広域通信制高校ウィッツ青山学園高校の就学支援金不正を契機に、文科省はガイドラインを作成するようです。毎日新聞5月20日夕刊にその記事「広域通信高『質』確保へ」が出ました。
数日前に担当の記者さんから取材を受けていました。その話を元に私のコメントが16行ほど載りました。取材は30分以上あったのですが16行では具体的なことは何も書かれていません。特に教育内容に関することは、記事の本文でも触れられていません。
話した内容の大筋はだいたい覚えています。少し時間をおいて詳しく書いてみるつもりです。
月別アーカイブ: 2016年5月
出張理容師など専門サービス職に紹介情報を依頼
16・17日に「出張理容師・美容師など専門のサービス職」への情報提供依頼を行いました。
依頼先の件数は次の通り。( )内の数字はFAXによる依頼を示します。
訪問理容師・美容師12件(6件)、訪問歯科6件(1件)、出張メガネ2件(1件)、身体療法師1件の合計21件です。
身体療法師は、整体、鍼灸師、オステオパシーなどを含むものです。この事前情報が少ないので、事務作業グループで調べます。そう考えてキーワードをピックアップしてみました。整体師、柔道整復師、あんまマッサージ指圧師、カイロプラクティック療法師、オステオパシー、理学療法士、作業療法士、アロマテラピー、言語聴覚士、精神保健福祉士、看護師…など医療者、代替医療、医療類似行為などの従事者が出てきました。さらにスタイリストとかヨガ教師など次つぎと思い浮かびますが、作業の結果を待ってからにします。
すでにサイト内にある、訪問カウンセラー10件、身体療法師1件(鍼灸師)を含めて、「家庭教師・訪問活動」のカテゴリにまとめられると思います(カテゴリの名称変更になるかもしれません)。
ユニバーサルな性格を持ち始めたサイト情報の広がり
不登校情報センターのサイトが徐々にユニバーサルな性格を持ち始めています。
(1) 起点は、不登校、ひきこもり、発達障害です。それに周辺事情がいろいろと加わりました。
(2) ユニバーサルな性格を強め始めたのは、昨年秋からのアマゾン本のアフィリエイト紹介、それに続くアマゾンの商品紹介(ひきこもり生活充実展示場)からでしょう。
(3) 地域ページである都道府県、市区町村ページをそれ自体として充実する方向を考えました。もともとは各自治体単位内にある学校や支援団体をまとめるページでした。
そこに都道府県庁、市区町村役場の所在地図(Googleマップ)を掲載しつつあります。
*Googleマップの採用は、学校・支援団体の紹介ページにも広げます。
(4)今年の2月からは、様子見ながら「周辺ニュース」を紹介し始めました。
本気でこれに取り組み、記事毎にテーマと自治体を分類すれば影響の大きなものになります。そこに一直線には進めばユニバーサルな性格をめざす原動力になります。
しかし、そうするには難問があります。
1つにはこれを系統的に追求する体制が求められます。2つ目は当面どこまで広げるのか、その目標設定の問題があります。
(5)ユニバーサルな性格を広げるために、不登校、ひきこもり、発達障害に関わる商品紹介に続いて、サービス分野の紹介に着手しました。
このように昨年秋から動きは始まったのですが、(2)から(5)までがユニバーサルな性格づくりに関係します。特に(4)「周辺ニュース」をどう扱うのかが左右します。「サイトを収入源にする」方向ならばそちらへの移行は避けられない気もしています。
このサイトにユニバーサルな性格をもちうると初めて感じたのは、2012年後半です。アドセンスを通して入る商品・サービスの広告が、不登校や引きこもりの範囲を超え始め、不動産広告や保険などが入るようになりました。これがヒントでした。
また、2012年ころ読んだ本からプラットフォームの考えを知ったことも関係するでしょう。
平井駅前パン屋さんのタイムセールがすごい
とっぴさ、強引さに笑えるゲーム交流会
ゲームでは、テレスタレーション(ゲーム名が?)がいちばん笑えるようです。
この日は6人がこれに参加。各自に与えられたテーマ(具体的なものから抽象的なものまで)を、1分で即席の絵を描きます。それを次の人に回し何を描いているのか、解釈し表記します。その次に回ってきた人は、その解釈を絵に描きます。こうして6人を回ったところで終了。
これを3回したのですが、1回目の私のテーマは「シーソー」。比較的簡単で4人目まではシーソーで伝わりましたが、5人目に激変があって最後の解釈は「変態」!。
2回目は「高山病」…これを絵にすることは難しくて、富士山のような高い山と、横に寝た状態の人(ほとんど線で書く)と119の数字(救急車!)と病院を示すマーク(†)を並べました。これでは高山病は伝わらない予想しましたが、その予想通り次に回した人の解釈は「昇天」のようなことに…。高山病を絵にすることは誰にとっても難しいですからこんなんでいいんです。とっぴ、強引が求められ、許され、そうするしかない!
