違った質問のしかたを工夫してどれが答えやすいかを確かめる、という2つの方法が思い浮かびました。各施設により独自色があるかもしれません。今回は各自が質問を考え、それをお願い文にしました。
今後を考えると、よく使われる療法(用語)の一覧をつくり、それぞれの療法の聞き方の見本をつくることになるかもしれません。
今年最後の事務作業グループの参加は4名でした。来年は1月8日(水)が初作業日です。

コミティア107参加案内書などの参加資料が届きました

2月2日のコミティア107(東京ビッグサイト会場)に出展します。その参加案内書などが届きました。スペースNO.は「ふ140」、名称は「製本教室はじっこ」です。
全体の参加サークル数は3500ぐらい、見つけるだけでたいへんかも。
参加案内書によるとサークル通行証(3名)があると、一般参加とは別に早く入って準備できます。サークル参加者は出展コーナーに2人が座れます。参加案内書を見るといろいろな参考や注意がわかります。3名以上でも一般参加として入れますから交代で場内を見て回ればいいと思います。
出展作品は10作品以上になります。まんが・アニメが中心なので文字中心の作品は多く売れることはないでしょう。参加費5000円は回収したいところですが…。
まんが・アニメなどの絵作品を創作している人の参加を求めます。創作をしている人は連絡をしてから、できれば作品をもって来てください。作品集などが新しく追加できればいいです。

準備のために1月14日(火)午後1時から製本教室をします。
作品の増刷などをしながら、参加案内書を見るのがいいでしょう。
3時ころからOさんが来られてセルフサービスカフェになりますので、それまでには終了にします。

引きこもり支援の相談室を開こうとする人が来ました

Sくんと一緒にカウンセラーさんが来まして、引きこもり支援をしたいがどうすればいいのか話しました。
引きこもり当事者が自分から動くことを期待することができません。そういう状況でどこからはじめたらいいのか、方法や可能性を話しました。
拠点が大事です。しかし事務所を借りる方法は支出が確実に増えて長続きしません。
いまはネットがありますから、それを利用するのはごく自然です。ただそれで何かが始まるものでもありません。どんな方法があるのか…。いくつかを提案したので、ランダムに箇条書きをしてみました。
(1)地域の社会福祉協議会が開くイベントに参加し、つながりをつける。
(2)不登校情報センターの引きこもり親の会などに参加して、引きこもりの人の実際の様子を聞いてみる。参加可能な親の会は他にもいくつかありそうです。
(3)引きこもり体験者の話を聞く場を設ける=Sくんなど体験者で話せる人はいます。居住地の公民館や社会福祉協議会に持ちかけ小集会の形がいいようです。
(4)個人名ではなく、相談室名などの名称が必要です。
(5)当事者よりも家族が動くことが多いです。そこを意識して取り組みます。
(6)ネット利用といっても、固定的なホームページでは見る人は増えません。ブログやFacebookなどの書き込みを増やしていくものがいいでしょう。
参考になれば……。

Facebookはわけがわからず難しい

よく理由はわかりませんが、急にFacebookの「いいね」が十数人から寄せられました。思い起こせば少し前にも同じようなことがありました。3週間近くで50%ほど増えています。
どういうことなんだろうとFacebookの不登校情報センターにログインしようとしたところできません。IDかパスワードを変えてしまったようです。再登録のためアカウントとかいろいろやろうとして力尽きました。結局ログインできないままです。
どんどん「いいね」が勝手に増えるFacebookを放置したままにする事態が続きそうです。Facebookはわけがわからず難しいです。すみませんがFacebookで連絡を取ろうとする方はそれができませんので、通常のメールでお願いします。open@futoko.info です。

 

マニアックがつくる不登校情報センターのホームページ

イイトコサガシさんのおかげでコンボ(地域精神保健福祉機構)から『こころの元気+』11月号が送られてきました。
特集は、冠地情さん(イイトコサガシさん)プロデュースの「発達障害のことを知りたい」です。
そのなかに「発達障害のイイトコサガシ~3つのワード」があり、読みました。3つのワードは、「なんてったってマニアック」、「愚直なまでの律儀さ」、「それでも健気に生きている」。書かれたのは札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがるの加藤潔さん。
いずれもアスペルガー気質の私には思い当たるワードなのですが、たとえば…。多数よりも少数が好きでした。強いほうよりも弱いほうに味方をしがちでした。金持ちよりも貧乏を選びました(?!)。困っていそうな人がいると助ける感情はない(?!)のに、手を差し出していました。まあ、そういう面はあるのです。

「たまたまヒットしたマニアックな分野が、その時代やその地域の求める希少価値とマッチしたかどうか」、いまの不登校情報センターの大きなサイトができました。不登校や引きこもりが偶然に私のマニアックな事典つくり関心と合流したのです。少し前からそうであると気づいていました。しかもまだ発展中です。来年はもう一段レベルアップしたものをめざします。ホームページ作りの技術的なことはほとんど素人です。いわば四則計算を積み重ねることで、微積分の計算で考える構造をつくるわけです。なんてったってマニアックなんですから。通所して来る引きこもり経験者たちはこれに根気よく付き合ってくれます。感謝、感謝です。

対称的な3つの新しい居場所の状況です

今日の事務作業グループは参加者5名になりました。
年末までには25日(水)と27日(金)のあと2回あります。今年になって始めた当事者の居場所として定着しました。これを継続し、発展させたいと思います。作業前または終了後にすることがあるといいでしょう。パソコンを使う、カラオケに行く、これらが候補かもしれません。
今日は1時間ぐらいの雑談でしたが、80年代のポップ・ロックから最近のAKBまでのことが中心であちこちに飛びました。

火曜日の「セルフサービスカフェ」は11月ころに始まったものですが、どうなるのかはまだわかりかねます。1月14日はOさんが来られます。その毎月の第2火曜日は何とかなるでしょう。他の火曜日を有効活用する方策が求められます。ボランティアの応援者はいないでしょうか。

もう一つ新しく始めたことに「製本教室」があります。
回数としては春から始めて3回です。
創作活動をする人のよりどころにするつもりですが、まだ未知数です。
来年2月2日のコミティアに「製本教室はじっこ」サークル名で出展します。それに備えて出展・販売作品を制作する第4回の「製本教室」を1月に開かなくてはなりません。

創作をしている方への提案について

ときどき物語を創作して送ってくれる方がいました。
作品が数点になったので、今年になってから取り組んでいる冊子・本づくりの製本教室にあわせて、「まとめせんか」と提案しました。
しばらくしてから返事をもらったのですが、「辞退します」というものでした。
「あれ? またやってしまったかな」という思いがわいてきました。
以前にも似たようなことをしたことがあるからです。
*「2009年12月ー作品の公表が意味すること
一方、すでに何かをしている人は、その状態に合った提案を受け、目の前にそれが提示されると、考えやすく動きやすいと思うこともあります。
今回のこととあわせてみると、していることと状態の見きわめの判断、個人差、タイミングなどが関係し重なっているのでしょう。こういう空振りを含めて今後もこのような提案をしていくつもりでいます。
提案に乗れないときは、あっさりと辞退します、ダメ! と答えてください。支障はありません。
提案を受けて、少しズレている、何かがたりない何かがいらないときは申し出てください。実現のしかたが明確になります。