3回目のテーマは何だったか忘れました。(ラー油、思い出した)
同時に6人が別のテーマで描いて回します。1回あたり超短時間の絵を6人×3回描き、同じく18回の解釈をします。短時間で描き、解釈すると、どうしたってずれが出ます。上手く伝えられない(伝言=テレ)わけですが、そのとっぴさが笑えるわけです。絵が上手ければ上手いなりに感心し、下手ならば下手なりの発想に納得がいく。
4時ごろから7時半までのゲーム交流会でした。否応なしのつじつま合わせの巡回物語づくり、数字の順番に並べながらマイナス点を引き取るタイプ、イメージを配布された5枚のカードから選んで誰が出したカードなのかを当てるもの、…すべてゲーム名を知りませんがどれも楽しめます。
参加者は途中退席、途中参加があって8人。Grahaくんは始まる30分前に日本を離れる友人の見送りに出かけて参加できず。ゲーム交流会は毎月第2土曜日午後4時から定例になりました。次は6月11日です。
サ-ビス業の情報用紙にコメント欄「気づいたこと」を加えました
出張理容師・美容師など専門のサービス職を紹介する情報を集めます。事業所・施設への情報提供の依頼状と情報提供用紙の2種類の文書案を用意しました。
その文案に基づき金曜日の事務作業グループは事業所・施設を探しました。事前調査で高齢者や障害者を対象のところが多いとわかります。対象を絞って探すためにそれぞれが工夫しました。「訪問サービス」に加えて「ひきこもり 訪問サービス」をキーワードにするなどです。調べた事業所・施設は1件ごとカードに記録しました。
また、作業で感じたことにより情報提供の依頼状と情報提供用紙を少し改善しました。ひきこもりの当事者にとっては、カウンセラー等の訪問は支援を受ける感じがあり抵抗感がでる。しかし、散髪に来る理容師や歯医者なら支援を受ける感じがない。それがいい、支援なんて元々受けたくはないから…。これに類する意見はよく聞きます。
“支援”を感じさせないこの職種の人からの意見を聞いてみたい。接触するヒントを知る手がかりです。そこで、情報提供用紙に1項目加えました。「仕事でひきこもり的な人にかかわり気づいたことなどのコメント」というものです。これに回答をいただければカウンセラー等とは違う視点からひきこもりへの対応方法の参考になるかもしれません。
久しぶりに外出するときに着る物はどうする
長くひきこもっている人が外出をすすめられ、自分でもその気になったところで気付いたのは「何を着て出るか」。
問題は手に入れるのは「どこで? どの店で?」。
「ユニクロは?」の答えに…「他は?」(ユニクロはわかっているので、それ以外を聞いているようです)。…
TOMMYヒルフィガー、無印良品、イオン、ヨーカ堂かな。ムラサキスポーツ(ムラスポ)…地味目のものなら。
ギャップ、エディバウアー、ジーンズメイト、ライトオン…ちょっと高いけれども、「金があるなら、着こなす技術が低くくても買う物はあります」。
東京の総武線沿線にいる人ならリサイクルショップ「たんぽぽハウス」…使いこなす(着こなす)技術があれば超やすく買うものがあります。
不登校情報センターのサイトに「ヒッキー生活充実展示場」をつくりました。
そこにアマゾンの通販商品を「外出の装備品」で紹介しています。
〔外出の装備品〕
http://www.futoko.info/…/%E5%A4%96%E5%87%BA%E3%81%AE%E8%A3%…
体験記「ひきこもりやすいネット時代」
先日の「ひきこもり大学in下町」に参加した1人が訪問サポート・トカネットの登録に来ました。担当の藤原さんと数時間話したのですが、帰ったあとで自分の体験を含めて、ネット社会との関係、感じていること、基本の対処法などを、書いてくれました。
体験手記というよりは、この時代に生きる若者を1観察者としてみたレポートというのが当たっています。ペンネーム(ハンドルネーム)を「観察」としているあたりに、ご当人の意識もそのあたりにあるとうかがわせます。
1観察者としての目(視点)が、本人目線であったり、周辺目線であったり移動しています。あまり気にしないで読んでみてください。
〔ひきこもりになりやすいネット時代に生きてます〕
http://www.futoko.info/…/%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%93%E3%82%…
出張理容師・美容師などを探して紹介する予定です
事務作業グループは新しい企画の準備をしました。テーマは出張理容師・美容師、訪問歯科医など「引きこもる人の日常生活を助ける職業」を探して、サイト上で紹介することです。
このテーマの行動面のキーワードは、出張、出前、訪問、往診、在宅(居宅)です。これらのキーワードで調べているうちにアウトリーチや同行もキーワードになると気づきました。
職業面の対象は大きくみると2分野あります。
(1)引きこもる人の状態を心理的・身体的・社会的に改善する職業。訪問カウンセラー、出前整体師、往診する精神科医などです。これはこれまでにも情報紹介のために探してきたものです。ある程度はサイトに紹介ずみです。
(2)引きこもる人の日常生活を助ける職業。理容師、美容師、歯科医、メガネ店、ヘルプデスク、など。新たな企画の対象とするのは、この(2)に当たる職業です。
どういう位置づけになるのか。カテゴリ「ヒッキー生活充実展示場」の構成部分になります。このカテゴリは今年になって立ち上げたページで、小さなポータル化してきました。テーマを設けてアマゾンの194種類709点の商品を紹介しています。たとえば手芸家風の生活、自力の移動手段、自宅園芸栽培家など21のテーマを設けました。しかし、主に女性用テーマのアクセサリ―など7つのテーマは空白のままです(女性の協力がいります)。
新しい企画は、この「ヒッキー生活充実展示場」において、商品ではなくサービス(主に対人サービス)を紹介するものです。サービス紹介のしかたは、アマゾンによらず直接のサービス提供業者、またはサービス提供の個人を考えています。実際にどうなるのかはこれからの展開にかかります。
調べてみたところこのようなサービスはすでにあります。事業展開している多くは高齢者と障害者を対象としています。すなわち理容師、美容師、歯科医、メガネ店はすでに出張、訪問などの名前で高齢者や障害者を対象に活動を始めています。引きこもりを含むより年代の低い層に広げるように促進する意味合いを持つ取り組みになりそうです。
企画の取り組み方は、アマゾンの商品紹介のようにはいきません。学校や支援団体の紹介情報を集めるのに似ています。職種に見合う内容の質問用紙をつくり、各事業所に送り、情報提供の形で返していただく方法です。
「家庭教師」紹介で情報集めをしたことは、訪問を伴うこの種の情報集めの先行事例になるでしょう。
〔理容師などの対人サービスの専門職情報〕用紙
http://www.futoko.info/…/%E7%90%86%E5%AE%B9%E5%B8%AB%E3%81%…